2014年の自転車 Best Ride
出場したロングライドイベントは.....
4月 Great Earth 房総 (千葉、100キロ)
5月 安曇野センチュリー (長野、100キロ)
6月 グランフォンド富山(富山、130キロ)
7月 オホーツク・ロングライド(北海道、200キロ)
8月 ツールド妻有 (新潟、120キロ)
9月 行ってクール・ド田沢湖 (秋田 160キロ)
9月 信越五高原ロングライド (長野 120キロ)
10月 東京グランフォンド (東京 120キロ)
10月 Great Earth 石垣島 (沖縄、120キロ)
の9イベントで、完走できなかったのは雨で道を間違えてショートコースを走ってしまった妻有だけでした。
私の所属している「自転車百哩走大王」という団体では、120キロ以上のイベント12種類を完走すると「大王」という称号を貰えるのですが、最後の石垣島でこの「大王」の条件をクリアしました。これを目標に今年は計画を立てたのですが、妻有を完走できなかったので、急遽、信越五高原を追加して達成できました。
この中で印象の強かったBest 3は...
Best グルメライド 「オホーツク・ロングライド」
このイベントは二日間でほぼ平坦な200キロを走るものですが、北海道なので雄大な景色を楽しめます。イベントの補給食ではないのですが、現地で百哩走大王北海道支部の皆様と雑魚寝の体育館での宴会に招いていただき、新鮮なエビ、カニをたっぷりいただきました。
Best シーニックライド 「Great Earth石垣島」
石垣島一周コースです。景色のいいところだらけです。次の日の西表島ライドも楽しかったです。来年もまた行きたいです。
Best 山岳グランフォンド 「信越五高原ロングライド」
戸隠、妙高、斑尾などの五つのスキー場に登っては下って一周するタフなコース設定です。120キロで獲得標高 2900mです。全コース坂道です。平坦区間はほぼなし。楽しいです。私は遅いので制限時間ぎりぎりでした。
今年は、時間に余裕があったので、イベントの前後にサイクリングをくっ付けたり、かなり遠くまで輪行でサイクリングしたりました。主な行先は....
7月 日光、山王峠、鬼怒川温泉一周 (90キロ)
9月 田沢湖、乳頭温泉、角館 (50キロ)
9月 長野、嶺方峠、白馬 (50キロ)
10月 秩父 大血川林道、三峯神社 (70キロ)
10月 猪苗代、裏磐梯、野地温泉、磐梯吾妻スカイライン (2日で 100キロ)
11月 碓氷峠、軽井沢 (50キロ)
こういう景色の良いところを一人できままにのんびり走って、好きなところで止って景色ながめたり、観光したり、美味しいもの食べたり、温泉入ったりするサイクリングは楽しいです。敢えて一日50キロ程度の緩いコースで急がずに走っていく、のが良いのです。
この中のBestを選ぶと.....
Best 温泉サイクリング 「秘湯 乳頭温泉郷 孫六温泉」
田沢湖センチュリーの次の日にわざわざ田沢湖まで電車で戻って一泊していきました。乳頭温泉までは立派なヒルクライムコースです。温泉はまさに「秘湯」という感じで最高です。実は温泉まで最後は徒歩でしかいけないのですが。
有名なヒルクライムコースです。健脚な方なら福島駅からスタートして表側から登って行って日帰り可能ですが、とてもきつい登りです。
のんびり行きたかったので、裏磐梯側の緩いルートで登り、頂上に近いところの野地温泉で一泊する、というお気楽観光サイクリングです。のんびり観光や、フルーツのお買い物までできました。
今年の走行距離は大体3600キロぐらいで、累積獲得標高は34000メートルぐらいです。(北海道にGarminを持っていくのを忘れたので正確にわからないのです。)
去年とは違って落車、怪我などもほとんどなく、楽しい自転車ライフでした。大王の仲間の皆さんと毎月のように都心で宴会していたのも楽しかったです。
皆様、来年もよろしくお願いいたします。
2014年にみた映画 Best 13
今年も一年を回顧する記事を書いてみようと思います。まず、映画編。
今年はヒマでしたので、WOWOWと映画館合わせて150本ぐらい映画みました。
その中から印象に残った13本を選んでみました。
まずWOWOWで見た旧作から。
「サスペリア」('77)

いきなり古いやつです。学生のときみてメチャメチャ怖かったんですが、いまでも結構怖いです。映像のキレがいいです。美しく血みどろです。
「レッドライト」(’12)
デ・ニーロが怪しい超能力者。役にはまり過ぎです。あまり知られていないですが面白い一本です。
「ザ・マスター」(’12)
同じく怪優(故)フィリップ・シーモア・ホフマンが新興宗教の教祖を演じる一本。
「パーフェクト・プラン」(’11)

愚か者の立てた完全犯罪計画が狂っていく、という定番のストーリー。ポスターに書いてある通り「ファーゴ」「シンプル・プラン」の3番煎じみたいではありますが、ヴァイオリンがネタになっていてそこにいろいろヒネリが効いてました。
「鍵泥棒のメソッド」(’12)
これも犯罪が妙なことになる話ですが、こっちはコメディ。脚本が良く出来てます。
「キャビン」(’11)
町山智弘さん絶賛のB級の大傑作。最初、よくある設定のホラーのように始まり、途中でSFだということがわかり、最後がトンデモないことになる一本。
以上 WOWOW旧作の部でした。続いて、映画館で見た新作の部。
「ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う」(’13)
この映画も前半と後半がほぼ別のジャンルの映画です。最後がトンデモないというのも「CABIN」に似てます。楽しいコメディです。
「ホドロフスキーのDUNE」(’13)
撮影寸前で中断されてしまった幻の映画について監督が回顧する、という異色のドキュメンタリー。題材の"DUNE"、キャスト、スタッフ、古いSFファンにとっては想像を絶する内容の映画のはずだったことがよくわかります。これを楽しそうに語るホドロフスキー監督のキャラが最高です。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(’14)

どうせトム・クルーズ主演のいつものアクション特撮SFだろ、と思ったら確かにそうなんですが、プロットにすごいひねりが。まさか「恋はデ・ジャブ」 (Groundhog Day)だったとは!
「エスケイプ・フロム・トゥモロー」(’13)
単純に言うと「サザエさん症候群」(明日、会社行くの憂鬱)みたいな心理をこじらせて、ディズニーワールドで妄想爆発した、みたいな映画です。大胆にもディズニーワールドで全編隠し撮り。
「悪童日記」(’13)
三部作の小説を読んだのは、もう何十年も前でほぼ忘れてたのですが、映画をみて確かにこういう肌触りの話だったと思い出しました。あと2作も是非見たいです。
最後は現在上映中の2本。
「インターステラ―」(’14)
多分、21世紀になってから作られた最高のSF映画かも。親子の話にするのはあざといようですが、それには理由があるのです。
「ゴーン・ガール」(’14)
この映画とほぼ同時期に話題のミステリ小説「その女アレックス」を読んで、どちらも想定外のドンデン返しで、女性は怖いと思いました。
ということで、今年も新旧いろいろ楽しめました。
来年もよろしくお願いいたします。
「インターステラー」 解読 (徹底的にネタバレです。これから見る人は読んじゃダメ)

話題のクリストファー・ノーラン監督のガチSF映画「インターステラ―」を見てきました。評判通りすばらしかったです。「プロメテウス」も良かったですが、越えてるかも。
話が長く(175分)、複雑、かつブラックホール、ワームホール、相対論効果など満載でかなり頭がゴチャゴチャになります。そこで、5人の登場人物の視点からみた粗筋を再構成してみました。
以下 激しく ネタバレ です。
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本当に。
"Interstellar" それぞれの物語
ブランド 博士の物語
人類を滅亡から救うためにNASAの残党でラザロス計画を開始する。土星近くで発見されたワームホールに12人の宇宙飛行士を送り込み、人類の移住可能な惑星を探索させる。ワームホールからは3人の飛行士からの連絡があり、そのうち一人(マン博士)からは「生存可能」というシグナルがあった。
ワームホールの発見をきっかけに重力を操作する理論の研究をはじめ、それを完成させれば人類を地球外に移住させることが可能になる、として、スペースコロニーの建設も始める(“Plan A”)。ところが、実は重力理論の完成は不可能であることを知り、 “Plan B”として、人類の受精卵をつかって種としての人類の地球外への繁殖を準備する。関係者には「重力理論はかならず完成する」と主張を続ける。
砂嵐による地球環境の悪化は進行し、最後のロケットを使い、娘のアメリア、クーパーなど乗組員をのせた探索船に Plan A / Plan B 両方の備えをもたせてワームホールに送り出す。
ワームホールを越えた探索船からは通信はないが、娘の生存を信じてビデオメッセージを送り続ける。
クーパーの娘マーフをクーパーが旅立ったあと引き取り、重力理論の弟子にしてすべてを伝授する。
クーパーが帰還する前に老齢のため死去。
アメリア・ブランド (娘)の物語
父親のラザロス計画に惑星科学者として参加。先行してワームホールを探索にいった12人のうちのエドモンドは恋人であった。
クーパーなどの乗組員とともにワームホールを越えていき、まず最初の惑星は水ばかりで生命はなく、津波に飲み込まれそうになりながら脱出。次の惑星ではコールドスリープに入っていたかつての同僚マン博士を発見する。マン博士に探査船を奪われそうになるが、なんとか食い止めて、ブラックホールをスイングバイして最後のエドモンドの惑星へ向かう。その過程でクーパーはブラックホールに落ちていってしまう。
エドモンドの惑星には空気、水などがあり一応生存可能であり、アメリア一人で生存していく。(ということは自分の体を使って Plan Bの受精卵を出産して、単身で人類コロニーの祖先になるつもりか。)
クーパーの物語
かつて(最後の?)NASAのパイロットで、重力異常のため乗っていた飛行機(宇宙船?)が墜落し、射出して生きのびる。その後、パイロットでは辞めてトウモロコシ畑を経営する。妻は脳腫瘍で死去。息子、娘(マーフ)と父親と農家の一軒家で暮らす。
娘マーフが自宅の部屋の本棚から送られてくるモールス信号を解読すると緯度経度座標が得られて、その場所にトラックを走らせるとその場所は元 NORAD (核戦争用の米軍基地)で、ブランド博士のラザロス計画の基地であった。
ブランド博士はかつての上司(?)であり、ラザロス計画の最後のパイロットになることを依頼され引き受ける。娘はそれにより父に捨てられたと傷つく。
マリオン達とワームホールを越えて惑星を探査し、2番目の惑星にいたマン博士に殺されそうになるが、マリオンに助けられ、なんとか探査船に戻る。二人はブラックホールをスイングバイして三番目の惑星に行くことにするが、推力が足らないので、自分とロボットTARSのそれぞれが着陸船で探査船を押し出し、自分たちはブラックホールに落ちる、という作戦を実行し、アメリアを脱出させる。
ブラックホールに落ちるとそこは異様な5次元空間で、様々な時間で自宅のマーフの部屋の本棚の裏につながっていて室内をのぞくことができる。ロボットのTARSもそこにいた。部屋の中に行ったり、声や姿を伝えることはできないが、重力を操作して(?)本を動かしたり、時計の秒針を動かしたりすることはできる。これにより、少女時代のマーフにラザロス計画の座標、”STAY”というメッセージを伝える。(つまり、娘を通じて過去の自分にラザロス計画に行かせる。) さらに成人してラザロス計画で働く娘にブラックホールで計測したデータ(?)をモールス信号で伝えて、重力理論の完成を助ける。
その後、土星近辺を漂流しているところを人類に発見され、目覚めるとそこは「クーパー・ステーション」という土星衛星軌道上のスペースコロニーで娘のが開発したものだった。そして老齢のため死の直前であった娘に再会する。
その後 TARSをリブートして、宇宙船を勝手に奪って、ワームホールを再び越えてマリオンを助けに向かう。マリオンのいる惑星もブラックホールの重力の効果で時間の流れが遅いので、地球側では数十年を経過していたとしても、まだマリオンとクーパーは同じ世代のまま再会できるはずである。
マーフ(マーフィー・クーパー) の物語
宇宙船のパイロットだった父が大好きだが「アポロ計画はウソだった」という教科書に怒り、学校で問題を起こす。そのころから自分の部屋で「幽霊」の物音などがするようになり、あるときそれがモールス信号であることに気が付いて解読するとある場所の座標だった。父にその座標を教えてその場所に行こうとする父に勝手について行ってしまう。そこで父とともにブランド親子のラザロス計画のことを知る。
父が宇宙探査の恐らく戻ることがない旅に行ってしまったことに傷つき父に別れをつげることもできなかったが、ブランド博士から父のビデオメッセージを見せられ、それをきっかけに博士の元で重力理論の研究を始める。成人して自宅にまだ住む兄に避難するように説得するために自宅を久しぶりに訪れたときに自分の部屋で父にもらった腕時計の秒針が奇妙な動きをすることに気が付く。またもモールス符号で、これが父から通信であることに気が付く。今度のメッセージは重力理論の鍵となるブラックホールのデータであった。(ブラックホール近傍の相対論効果のため、この時点でマーフの年齢は父親より上。)
ブラックホールのデータを使って重力理論を完成させ「エウレカ!」と研究所で叫ぶ。その後数十年かけて重力理論を利用したスペースコロニーは完成し、人類の一部は土星軌道上の「クーパー・ステーション」で生活している。コロニーの名前はマーフの名前(マーフィー・クーパー)にちなんだものであった。
高齢のため死が迫るマーフは父が帰ってくることを信じてコールドスリープに入り、子孫に囲まれるなかまだ若い父(土星近辺で発見された)に再会する。(恐らくその後死去。)
マン博士の物語
ブランド博士のラザロス計画のメンバーとしてワームホールを抜けて、氷に覆われた惑星に到着する。調査の結果、人類が生存可能な環境ではないことが判明するが、自らが救助されることを期待して「居住可能」という偽りのシグナルを送って、期限なしのコールドスリープに入ってしまう。
やがて、地球からやってきたクーパー達に覚醒され、実際に地球から「救助」にきたことを知るが、このままでは居住不可能な惑星であることがわかり、彼らとともに別の惑星探査に連れていかれることを恐れて単独で探査船を乗っ取り地球に帰還することを決意する。 そして、アメリア、クーパーを惑星上に置き去りにして探査船にドッキングしようとするが失敗し着陸船ごと爆発して死亡。
残る謎
このように人物別にタイムラインを整理するとお話がよく分かってきますが、最大の謎はワームホールとブラックホールの中の謎の5次元空間は何者が作り操作していたのか、というところです。
映画の中でクーパーが「”彼ら”ではない。我々だ。」というので、謎の異星人・宇宙知性とかではなく人類が作ったことが示唆されています。またこの映画の中の物理学では重力理論を使いこなすと時間を超えた情報交換が可能であるようです。(物体が時間を超えることはできないですが、重力や光は時間を超えられるようです。)
また、過去の自分に情報を伝えて(基地の座標)その行動を変えさせることもタイムパラドックスを起こさないようです。
この映画の時間軸ではスペースコロニーを地球から土星まで動かすことは重力理論で可能になったようですが、時間を超えた通信やワームホールなどを人類が開発してはいないようです。ということは遠い未来にそのような時間・空間を操作する技術を開発した人類が、そのような発明が可能であったようにするべく、ワームホールを過去に設置し、クーパーの娘の部屋の裏にブラックホールの内部の5次元空間を設置して、そこにクーパーとTARSを送り込み、それからスペースコロニーのそばに放出した、ということなんでしょうか。
参考
http://screenrant.com/interstellar-ending-spoilers-time-travel/















