ケータイ国盗り合戦 vs Ingress 日米位置ゲー対決 (その2 実践編)
(その1 基本編からつづき) Player間の関係
(国盗り)
基本的なゲームは各個人のスタンプラリーで他のプレイヤーとの競合・協調はない。付加ゲームにPlayer間でアイテムのやり取りや協調をするシナリオがある。
(Ingress)
全世界のPlayerがひとつの「地図」を共有していて、その上の Porlal, Linkなどの資産を取り合う。同じ陣営のPlayer間では Portal, Linkなどの誰が最初に獲得するか、という競争があり、敵対陣営とは相手方のPortal, Linkの攻撃と防御という競合がある。 Playerの人口密度が高い地域のほうがゲームが速く進行する。
必要な移動距離、交通手段
(国盗り)
同じ地域に何回行っても「統一国」は増えないので、増やすためには全国を旅しないといけない。公共交通機関だけですべての「国」はアクセスできる。鉄道、空路、車などが必要。ゲームのために移動に徒歩は不要。自転車は一部のロングライダーしか利用価値はない。
(Ingress)
Portalのすぐそば(40m以内)までいかないといけないので、最後は徒歩。 Portal間の距離は数百mから数キロの場合が多いので、自転車と徒歩の組み合わせが便利。車はPortalにアクセスするたびに駐車して車を降りないといけないので非常に不便。電車やバスで移動中に沿線のPortalを”Hack”することは一応可能。
別に遠くに行ってPlayしてもゲーム上でメリットになることは少ない。(Unique Portal数が上がるだけ)、むしろ多数のPlayerが活動する地域で毎日同じPortalを攻撃・防御しているほうが経験値 (AP)が上げやすい。
付随ゲーム、課金アイテム (国盗り)
いろいろなミニゲームがマピオンにより付加されている。アバター育成、城下町建設、妖怪退治、絵巻物集めなど。ミニゲームには課金アイテムもある。
(Ingress)
基本ゲーム以外にGoogleが提供するゲームはない。定期的に地域別のコンペティションイベントがあるが、別にそのためにルールが変わるわけではない。課金アイテムはない。すべて無償。ただし、Playするためにユーザーが自転車を買ったり、専用にスマホやタブレットを買ったりすることがあり「リアル課金」などと呼ぶ。
ビジネスモデル
(国盗り)
古典的な課金アイテム売上と、ゲーム内広告と思われる。儲かっているかは不明。
(Ingress)
Googleアカウントへのログインが必要。Google+をつかうように誘導される。ただし、現時点ではGoogleはゲーム内広告配信はしていない。Ingress play中のユーザーの位置情報をGoogleがどのように利用しているかは不明。最近日本では「ローソン」との提携が発表され全店舗が突然 Portalとなった。当然なんらかのビジネスだと思われる。
Playできる端末
(国盗り)
ガラケーとスマホ。 PCからはアクセスできない。携帯キャリアとの契約が必要。
(Ingress)
スマホ、タブレット (Android, iOS) キャリアとの契約は必須ではなく GPSとインターネット接続があればPlayできる。 PCなどのブラウザで地域の状況を確認する地図(Intel Map)を見ることはできるが、Play はできない。
Playするための戦略・戦術
(国盗り)
「関八州統一」などの目標を達成するためには未統一の「国」を効率良く回る旅程を立てた方がよい。それ以外にミクロな戦術は特にいらない。
(Ingress)
地域の状況は日々変化していくので、外出前にIntel Mapでその日の攻略方針を立てて順番にPortalを回らないとポイントは稼ぎにくい。うまくやらないと同じところを何回も往復する羽目に。地域の同陣営のPlayerと 専用のMessengerで通信して協調プレイも可能。
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よくここまで違うな、と思うぐらい違います。各自がこつこつ一国づつ征服していく「国盗り」。全世界が2陣営に分かれて激しく無限に興亡を続ける "Ingress".
日米の歴史観・戦争観まで反映しているのではないでしょうか。
技術的にもガラケーから出てきた単純なスタンプラリーゲームにチマチマといろんなミニゲームを増築した「国盗り」。これに対して、膨大なクラウド側の処理と凝った(無駄に電池を消耗する)グラフィックスを駆使しながらゲームとしては単一のルール・地図しかない"Ingress"。
Playerとしては「国盗り」をPlayして「統一国」を増やすためには全国あちこち足を運ぶ必要がありますが、ゲームを操作する時間は短いです。どこかに行って「国盗り」ボタンを押すだけです。中毒すると「全国塗りつぶし」とか旅行そのものが大変なことになります。
一方 Ingressはひたすら同じ場所をウロウロして各 Portalでいろいろ操作することがあり、Playそのものに結構時間を取られます。中毒すると、夜も昼もスマホを握りしめて街をうろついたり神社・公園の隅で不審な行動をするようになります。
どっちもそれぞれ面白いのではありますが。
ケータイ国盗り合戦 vs Ingress 日米位置ゲー対決 (その1 基本編)
最近、流行しだしている Googleが提供する位置ゲー “Ingress” と以前から日本でマピオンが提供している “ケータイ国盗り合戦”。 どっちも それなりに Playしてみて、あまりにいろいろ対照的なので比較してみました。
運営主体、歴史
(国盗り)
Mapionにより、2005年から提供。すでに9年目。
(Ingress)
Googleにより、2012年から提供。2周年。
画面のデザイン
(国盗り)
ガラケー時代からの単純なグラフィックス、文字。勿論、日本語。効果音なし。
(Ingress)
スマホのGraphics chip 駆使のカッコいい「トロン風」 サイバーな感じのアニメーション。勿論英語。
SF風の効果音付。(ヘッドホンおすすめ)
ユーザー数、地域
(国盗り)
日本国内のみ。約100万人
(Ingress)
ほぼ全世界。 200万人から300万人らしい。
ゲームの概要、目的
(国盗り)
日本全体が600の「国」に区分されていて、その「国」に行って「国盗り」ボタンを押すとその「国」を「統一」したことになる。全国を統一するのが最終的目標。
(Ingress)
全Playerは「青」「緑」の二つの陣営にわかれていて、Portalと呼ばれる決められた地点を自分の陣営にして、3点を結び「陣取り」をする。相手陣営より多くの面積を支配するのが目的。
(国盗り)
全国が600に区切られているので、小さいと東京23区の各区の大きさ、大きいと複数の市をまたぐ大きさ。600個に固定。(6000の「空」に区切ってあるゲームもある。) 「国」は日本をくまなくカバーしているので空白はない。「国」のなかならどこでチェックインしてもよい。GPSではなく携帯の基地局情報を使っている。
(Ingress)
全世界の”Portal”総数は全世界で約300万。 各 Portalにアクセスするためには中心から40m以内に接近する必要があり。当然GPSを使っている。 Portalは原則として商業施設(「ローソン」など一部のパートナーは例外)ではなく、屋外のモニュメント、宗教施設、駅、郵便局、公園などで、ユーザーが申請することで採用される。
時間との関係
(国盗り)
各 Playerごとに一度獲得した「統一国」は失われない。単純に全600国統一に向けて「統一国」は増えていく。
(Ingress)
地図上に各 Playerが配置した資産(LinkやPortalの装備パーツ)は時間とともに減衰していき何もしないと五日間で消滅する。地図上の状況は時々刻々変化していくので、あるとき自軍が圧倒的優勢でも、一夜にして塗り替えられてしまうこともある。
Player個人のLevel, 経験値 (AP)は単調に増加する。個人のエネルギー(XM)と装備は使用すると減り、活動で獲得できる。
(その2に続く)
利根川ポタリング (佐原から海に向かって走れ編)
都心から京成とJRを乗り継いで、3時間近くかかって9時半ごろ、佐原駅到着。おしゃれな駅舎です。
午前中は佐原市内を自転車で回ります。
とりあえず、潮来市の対岸(霞ヶ浦の端っこ)にある「十二橋」というところをめざします。
途中の利根川と霞ヶ浦の間の土地はこんなに平坦です。
10キロほど走って到着。どこに橋が十二個あるのでしょうか?
この狭い運河に木製の橋が十二個架かっているらしいです。一個目の橋から二個目をみたところ。この運河は住宅の間を流れていて、両岸には道がなくて、橋は家と家を直接つないでいるようなので、舟でないと見物できない模様です。残念。
佐原駅方面に引き返します。
小江戸の運河地区は周辺の商店などが歴史を感じさせるように保存整備されています。いい雰囲気です。お腹がが減ってきたので、鰻の老舗で「白焼き丼」をいただきます。
伊能忠敬の故郷なので、生家や資料館があります。平日なので、小学生の遠足でにぎわってました。
展示館の中です。(すいません、撮影禁止なのに気が付かず)
三菱館。銀行だったようです。古い街にいくと大体日銀か三菱銀行の建物が残ってます。
そのミニチュアが隣の建物のなかにありました。
これも佐原の商店のミニチュア(ドールハウス)のようです。良く出来ています。地元のドールハウス作家の展示会でした。
映画(テレビ?)「東京バンドワゴン」のロケ地が観光地になってました。
江戸時代だけじゃなくて昭和の美容院も保存されてます。
ちょっと自転車にのって
香取神宮に来てみました。菊花展をやってました。立派な本殿です。(最近、Ingressのためによく神社を見ますが、ここは立派です。)
さて、のんびりポタリングは終了。午後一時半ごろです。ここから利根川沿いに海に向かいます。
香取神宮付近の利根川自転車道です。ここから海まで40キロぐらいです。ほぼ直線、かつ平坦。平日なので人も自転車もほとんどいません。
いい天気のなか、ひたすら海に向かって走ります。とびだせ青春。(県知事だ。)
快調に追い風気味のなかを走っていくと(ちゃんと天気予報で風向きは調べておきました) …
自転車道が無くなりました。仕方がないので、砂利道を注意して進むと、民家の裏庭みたいなところに出てしまいました。茫然として、Google Mapで道を調べていると途中で追い抜いたロードバイクの若者がやってきました。この人も道に迷ったようです。しばらく二人で道をさがしましたが、自転車道は銚子の10キロ手前で無くなってしまうようです。仕方がないので普通の幹線道路(利根水郷ライン)を走ります。(ルートはちゃんと事前にチェックしましょう。)
佐原から約45キロぐらいで犬吠埼到着。
もう夕方です。灯台が夕日を受けていい感じに。
灯台の横のアンテナの向こうに夕陽が沈みます。このアンテナはDGPSの送信局で、GPSの衛星からの位置情報の補正情報を地上から放送するためのアンテナだそうです。ネットにつながらないGPS機器はこれを使っているのでしょうか?主に航空船舶用かも。
もう暗くなったので、帰りは銚子電鉄犬吠駅から帰ることに。その前に「太陽の国」という日帰り温泉に入って、そこのレストランでお刺身を肴に反省会。
銚子電鉄、成田線、総武本線を乗り継いでまた3時間以上かけて帰りました。
この日の佐原市内の走行ルートです。(Garminの電池が不調で、午前中で電池が切れてしまった。新しいの買おう。)
これに犬吠埼までの55キロを加えて合計70キロののんびり観光ルートです。やはり観光つきサイクリングはこれぐらいが丁度いいですね。最近坂道ルートが多く、久しぶりの平坦コース30キロを一気に追い風で走れて気持ちよかったです。

























