「プロバビリティ・ムーン/サン/スペース(3部作)」 ナンシー・クレス
先週の旅行中に読んだ本 シリーズ その1.
先月読んだ中編集「ベガーズ・イン・スペイン」が面白かったので、久々にSF大作のこの分厚い3冊を。
設定は、謎の異星文明が残した、ワープ・トンネル網でつながった恒星系を人類が探検していくと、なぜかあちこちに人間に似た文明があって、という よくあるヤツです。お話は、そういう世界を大型宇宙船で交易するのが普通になっていたら、全然人間とは違う別の異星人と戦争するようになっている、という 状況の中からはじまります。 この設定の元祖はある有名なシリーズなんですが名前が思い出せない。
というありがちな設定なのですが、3冊の連続したストーリーが全然違うタイプのSFになってます。
1巻目「* ムーン」は、文化人類学的 中世的 異文化遭遇もの。物語はある惑星の地球の中世に似た程度の文明を探検するお話。この星の人間は髪の毛が首に生えている以外にもう一つ変わったことがあって...... というお話。
2巻目「* サン」はその惑星で発見されたワープ・トンネルを作った謎の文明と同じ製作者による「物」の正体をめぐる天才マッドサイエンティストが活躍するハードSF。途中で目くらましの「ストリング理論」とか出てきてもっともらしいです。
3巻目「* スペース」は、その天才科学者の高校生の娘が誘拐されるところから始まる、少女大冒険スペースオペラもの。相当にご都合主義なのがそういうジャンルなのでしょうがないですよね。
と3冊で3種類の味が楽しめて飽きない物語です。中心になっている謎の古代文明が残したワープトンネル網と、なぜあちこちに人間ににた生物がすん でいるのか、という謎は完全には解き明かされないままにこのシリーズとしては続きが書きにくい状態で終わりますが、この設定の別のシリーズが期待されま す。
1巻目ののろのろ進む文化人類学SFのところで脱落しなければ後は楽しめます。
先月読んだ中編集「ベガーズ・イン・スペイン」が面白かったので、久々にSF大作のこの分厚い3冊を。
設定は、謎の異星文明が残した、ワープ・トンネル網でつながった恒星系を人類が探検していくと、なぜかあちこちに人間に似た文明があって、という よくあるヤツです。お話は、そういう世界を大型宇宙船で交易するのが普通になっていたら、全然人間とは違う別の異星人と戦争するようになっている、という 状況の中からはじまります。 この設定の元祖はある有名なシリーズなんですが名前が思い出せない。
というありがちな設定なのですが、3冊の連続したストーリーが全然違うタイプのSFになってます。
1巻目「* ムーン」は、文化人類学的 中世的 異文化遭遇もの。物語はある惑星の地球の中世に似た程度の文明を探検するお話。この星の人間は髪の毛が首に生えている以外にもう一つ変わったことがあって...... というお話。
2巻目「* サン」はその惑星で発見されたワープ・トンネルを作った謎の文明と同じ製作者による「物」の正体をめぐる天才マッドサイエンティストが活躍するハードSF。途中で目くらましの「ストリング理論」とか出てきてもっともらしいです。
3巻目「* スペース」は、その天才科学者の高校生の娘が誘拐されるところから始まる、少女大冒険スペースオペラもの。相当にご都合主義なのがそういうジャンルなのでしょうがないですよね。
と3冊で3種類の味が楽しめて飽きない物語です。中心になっている謎の古代文明が残したワープトンネル網と、なぜあちこちに人間ににた生物がすん でいるのか、という謎は完全には解き明かされないままにこのシリーズとしては続きが書きにくい状態で終わりますが、この設定の別のシリーズが期待されま す。
1巻目ののろのろ進む文化人類学SFのところで脱落しなければ後は楽しめます。


