サンチャゴ巡礼サイクリング(サンチャゴ観光編)
9/22、前日にSantiago de Compostelaに到着したのですが、ここはもう一泊することにしたので一日のんびりしました。
まず大聖堂の前に行って記念写真。リモコン壊れたので巡礼の人に撮ってもらいました。
大聖堂から少し離れたところに「巡礼管理事務所」みたいな地味な建物があります。巡礼パスポート(Credential)を見せると入れます。
中に入ると無機質なパソコンの端末が数台あってこれに名前とか記入します。
銀行の窓口みたいなのがあって番号を呼ばれるとお金を払って巡礼証明書をもらいます。
スペイン語でよくわからないのですが2種類の書類に名前が印刷されています。保存用の筒も買って家宝として持ち帰ります。これ四国お遍路で全部回ったらなんか買うのと同じですね。
次に大聖堂の見学に行きます。朝のミサが終わる10時ごろから見学できるのでそれを待って行列してます。日曜日なので「拝観料」は無料のようです。
さすがに超立派な祭壇です。ぶら下がってるランプのようなものはお香を焚く容器でミサのときはお香の煙をだしながら大きく揺れるそうです。
おごそかな感じです。
祭壇の裏に回るとか地下の聖ヤコブの墓の見学とか聖堂の屋根に登るとかそれぞれ行列があったのですがパス。
おやつにホットチョコレートにチューロを浸していただきます。
市場に行って肉屋さんをみると「豚の顔」を売ってました。これを丸焼きにする料理があるそうです。脂肪しかなさそう。
お昼はタコと人参がチーズまみれになって下にポテト敷いてあるという極悪なもの食べました。
午後、天気が良くなってきたので、大聖堂が見える公園で休憩。聖堂と回りの建物は全体では城塞のようです。
なぜこの大聖堂がカトリック教会の「聖地」として巡礼する場所になったかというとキリストの12使徒の一人聖ヤコブ(英語ではSt. James, スペイン語ではSantiago)の墓がここにあってその上に大聖堂があるからです。ローマのバチカンも聖ペテロの墓の上にあります。
ただ聖ヤコブはキリストの時代の人なので、王により処刑された場所は中東です。それなのになぜか800年後ぐらいの9世紀にその遺体がイベリア半島の北西の端のこの地で「発見」されるのです。この時代、イベリア半島の大半はモスリム(イスラム教徒)の王国に支配されていて、キリスト教勢力がこれを奪い返す「レコンキスタ」という数百年に及ぶ戦いが丁度始まったころです。あまりに都合よすぎる発見なのですが、「サンチャゴ」はレコンキスタの守り神となり、それを祭る大聖堂の建設も始まります。そして13世紀、レコンキスタが完了しイベリア半島全体がキリスト教の王国の支配下になったころ大聖堂も完成したのです。
大聖堂のそばの「巡礼博物館」に「聖ヤコブ」のイメージがどのように変化していったかという展示があったのですが、本来は12使徒の一人なので布教する僧侶の姿のはずが、中世にはなぜか甲冑をまとい剣を振りかざす勇者の形で描かれていました。また巡礼が盛んになると今度は粗末な衣装を着た巡礼者の形で描かれていたようです。
さてこの日の夕食はお友達におすすめされたお店を予約してきました。 O Piornoというお店です。
2軒あって一軒がタパス、もう一軒はタコがメインらしいです。タパスの方の店にいきました。
この最初の一品が絶妙でした、珍しくカツオなのですが、生ではなくて燻製か発酵かでわずかに加工されていて水分がすこし減ってもっちりしてました。日本のたたきとはまたちょっと違う独特の触感でした。
2品目はブタのほほ肉の煮込み。柔らかくて日本の角煮に似てます。
3品目はガリシアの名産 Baby Scallop、オリーブなどの具が乗ったやつです。うまうま。
締めはチーズケーキ。
ポルトガルの田舎や巡礼路のスペインガリシアのレストランはどこも同じようなメニューで素材で勝負みたいな料理が多かったのですが、さすが世界中から巡礼が集まる町には凝った料理のお店があることを知りました。
帰りに夜の大聖堂とかを眺めて帰りました。
翌朝は朝食後、空港に向かいバルセロナに。
サンチャゴ巡礼サイクリング(Day 6 ついにSantiago 到着)
9/21. サンチャゴ・デ・コンポステラまでの巡礼道 (Camino Portugal)サイクリング, 6日目。(Day5 から続き)
Caldas de Reisのホテルの朝食バフェ。終わりが近づいてきたのでついハムとチーズを欲張ってしまった。
自転車は「本館」のプールの横の納屋にしまってありました。
もうゴール近いので徒歩一日の距離なので朝からスタートする巡礼者で巡礼道は一杯です。ここを自転車でかき分けていくのはちょっとご迷惑かも。
と思ったので少し巡礼道を離れて普通の車道でバイパスして渋滞回避することに。
サンチャゴに向かう一般道です。路側帯広いので走りやすいですが、幹線なので大型車両も多いです。
国道(?) N-550号線です。
結構丘を越えていく道でアップダウンあります。
しばらく国道を走って巡礼道に戻ります。あと27キロ地点。
朝出発組を追い越したので巡礼者はこの辺では少ないです。
午前のドーナツ休憩。
なんかおばさんに監視されるような自転車道です。
自転車とは1.5mの距離を置いて追い抜きなさいという道路標識。大体守られていると思います。
なんか後輪の空気圧が急に下がったみたいなのでとりあえず空気補充。
しばらく走ってやっぱりペコペコになったのでスローパンクと判定。当然、原因は不明です。
最近、ロードバイクでもあまりパンクしないので久しぶりのチューブ交換。MTBのチューブ交換は15年ぶりぐらい。
取り外したチューブからあまりエア抜けないので本当にパンクだったのか不明。MTBはエアボリューム多いので手持ちポンプで空気入れるのは大変なのを思い出しました。
通りかかる自転車乗りには「大丈夫」と声をかけられます。近くの庭の鶏にも監視されます。
気を取り直して再スタート。
猫いました。
またブドウ畑エリアです。
ここで何を思ったのかまた国道バイパスルートを取ろうとします。多分、疲労がたまっていて判断力低下していたかも。そのまま巡礼路をいけばよかったのに。おまけに中途半端にGoogle Mapでルート検索とかして、意味不明なところに連れていかれます。
取りあえず住宅地にでてきたのでカフェで休憩。コーラにおつまみ付き。
小雨が降ってくるなか巡礼路に復帰。
なにかのアンダーパスをくぐって、いよいよサンチャゴ・デ・コンポステラの郊外に出ます。
わかりやすい巡礼路標識。ベンチが矢印に。
サンチャゴ・デ・コンポステラ大聖堂は丘の上にあるので結構ダラダラ登りです。小雨で車道は走りにくいし、歩道は人が多いので最後は押してきました。あと少しです。
大聖堂に向かう路地です。人多すぎで押していくしかありません。
そしてついに大聖堂前に到着!
顔が疲れてる?
疲れてるので巡礼証明書もらったり大聖堂見学したりは翌日に回します。
この日のホテル "Hotel Compostela" 。建物はお城型ですが、普通の新しい建物です。大聖堂の旧市街に近いので便利。
ホテルで夕食時間の8時半ごろまで休憩して食べに出ます。この店に入ってみます。
まて貝(Razor Clam)が積んであります。これを食べたかったのです。
まずワインとパン。
パドロン・ペッパー(しし唐)のオリーブオイル炒めに岩塩かけたやつ。これ気に入ってます。さきほどPadron という町を通過したのですが産地なのでしょうか?
そしてまて貝!ちゅるちゅる美味しい。
デザートのケーキ。
本来のコース. N-550号線はわずかしか使わない。
ポルトからサンチャゴまでの全ルート
275キロ、獲得標高 2860メートル。このルートは今回のツアーのルートと細部ではちがってると思いますが、大体は同じです。
私の走行記録を合計すると6日間で298キロ、獲得標高2885メートルでした。
最後の2日間は落車とかパンクとか小雨とかありましたが、無事予定通り完走できました。国内の宿泊ツーリングでも一日 50-70キロで行程組むと観光や食事に時間がとれて楽しめるというのはこのコースでも同じだと思いました。
ホテル手配と荷物搬送がついているパッケージは気楽です。(その分お金かかるのですが。)
年齢的に走力落ちてきてるので次同じようなツアーするならeBikeにするかもしれません。欧州のeBikeは日本のより電池キャパシティーが大きいみたいだし。
(各地観光編につづく)
サンチャゴ巡礼サイクリング(Day 5 Pontevedraから)
9/20. サンチャゴ・デ・コンポステラまでの巡礼道 (Camino Portugal)サイクリング, 5日目。(Day4から続き)

スペイン風ではない普通のオムレツをパラドールの食堂で食べて出発。
Casa Del Baron というから男爵の屋敷だったのでしょうか?
いかめしい門構えで、ホテルに見えなかったです。
ここもパラドールらしい立派なエントランスホール。
あちこちにある立派な家具。
駐輪場は普通のラックでした。この2台のeBikeは多分、同じツアーで出発したカナダ人夫妻のものです。
このPontevedraからSantiagoまで巡礼ルートは100キロちょっとなので徒歩巡礼の人が増えてます。徒歩の場合は最低100キロが条件なのです。
朝は一斉にスタートなので歩いている人が多く追い抜くのに気を使います。
途中の教会。前庭に神父様がでてきて祝福してくれます。ここは有名なようです。
道は続きます。
猫いました。
ダートの登り坂。押していきます。
鉄道をまたぎます。踏切とかないです。信号のみ。
しばらくカフェとかなかったので、ここはトイレもカフェの注文も行列。
スペインらしくオレンジジュースとナッツで休憩。
なんか人が増えてきた感じ。
サンチャゴまで55キロです。
田園地帯のグラベル道です。
ぶどう畑もあります。
ここで事故発生!曲が角に砂利が溜まっていてハンドルを取られて落車!前に巡礼者のグループが居たので減速したのですが、スピード出すぎてたかも。
右ひじに擦過傷を負いました。他は右わき腹に打撲。骨とかに異常はありませんでした。自転車も特に問題なし。
結構、出血したので、通り過ぎる巡礼の皆さんに心配されてしまいました。この3人の方には「水で消毒しなさい」とか「包帯巻きましょう」とか色々助けてもらいました。確か、オランダの人とイタリアの人。国際救助隊だ。
持っていて良かったFirst Aid Kit!
気を取り直して残る道をぶどう棚の下進みます。
町が近づいてきました。
Caldas de Reisという町です。今回のツアー、最後の中間宿泊地です。
2晩つづいたパラドールとは打って変わって簡素なホテルです。とおもったら宿泊はこのホテルのさらに「別館」でした。
ホテルというよりAirBnB的な自分でカギをあけるアパートメントみたいな宿です。
エレベーターがない各階一部屋のアパートの3階です。
でも洗濯物干しには最適な張り出し窓がありました。
先ほどの落車で血まみれで破けてしまった軽量ウィンドブレーカーは処分。
とりあえず、ビールとコロッケの「6時のおやつ」にします。
木彫りの巡礼像と記念写真。
人気のレストランの8時の開店に並んでみたら、なんと並んでいる人たちは全員予約してきた人で、入れず!
別のお店でとりあえずビール。
ホワイトアスパラガスのロースト。これ美味しいです!
続いて豚肉のから揚げみたいなやつ。ポテトたっぷり。
デザートはアイス付きフレンチトースト。これで肘の傷をいやします。
リスボンで買った「BACAKHAU」(塩鱈)博物館のTシャツを着て満腹。
町でみかけた猫の看板。カフェかな。
この日の走行ルート。23キロ。獲得標高275メートル。ここからは内陸部でそれなりに登りありました。落車は不注意のせいだけど、疲れ溜まってたかも。
あと1日でゴール。(Day 6に続く)
































































































