ロードバイクを待ちながら -182ページ目

五色まき

先週の栄村サイクリングで、下りカーブで転倒してしまったのですが、足にちょっとかすり傷がついただけで、とくに問題なく走ってきました。帰ってきて自転車をよく見るとハンドルに巻いてあるバーテープがボロボロになってました。ハンドルから地面に落ちたようです。

この自転車 Dedacciai Starada Assoluto RC は丁度去年の栄村のときから乗り始めたので一年乗ってきたわけです。その間、白いバーテープを交換してなかったので、かなり黒ずんできていたので、そろそろ交換しようかな、と思っていたところでした。

確か、交換用のテープを買ってあったはず、と探すと、出てきました。が、なんか非常に派手な5色のものでした。なんで、こんなの買ったのか思い出せないのですが。

バーテープ巻きは、結構コツがあって、なかなか綺麗に巻けないのです。

今日は、Web にあった、「バーテープの巻き方」をよくみて参考にして巻いてみました。

バーテープの巻き方 パーフェクトマニュアル (CB-ASAHI)

こんな感じに巻けました。今回は割とうまく負けたほうです。プロレベルではないですが。SILVAのロゴが一応きれいに並んでいます。

それにしても派手です。青、赤、黒、黄、緑の5色巻。微妙にどこの国の旗の色にもなっていない国際色豊かなデザインです。

全体だと、こんな感じになります。これで、遠くからでも自分の自転車がすぐわかります。イベントの写真を探すときも便利かも。

この巻き替え作業は午前中に家の前でやっていたのですが、暑かった! 

午後は、西小山と二子玉川の自転車屋さんにシューズを買いにいったのですが、ちょうどいいのがなかったので、今度は新宿の Y'sに言ってみます。クロモリ車のブレーキとか、夏用の保冷ボトルとか、次のバーテープとかを買って帰りました。暑いですが、自転車は走っている間はやや涼しいです。


帰ってきてハンドルを見ると、早くも黄色の部分のロゴが消えかけてるではありませんか!そういうもんなんですか、 SILVAさん!



栄村 敵はストーブだった

今年も参加してきました。「ぐるっとまるごと栄村100キロサイクリング」。

長野県と新潟県の境にある「秘境 秋山郷」などのあたりを一周する自転車イベントです。お気楽そうな名前に反して、全行程ほぼすべて坂道、ところどころに激坂ありの厳しいコース設定です。

去年は灼熱の好天気だったのですが、今年は...

去年に続き、自転車仲間のKさんの車に乗せていただいて土曜に栄村に到着、名産「へぎそば」を食べたり、コースを車で試走してみて「げっ、ここ登るのかよ」とかいいながら盛り上がってました。

当日 朝6:45分、スキー場出発です。

スタート30分前。快晴です。

スタート直前。早くも怪しい雲が! 10人づつのグループで1分間隔で約400名出発!

快晴だとつらいこの季節、ちょうどいい曇り空のもと、それぞれのペースで坂を登ります。

こんな楽しいエイドステーションも。この大会は、非公式なエイドステーションが、あちこちにある、村をあげての手作りイベントです。きゅうり、スイカ、トマト、ネクタリンなどとれたての野菜や果物がどんどん出てきます。


苗場山(?)を望む絶景ポイント。もうちょっと天気が良ければね。

と思っていたら、ポツポツ降り出しました。あわてて、iPhoneをジップロックにしまい、ウィンドブレーカーを着用。

次の「切欠温泉」エイドステーションにつくころにはがっつり雨降りです。しかも、ここから本日最大の激坂を登るのです。どうも、ここでリタイアした人がかなりいたらしいです。 私とKさんは心折れそうになりながらも雨のなか登りました。


こんな感じです。坂道が川になってます。恐ろしいことに下り坂もこんな感じなのです。

心身ともに疲れ果て、寒さと眠気で、倒れそうになりながら、65キロ地点の折り返し点のエイドステーション到着。私はこのイベント参加者では一番遅い部類なのですが、この時点でこの場所に20人ぐらいいたでしょうか。



地元の案内所のような建物に入ると、なんということでしょう、ストーブが点けてあるではありませんか!さらに熱いコーヒーまで振る舞っていただきました。もうすっかりリラックスして体を温め、濡れた服を乾かしたりして30分以上滞在してしまいました。ありがたいことに、そとに出ると雨はほぼやんでました。

帰路に向かうと、第2のトラップが!

焼きだんご屋さんです。これは通り過ぎることができません。一串いただきました。おいしかった!

ここからまた登り下りを繰り返しながら、朝通った、全行程中唯一の平坦な畑の区間に戻ってきました。

また青空が見えてきました。ここの景色は「日本の夏休み!」という感じです。このちょっと荒れた舗装とか、電柱の並び方とか、いいなあ。

本来、このイベントは最後から2つ目の「北野天満」というところを午後2時半に通過しないと、失格(回収車に乗せられる?)のはずだったのですが、私とKさんがそこについたのはもう3時過ぎでした。どうも、雨のせいで遅れた人が多かったので延長してもらえたみたいです。

そこからもまだ登りがあって、ノロノロと登っていると、後ろから、徐行運転の車の音が聞こえます。途中で追いついてきた青年がいたので、きいたら、やはりその車は「救護車」だったのです。つまり、Kさん、その青年、私の3人は、本当にイベントの最終ライダーになってしまっていたのです。

これが最後のチェックポイントです。Kさんと青年と私は、もう開き直って、ゆっくり果物とかいただきました。後ろの白い車が「救護車」です。スタッフの人も撤収準備してます。

ゴールはまだここから20キロぐらい先です。半分は下りなのですが....


このメーターの標高グラフにあるように、最後の2キロがスキー場までの登りなのです。つらかったですが、なんとか自転車に乗ったまま登り切りました。今回、一応全区間、押して歩かず完走できました。


こうなったら、堂々と最終走者になってやろうと思い、焦らず、3人組のしんがりでゴール。

もう4時半ごろだったでしょうか?人影もまばらなゴールでした。

自転車百哩大王の会のメンバーはあと5人ぐらいおられたと思うのですが、最終ライダーの栄誉は私がいただきました。諸先輩を差し置いtれ申し訳ございません。

今回の敗因はズバリ、ストーブ、です。でも、あれがなかったら完走できなかったかも。登りが遅い私は、休憩時間を人より短くしないと、人前のタイムで走れない、ということは最近のイベントで会得したのですが、今回は無理でした。

こんな私でも完走を許してくださった栄村の皆様、ありがとうございました。来年も是非参加したいと思います。


当日の走行距離: 112キロ

走行ルート

栄村サイクリング2013 (Garmin Connect)

よく考えたら7月はロングライドを一回しかいってなかったです。練習はやはり大事。今回、必殺の補給食「梅丹サイクルチャージ(金、カフェイン200mg)」を忘れたり、サイコンの調子がいまいちだったり、他にも油断がいろいろありました。

アクションカムで動画もとったので編集して YouTubeします。

(追記) 動画はこちらです。

栄村サイクリング 2013 アクションカム (YouTube)















「毛沢東 五つの戦争」 鳥居 民



この本は、1970年に刊行された本で、去年 文庫で再刊されました。著者の鳥居民は中国ウォッチャーとして有名だったらしいです。惜しくも、本年1月に亡くなられました。

この本は、朝鮮戦争、台湾危機、金門島砲撃、中印国境紛争、文化大という五つの戦争を毛沢東がどう操ったかを、緻密に描写していったものです。1970年刊行ということは、まだ文化大革命は進行中の事象であり、中国国内のことはほとんど日本には伝わっていなかった時期です。その時期にこのような詳しい事情を書くことができたこの著者は一体どのような人であったのでしょうか?Wikipediaには経歴不詳と書いてありました。

400ページもぎっしり文字のみ、写真、図版ゼロ、という密度の高い本で、しかも半分は最後の文化大革命についての詳細です。とくに広州での、軍と文革派の内戦について書かれています。

全体としては、毛沢東が、つねに戦争、内乱を、国内対抗勢力、ソ連、米国、台湾(国民党)を操作する手段として明確な目標をもって遂行していた、という視点から書かれています。

現代の尖閣諸島問題などをみると今の中国共産党も同様な戦略をもっているようにも思えます。ただし、毛沢東ほど、圧倒的なパワーは幸い誰も持てないようですが。

また、前半の朝鮮戦争、台湾危機については、この時期に南北朝鮮、台湾、中国、日本という東アジアの各国家の戦後の枠組みが確定していったわけでもあり、現代でもこの時代の様々な問題が継続していることもよくわかりました。北朝鮮問題の協議がなぜ「六か国協議」なのかというと、それは朝鮮戦争の関係国だからなのでしょう。

戦後のアジアの歴史は、高校の世界史でもほとんど習わないので、この本に書かれていることが広く受け入れられていることなのかよくわからないので、機会があればまた別の人の本も読んでみようと思います。中国現代史に詳しいかた教えてください。

この鳥居民という人はライフワークとして「昭和20年」という終戦の年の日本のことを一日づつ詳しく書いていく、という気の遠くなるような本を13巻までかいて8月15日に着手する前に亡くなられてしまったそうです。日本の現代史についての本も何冊か書いているので、そちらも読んでみたいとおもいます。