青森県ツーリング(5) 五能線ポタリング編
9月18日、十二湖のそばの椿山のホテルを出ると、今日もいい天気です。
不良債権温泉、じゃなくて「不老ふ死温泉」です。この海岸の葭簀張りの中が露天風呂です。なぜか「混浴」と「女湯」にわかれています。湯は濃い茶色の独特のものです。ほぼ海面に温泉があり、岩場のカモメを眺めながらくつろげます。
かけ流しなのであふれたお湯は海にながれているのですが、そのお湯の流れを好んで泳ぐ小さな魚の群れがいました。魚も温泉が好きなのでしょうか。
お湯から上がってのんびりサイクリング再開。朝から、体がゆるみっぱなしで、だらだら走ります。
温泉のそばに灯台があったのでその建物の横で。ちょっと地中海風。
昨日書いた絵葉書をちゃんと地元のポストで投函。
五能線の駅はほとんどが無人駅です。ちょっと観察。そもそも駅名が読めません。
「とどろき」駅らしいです。

「とどろき」駅を出て少し走ると五能線の列車がやってきたのであわててカメラを出してとりました。ガードレールがなければ鉄道写真としてはいい線行っていたのでは?偶然にしては上出来。
イカ焼きをいただきます。新鮮なので柔らかくておいしい。
もう少し進むと「千畳敷」という場所へ。観光地です。
海の家みたいなところでサザエのつぼ焼きをいただきます。「イワガキ」が8月まであったそうです。残念。

ここの駐車場で、荷物満載の自転車乗りの方に会いました。前後のサイドバッグ、ハンドルバッグなどにテント、食糧などを積んで45キロあるそうです。荷物が多すぎてどんな自転車なのかよく見えないです。ハンドルだけドロップにしたクロスバイクでしょうか?北海道から九州を目指しておられるそうです。先は長そうです。
よく考えると、五能線沿線を走った三日間で自転車乗りにあったのはこの人だけのような気がします。
このあたりから、岩木山が見えるようになってきます。
さて、そこからもう10キロほど進むともう今日の宿泊地、鰺ヶ沢についてしまいました。そこに着くまえに新開発のご当地グルメ「サーモンステーキ丼」を食べようと思ったのですが、お店が定休日。
イカとサザエだけではちょっと昼食には足らないような気がしたので、鰺ヶ沢の「海の駅」に入ってみます。
「わさお」のねぷたが飾られてました。そうです、ここは「わさお」の町なのです。どこかの土産物屋さんに飼われているはずなのですが、よくわからなかったです。

ピンクのもち米を使った稲荷寿司と、鮭と米を混ぜた寿司とキャベツの漬物が一緒になったもの、を買って海辺で港を見ながら遅い昼食にしました。
さらに地酒の酒粕入りアイスクリームを。同じ店で「あんきもアイス」も売っていたのですが、それはちょっと。

鰺ヶ沢の町からみえる岩木山。富士山のように独立した火山なので、周辺のどこからもよく見えます。
鰺ヶ沢の町の端にあった巨大建物二件。左のが「日本海拠点館 あじがさわ」、右のがホテルです。ホテルはともかく、この「拠点館」とはどういうハコモノなんでしょうね。ホールと図書館があるみたいでしたが。
この日のお宿はこのホテル、ではなく、同じ系列の「山海閣」というところがやっているよりお手頃な温泉宿(というか日帰り銭湯付属の旅館)でした。
この日の走行距離は約50キロ。予定どおりののんびりツーリングです。
その(6)に続く。
青森県ツーリング(4) 夕陽に向かって走れ編
さて、予定外の秋田駅前一泊をしてしまった翌日、9月17日です。
台風一過の快晴!予定では、五能線の能代駅まで電車で戻ってそこから自転車に乗るつもりでした。ところが、まだ奥羽本線も五能線も走ってないではありませんか。10時に駅前から能代までいくバスがあるからそれでいけばいい、と駅員さんに教えてもらいました。能代まで自転車でいってもいいかな、とも思ったのですがつまらない国道コースみたいだったのでバスに乗ることに。
2時間ほど時間があったので秋田市内を観光。
千秋公園の城跡を見学します。
ひたすらいい天気です。今日のサイクリングに期待が高まります。

能代行のバス乗り場には、JRに乗れなかった人たちが沢山待ってました。人数が多いので、2台に増便され、私はがらすきの2台目にのれました。堂々と車内に輪行袋をもちこめます。
丁度昼ごろに能代着。駅で、結局使わなかった分の切符を払い戻してもらいます。駅前観光案内書で能代のランチの店のリストをもらい、その中の一軒に。
入れ物がこっている、から揚げ定食です。
遂に4日目にして晴れた日のサイクリング!ヤッホー!国道101号をひたすら進みます。折しも米どころの田んぼには黄色い稲穂が広がります。青い空と海、白い波と雲、黄金の田園、最高です。
そろそろ道が海沿いになります。
こんな絶景が次々に現れます。もう半島を一個回るたびにため息がでます。
それぞれ地名があるんでしょうが覚えきれません。
本日の第一目的地「十二湖」の駅に到着。丁度五能線の列車が止まってました。
ここから山の中に十数個の湖がある、という十二湖へ。
そこに行くためにはいきなり10%坂が。重い荷物付きの自転車でノロノロ登ります。
到着するとこんな風景が。平日なので観光バスの団体がいなくなると誰もいません。
行き止まりは大きなブナの林。白神山地の雰囲気がちょっと味わえます。
静かなので、熊もでるようです。心配なので、自転車のハンドルにぶら下げているミニカウベルをわざと鳴らしながら通ってみました。
さて十二湖から国道に降りてくるともう夕方の気配です。このあたり(深浦町)の海岸は「夕陽海岸」といわれていて夕陽の名所です。日没を眺めのいい場所で見なければ、と思い自転車を走らせます。
こんな場所や。
こんな場所もありました。
iPhoneのアプリに「日の出 日の入」というのがあって、その日の日の出、日没の時間と方角を表示してくれます。日没まで30分ぐらいしかないです。
急いで椿山の丘の上のホテルにたどり着き、日没の見える場所に着くと.....
残念、最後の光が雲に隠れた瞬間でした。もう5分早ければ。
泊まった「ウェスパ椿山」というホテルは丘の上にコテージ、レストラン、温泉、などが広い敷地に散在している、というところでした。
これがレストラン。ホテル内の移動に自転車が便利でした。
部屋で、最近趣味にしている絵葉書書きをします。主に、SNSとかでつながっていない人に出してます。(絵葉書ご希望の方は住所氏名を送っていただければ出すかも。)
その(5)はこちらに。
青森県ツーリング(3) 台風とすれ違い編
さて一夜明けて、9月16日。台風が日本列島を縦断しつつあるなか、私は青森県の反対側に列車で行こうとしていたのでありました。

これが下北駅で買った複雑なルートの切符です。青森軽油で奥羽本線で秋田県能代駅まで行き、そこから五能線のリゾート快速でウェスパ椿山というホテルの名前が駅名のところまで。
台風がこなければ、能代まで電車で行き、そこから自転車で椿山まで走る予定でしたが、とてもそんなことが可能とは思えないので計画変更。
下北駅の駅員さんに「一応切符は出しますが、きょうはどこまで行けるかわかりませんよ」との激励の言葉をいただきます。
そうこうするうちに昨夜、反省会をした「大王メンバー」のSさんとKさんも登場。Sさん(写真)は山形県新庄まで帰るそうです。Kさんは新幹線で東京へ。
今日は行きの土曜とちがって乗り継ぎがよくなく、待ち時間も長い予定です。
朝8時の大湊線快速が来ました。これで野辺地まで。
野辺地駅で30分待ち合わせ。
Kさんは八戸に乗っていってしまい、Sさんと私で青い森鉄道を待ちます。それぞれでかい自転車袋つき。
Sさんは日本全国のイベントに参加されている強者で、この輪行袋はパッド入りでそのまま飛行機にチェックインできるそうです。私、輪行袋は3種類もってるんですが、これも必要かも。
青い森鉄道に乗り換え。この後、段々台風が北上してくるなか、青森で、奥羽本線にSさんと乗り換えたのですが、段々雨が激しくなり、ついに大舘駅で列車は止まってしまいます。
結局大舘駅で2時間ぐらい待っていたと思います。
青森駅で自転車を持った男女4人が乗ってきました。どうも台湾の方たちのようです。多分、ツーリングを楽しむ予定なのが想定外の台風なんだと思います。ゴミ袋とガムテープで臨時輪行袋を作っておられました。
知らなかったですが、ここは忠犬ハチ公のふるさとだそうです。あときりたんぽと比内地鶏が名産のようです。

お腹が減ったので、駅のなかのコンビニで弁当を買って食べます。
結局、奥羽本線も五能線も全面運休になってしまい、JRが代行バスを出してくれる、ということに。五能線乗換駅の東能代か秋田駅までつれていってくれるというのですが、豪雨の中東能代で降りてもどうしようもなさそうなので、Sさんと共に秋田駅までバスで行きました。
バスの中からその夜と次の日の宿に電話して予約を一日づつずらしてもらいます。 バスからみえる秋田県の川は増水していて、危なそうでした。能代・秋田間で線路が水没しそうだったらしいです。
なんとか秋田駅にたどりついたのは夕方でした。Sさんは結局新庄までたどりつけず、湯沢で一泊になったでそうです。
私はバスを降りた目の前の秋田駅東口の東横インに泊まることができました。夜になると雨も小降りになってきました。
一人で、秋田駅前の居酒屋に行き、ひとり「反省会」。
ちょっと上等の地酒や
ひとりなのに刺身盛り、とか、昨日、今日の苦労をひとりでネギラってました。
締めにラーメンまで手を抜かずいただきました。
夜遅く、ホテルの窓から空を見ると晴れているではありませんか。今日は満月だと思い、外にでると....
その(4)に続く。













































