
サンチャゴ巡礼サイクリング(リスボン観光編)
実はサンチャゴ巡礼サイクリングをする前に5日間、リスボン、ポルトを観光していました。
西ヨーロッパの主な国は旅行や出張で行ったことがあったのですが、西の果てポルトガルだけ行ったことがなく、いつか行こうと思っていたのと、サンチャゴ巡礼サイクリングにも興味があり、ポルトガルルートもあるということがわかったのが今回の旅行のきっかけです。一人で海外旅行するのは何十年ぶりか。
自転車は関係ないのですが、リスボン観光を簡単に書いておきましょう。
9/8夜、関空から出発しました。
エミレーツ航空です。バルセロナ往復で乗り換え時間が往復ともあまり長くなくて安めの便をHISで探したらこれになりました。関空・ドバイ区間だけ事前にネットでチェックインしたら5万円でプレミアエコノミーにアップグレードできる、というのが出てきたのでそれにしました。プレエコはちょっと前のビジネスクラスと同じクラスのシートと食事でした。本当のビジネスクラスはエアバスの2階でさらに豪華らしいですが。
ドバイ空港で乗り換え。どこのイオンモールかと思うぐらい広大です。ラウンジ探すのも遠いです。
バルセロナ到着。ここでAir Portugalに乗り換えてリスボンに。長い旅でした。
リスボン到着。日本で事前にiPhoneに入れてきた海外用のOrangeのeSIMがうまく起動できず、携帯つながらなくてやや焦っていて、タクシーに。案の定、メーター使わない料金でちょっとボラれてしまった。スマホ使えたら電車で行ったのに。
とりあえず、Inn Rossioというリスボン中心部のホテルに到着。Abagoで探して取ったホテル。設備は簡素ですが、場所が便利です。一階にスーパーがあって買い物できるし。
部屋の窓から見える景色。リスボンは不規則に丘がならぶ街で、この坂にもレストランとかあります。
eSIM使えなかったので慌ててかったVodafoneのSIMカード。これも入れただけでは使えなくて、項目設定しないと使えなかった。データ通信はできたけど電話できるようにならなかったし。
とりあえずホテルの前にあったレストランで初ポルトガル飯。ポルトガルは夕食の時間は8時半ごろと遅いのです。
タラ(バカリャウ)のフライとリゾット。この後、毎日タラ食べました。
翌朝。ホテルは朝食抜きの予約だったので、一階のスーパーで買ってきたクロワッサンの朝食。
バスに乗って一番の観光地「ジェロニモス修道院」へ。長い列がありました。1時間ぐらい並んで修道院に。列が左右にあって同じ列かとおもったら左の列が修道院、右の列が大聖堂でした。
イスラム様式とゴシック様式が混ざった修道院は見ごたえありました。教会の方に並びなおす気力はなかったです。
同じ地区にある「発見のモニュメント」。
おなじく「ベレンの搭」外からみるだけです。ジャンプ自撮りしてみました。
バスにのって国立古美術館に。外側は古い貴族の邸宅ですが、なかは近代的な美術館です。
ここはこのボッシュの絵が有名。他にも色々ありました。
中心部に戻ってきておやつ。ビールトルティーヤチップス。
翌日です。
海沿いの「コメルシオ広場」から観光スタート。
港に停泊していた巨大クルーズ船"Anthem of Seas"号。この船はこのあと別の港でも見ました。
広場のあとはアルファマ地区の狭い路地の迷路のような道を登っていきます。
丘の上の城跡「サン・ジョルジェ城」を散策します。
リスボン名物の狭い道を走っていく市電。
リスボン大聖堂。
バカリャウ(タラ)博物館。ポルトガル人の主食。
この旅で唯一みたスーツ姿の男性。なんかタランティーノの映画に出て来そう。
有名なエレベーター。地下鉄のパスで乗れる。行列してました。
夜はホテルの近くの観光客向けっぽいファドのライブ付きレストランに。ファドはもの悲しい歌です。
三日目に入ります。
朝早い時間は行列がなかったのでエレベーター乗ってみます。
中にバスと同じ料金端末があります。リスボンカードをタッチ。
国立考古学博物館。といっても実体はほぼ古い教会の遺構です。
電車にのって郊外の町シントラに。
巡回バスにのって「ペーナ宮殿」入り口に。昼すぎだったのですが買えたのは4時の切符。
宮殿に行く前に隣の丘にある「ムーア城塞」に。ここは並ばず入れますが、結構ハイキングです。
ペーナ宮殿に戻ります。チケットの時間を待ちます。
ここは19世紀の王子様が、夏の離宮として様々な建築様式を組み合わせて建てた「お城もどき」で、オーストリアのノイシュバンシュタイン城と成り立ちが似ている。
後で気が付いたのだけど、ここは宮殿内部を見ないでいいのなら時間指定の切符は不要。付属するカフェテリアの建物の三階が宮殿見学の出口でもあるのだけど、切符なしでそこから入っていってもテラスまでなら入れる。外観だけ眺めたいのならそれで充分かも。
続いてまたバスにのって駅の近くにある「シントラ王宮」へ。こっちは逆に外見は地味だけど内部が凝っている。
「紋章の間」が素晴らしい。夕方だったので人がほとんどいなかった。
シントラは以上3ヵ所の他にも庭園とかもあるけど時間なかったです。あと「ヨーロッパの西の端」である「ロカ岬」までバスで30分ぐらいでいけたので夕日を見に行こうかとも思ったのですが一日歩き回って疲れたのでパス。
宮殿の前のカフェで「6時のおやつ」オイルサーディンとサングリア。
リスボンに戻ります。
晩飯はタラのスープと、
目玉焼きが乗っているポルトガル式ステーキ。
三日間のリスボン観光をやや短めに紹介いたいました。
(ポルト観光編につづく)
サンチャゴ巡礼サイクリング(バルセロナ観光編)
さて、無事巡礼サイクリングも終わり2週間の旅を終えて日本に帰るのですが、サンチャゴの空港はスペイン国内線専用でここから日本行きには乗れないのです。ということで一度、国内線でバルセロナに行きます。乗り継ぎの関係で一泊することに。
バルセロナに来るのは4回目です。
その前にサンチャゴで朝飯。
ホテルのバフェには飽きてきたので、朝食が美味しいという評価があった店に散歩がてら来ました。評判通りに賑わってます。
パンケーキにしました。生クリームとチョコレートソースたっぷりついてます。
朝靄にかすむコンポステーラ大聖堂。
タクシーでサンチャゴの空港に行きラウンジでおやつというかランチというか。
バルセロナ空港到着。滞在は18時間ぐらいなのですが、48時間のメトロの切符買います。24時間というのはないのです。毎回切符買うの面倒だし。これで空港連絡バスに乗ろうとしたら断られたり、空港でウロウロしてしまいました。
地下鉄で約1時間、市内のカタルーニャ広場に到着。ここでホテルに歩いていくのにまたウロウロ。最初、"Hotel Catalonia"という4つ星ホテルに行ったら予約無いと言われてしまします。確かにこんな高級ホテル予約してないよなあ。予約したの4月ごろなのでよく覚えてないです。予約表をよく見ると"Hotel Catalunya"です。紛らわしい。
Hotel Catalunyaはランブラス通りの入り口近くのこういう路地を入ったところでした。
実用的な日本のビジネスホテルみたいな宿です。バルセロナ中心部なのでこれでも結構高い。
バルセロナに来たらこれを見ないと。サグラダファミリア教会です。初めて見たのは1982年です。当時はまだ左右のファサードとそれについている8本の搭しかなくて、中央部はまだ屋根もなかったです。10年ぐらい前に出張できたときにはもう内部も出来上がっていて見学できました。
現在はこの中央の一番高くなるはずの搭を建設中。
これが正面玄関になる箇所ですが、建物が道路ギリギリまでできているのですが、これにつながる階段を建設するためには道路、その地下の地下鉄、反対側の建物とかをなんとかしないといけないのでまだ着工できていないようです。
ここも内部見学は時間指定の予約券が必要なので今回は外から見るだけです。1982年の頃は観光客も少なく、まだ石を積んで建設していたので「あと200年かかる」とか言われていたのですが、鉄筋コンクリート造になり2030年代には完成するそうです。
続いて近くにある同じガウディ建築の「カサ・ミラ」へ。ここも何回も来ています。
何回みても面白い建物です。
一回ホテルに帰って夕食時間の8時ごろまで休憩して今回の旅行最後のディナーに。
カタロニア広場、ランブラス、サグラダファミリア周辺のレストランは観光客向けで今一つだけどカサ・ミラ付近によいお店があるらしいという情報を読んだので、その辺まで散歩がてら歩いていきます。
一つ気になる感じの路地がありました。着飾った女性とかが通りかかります。そこにあった"MORDISCO"というお店に入ってみます。
おしゃれな店内です。さすがスペイン一の国際都市バルセロナです。ガリシアの田舎とは違う。
イカ墨のリゾットですが、盛り付けがおしゃれ。四角い鉄板に乗ってきます。
デザートもおしゃれだ。
調子に乗ってこの近所でもう一軒行ってみました。
入り口に「黒服」のドアマンがいるようなお店です。
バーカウンターに。テンペラニーニョのワインを一杯。
おつまみはまさかの「カツサンド」です。メニューに"Katsusando"と書いてありました。ただし豚肉ではなくマグロです。軽く炙って中はまだ赤いままの赤身の「カツ」のサンドイッチ。なかなか行けます。
とスペイン最後の夕食を楽しみました。
最後にちょっとアイス食べてホテル帰りました。
さて翌朝、空港に昼頃行く前に散歩がてら朝食を食べに。
地下鉄にのってもう一つのガウディ建築「カサ・バトリョ」へ。朝早いのに中国人団体らしいのが見学ツアーに入っていきます。私は外から見るだけ。
ここも色々面白いです。この通りは他にも同時代らしいユニークな建物が多いです。
この近くの定食屋みたいなところで朝食。スペインの朝食は簡単なのが多いですね。基本的にパンとコーヒー。
チーズ・ハムトーストサンドとコーヒー。
ここの昼夜のメニュー。いかにも定食屋っぽい典型的なスペイン料理定番とパスタ、ピザが並んでます。
その後、ホテルの近くの市場にも寄ってみます。
生ハム屋さん。お土産にしたいけど無理。
おやつにフルーツ盛り合わせを。「マセドニア」といいます。
空港までまた地下鉄で行って、ラウンジで最後のスペイン飯。このあとエミレーツ航空のドバイ乗り換え便で帰りました。
無事、関西新空港到着!
今回買って帰ったお土産。殆どはサンチャゴで買ったものです。
これで14泊17日間のポルトガル・スペイン一人旅はおしまい。
全体を通して日本人にほとんど会わなかったです。バルセロナの空港で2週間ぶりに通りすがりの人が日本語しゃべってるのを聞きました。アジア人全般も非常に少ないです。巡礼路でもほかのアジア人の姿を見ることは一日に一回あるかないかでした。リスボンでもほとんどいなかったし。やっぱり円安が効いてるんでしょうね。
(リスボン、ポルトの観光の記事を書く予定。)
サンチャゴ巡礼サイクリング(サンチャゴ観光編)
9/22、前日にSantiago de Compostelaに到着したのですが、ここはもう一泊することにしたので一日のんびりしました。
まず大聖堂の前に行って記念写真。リモコン壊れたので巡礼の人に撮ってもらいました。
大聖堂から少し離れたところに「巡礼管理事務所」みたいな地味な建物があります。巡礼パスポート(Credential)を見せると入れます。
中に入ると無機質なパソコンの端末が数台あってこれに名前とか記入します。
銀行の窓口みたいなのがあって番号を呼ばれるとお金を払って巡礼証明書をもらいます。
スペイン語でよくわからないのですが2種類の書類に名前が印刷されています。保存用の筒も買って家宝として持ち帰ります。これ四国お遍路で全部回ったらなんか買うのと同じですね。
次に大聖堂の見学に行きます。朝のミサが終わる10時ごろから見学できるのでそれを待って行列してます。日曜日なので「拝観料」は無料のようです。
さすがに超立派な祭壇です。ぶら下がってるランプのようなものはお香を焚く容器でミサのときはお香の煙をだしながら大きく揺れるそうです。
おごそかな感じです。
祭壇の裏に回るとか地下の聖ヤコブの墓の見学とか聖堂の屋根に登るとかそれぞれ行列があったのですがパス。
おやつにホットチョコレートにチューロを浸していただきます。
市場に行って肉屋さんをみると「豚の顔」を売ってました。これを丸焼きにする料理があるそうです。脂肪しかなさそう。
お昼はタコと人参がチーズまみれになって下にポテト敷いてあるという極悪なもの食べました。
午後、天気が良くなってきたので、大聖堂が見える公園で休憩。聖堂と回りの建物は全体では城塞のようです。
なぜこの大聖堂がカトリック教会の「聖地」として巡礼する場所になったかというとキリストの12使徒の一人聖ヤコブ(英語ではSt. James, スペイン語ではSantiago)の墓がここにあってその上に大聖堂があるからです。ローマのバチカンも聖ペテロの墓の上にあります。
ただ聖ヤコブはキリストの時代の人なので、王により処刑された場所は中東です。それなのになぜか800年後ぐらいの9世紀にその遺体がイベリア半島の北西の端のこの地で「発見」されるのです。この時代、イベリア半島の大半はモスリム(イスラム教徒)の王国に支配されていて、キリスト教勢力がこれを奪い返す「レコンキスタ」という数百年に及ぶ戦いが丁度始まったころです。あまりに都合よすぎる発見なのですが、「サンチャゴ」はレコンキスタの守り神となり、それを祭る大聖堂の建設も始まります。そして13世紀、レコンキスタが完了しイベリア半島全体がキリスト教の王国の支配下になったころ大聖堂も完成したのです。
大聖堂のそばの「巡礼博物館」に「聖ヤコブ」のイメージがどのように変化していったかという展示があったのですが、本来は12使徒の一人なので布教する僧侶の姿のはずが、中世にはなぜか甲冑をまとい剣を振りかざす勇者の形で描かれていました。また巡礼が盛んになると今度は粗末な衣装を着た巡礼者の形で描かれていたようです。
さてこの日の夕食はお友達におすすめされたお店を予約してきました。 O Piornoというお店です。
2軒あって一軒がタパス、もう一軒はタコがメインらしいです。タパスの方の店にいきました。
この最初の一品が絶妙でした、珍しくカツオなのですが、生ではなくて燻製か発酵かでわずかに加工されていて水分がすこし減ってもっちりしてました。日本のたたきとはまたちょっと違う独特の触感でした。
2品目はブタのほほ肉の煮込み。柔らかくて日本の角煮に似てます。
3品目はガリシアの名産 Baby Scallop、オリーブなどの具が乗ったやつです。うまうま。
締めはチーズケーキ。
ポルトガルの田舎や巡礼路のスペインガリシアのレストランはどこも同じようなメニューで素材で勝負みたいな料理が多かったのですが、さすが世界中から巡礼が集まる町には凝った料理のお店があることを知りました。
帰りに夜の大聖堂とかを眺めて帰りました。
翌朝は朝食後、空港に向かいバルセロナに。


























































































