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ちっぴのブログ☆CHIPILOG

美しい大人を目指す私の日々

先週、誕生日を迎えたあたりから体調不良が続いています。


私にしては珍しく、腰痛、頭痛、腹痛などなど、これは風邪に違いない。絶対に、一つ年を取ったせいではあるまい。人間、たまには調子を崩す。


今日も楽しみにしていたダンスレッスンをお休みしました。


だって、お腹がしくしくするから。腹筋なんかして、はたまたグワッと股を広げてストレッチして、粗相があってはたまらない。


とにかく早く寝て元気回復したいのに、パソコンをつけてしまったというわけです。


誕生日当日は、みんなからおめでとうメールやプレゼントをいただいて、それはそれはうれしかったこと。


私は33歳になりました。


同じ4月生まれのだんなさんは35歳になりました。


先日、二人で友達のうちに遊びに行った時は、オシャレな魚モチーフのケーキで前祝いしてもらいました。感激です。


それにしても、すこぶる飲んだあの日。


夜ふけの帰り道、断片的な記憶によりますと、静かな住宅街をなぜか激走。たぶん私が首位で、だんなさんが後に続く。二日後、足首前方が筋肉痛に見舞われました。


さらに、翌日思い出したのですが、そこはくだりの坂道だったので、「こりゃいい、歩く手間が省けるぞ」と、大の大人が二人そろってアスファルトの道を転がりました。こどもが公園の小さな山を寝っころがってゴロゴロと転がるように。私は無傷でしたが、だんなさんは負傷した模様。


でも、夜道でギャーギャー騒いだわけじゃあないからね。


まわりには人っ子一人いなかったし、誰にも迷惑掛けてないからね。


また一段、大人の階段上ったけれど、こどもの心も忘れずに、楽しくやっていきたいと思います。まずはお腹の調子を整えたい。



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昨日、夫婦でお邪魔した友達のうちは断捨離の模範例のような家だった。


すごすぎる。すっきりと片付いていて、マイナスイオンまでもが自然発生しているようだ。


だんなさんと私はすっかり感心してしまい、我が家を思い出しては、できることならここにホームステイさせて欲しいと思ったほど。


私もあの整頓術を見習わなくちゃ。


と思いつつ、掃除後回しで、今日は昼からDVDを見てしまった。


昨夜、話題に上がったサタデーナイトフィーバー。友達のだんなさんは見かけによらず(失礼な意味じゃないよ!)、ダンス映画が大好きらしい。初耳だ。うちのだんなさんも、サタデーナイトフィーバーは必ず観るべき一本だと言う。


…私、サタデーナイトフィーバーって、観たことないんです。しゅん。


生まれ変わったら、ダンサーになりたいこの私が!


今でも週に一度は必ずダンスレッスンに通っているこの私が!


そこで今日、焦って、TSUTAYAまでひとっ走り行って来た。


なるほど。ジョン・トラボルタって、こんなにも踊れる男だったのか。今の半分くらいの細さのジョン・トラボルタが、キレキレで踊る。踊る。フロアーを舞う。何十年も前のダンスは時に笑いをはらんでいたが、それでもやっぱりかっこいい。大物俳優と呼ばれる人は、若い頃からすごいんだね。


それにしても、友達のだんなさんとうちのだんなさんは、キャラクターが全然違う。違うけど、年は同じ。身長も同じ二人である。その二人が意気投合して言っていた。


「ジョン・トラボルタに憧れて、オレ、昔、こうやってタバコ吸っていた~」


「オレも!!!」


映画のなかで、ジョン・トラボルタは昨日二人が真似していたように、タバコを吸った。


しかし、この二人は思いのほか、共通点があるようだ。


友達のだんなさんは言った。


「オレ、大学一年のとき、社交ダンスサークルはいったもん」


「うそー。この人も!!!」


そう、うちのだんなさんも社交ダンス部に入った経歴を持つ一人。だんなさんより私のほうが興奮して、早くに食いついてしまった。


ふたりとも、早々に辞めちゃったらしいけど、社交ダンスをかじったことがあるとは何たる奇遇。


どうやら、ダンスに魅せられたのは私だけではなかったらしい。こんなにもまわりに踊りたい願望をもつ人がいたなんて。うちのおばあちゃんも、長いこと、社交ダンス習っていたよ、そういえば。

先週末、高校時代からの友達と目黒でイタリアンを食べました。


夜7時、食通の友達が予約してくれたお店に集合だったのですが、春といってもまだまだ寒く、風は不穏なくらいにやたらと強く吹いていて、一人でお店へ向かう夜道がなんとも心細いこと。理由の一つは目黒という街が完全にアウェーな土地だからであり、もう一つは私がひどく方向音痴だから。そして、地震やら節電やら、そわそわの原因は今もなお続いている。


とはいえ、これ、たった5分の道のりの話です。


それにしても、お店に着いて友達に会い、まわりは満席、わいわいがやがやと賑わっている様子を見てホッとしました。一歩お店に入れば、そこはまるで台風の目。暖かく、美味しく、店内は大いに活気づいている。大げさにも、「日本は大丈夫」と広告のキャッチフレーズみたいな思いが沸き起こってきたものです。元気出せる人は、元気出していかないと!


さて、高校の修学旅行では同じ班で行動を共にした私たち。スパークリングワインに続いて白ワインを飲み、「みんな、変わらないね~」という話になりました。友達たちは、「ちっぴ全然変わらない」と言ってくれましたけど、やっぱり私、当たり前に、年くってます。


先日、がっくりきたことがあります。


TSUTAYAでDVDを4本借りて、家に帰って見てみたら。


4本のうち1本が、ブルーレイ!我が家でブルーレイは見れないじゃん!


なんでなんで?


なんで私、ビデオ屋でブルーレイって気が付かなかった?


そして、ビデオ屋のおねぇちゃんは、なんで教えてくれなかったのよ?


「こちらはブルーレイですけど、よろしいですか」とかってさ。


誤って借りてしまったブルーレイは、タイトルをここに書くこともはばかられるようなバカバカしいコメディだし、もう一度TSUTAYAまで出直して取り替えてもらう勇気もなかったので、泣く泣くあきらめましたけど、ワタクシ、自分のミスにがっくりきました。なんだか、オバサンくさいミスだから。


しかし、目黒のイタリアンを後にして、深夜過ぎのクラブでだんなさんと合流したのは、ヒジョーに若々しい動きだったのです。音に酔いしれ、体はリズムを刻んじゃうと言いたいけれど、次々に浮かんでくる弱音たち。


「つ、疲れた…」


「ちょっと座って休みたい」


「何時に帰るの?そろそろ帰らない?」


だめだこりゃ、あたしは少しずつオバサンに近づいている。朝までなんて遊べない。


と思ったその時、私の目を釘付けにしたのは、本物のオバサン。見た感じ、60歳近いオバサン。こう言っては失礼ですが、夏木マリのようなイケイケのタイプではなく、本当にふつうのオバサンがクラブの暗がりで揺れていた。黒いタートル、黒いパンツ、大ぶりなネックレス。そして頭は大仏パーマ。実話です。


オバサンを舐めちゃいけない。オバサンは人生を楽しむ術を知っている。


私なんか、まだまだ、まだまだ、これからだ。がんばろう、私!!!

昨日、会社から帰って来て、ごはんを作る気力がないとだんなさんに訴えたら、彼が夕飯を作ってくれた。


「作るけどさ、何作ればいいのぉ?」


心優しい彼は私に指示を求めたが、私にはメニューを考える元気もない。


「なんでもいい。食材、結構いろいろあるから、なんでもできるよ」


たまにこういう無気力な日がくるんです。働く女って、疲れる。ふぅ。みたいな日って、ありますでしょ。


私がウトウトうたた寝している間に、いいにおいが漂ってきた。どうやら彼は、ルクルーゼのオシャレな鍋で何かを煮込んでいるようだ。果たして、彼が自分で考えたメニューは何だったのか。湯気の上るキッチンを遠目に見ながら考えた。


「わーい、何作ってくれたの?」


彼がダイニングテーブルに並べた器には、食べる前からやさしい味を髣髴させる野菜のスープ。いいね、いいね。あたし、こういうのを求めていたよ。


が、スープの中にぷかぷか浮いてる異色な存在は一体だあれ?


一人だけ仲間はずれの顔が見える。


コンソメ味のスープのなかで異彩を放つその正体は??


…輪切りにされたちくわだよ。


しかも、あなた、隠し味にちょっぴり七味も入れたでしょ~


斬新だ。いつも彼の料理には驚かされる。私だったら、鶏肉かベーコンあたりを選ぶところ、彼はちくわを投入していた。温かいスープは愛情たっぷり、ちくわもコンソメになじんでいたけど、気になったから聞いてみた。


「なんで、ちくわ?鶏肉もあったじゃん」


せっかく作ってくれた人に意見して、すみません。


「いや、オレも鶏肉だと思ったんだよ。でも、鶏肉切るの面倒だったから」


確かにね。ちくわ切るほうが簡単だわね。


和洋折衷、固定観念にとらわれない男の料理を見習いたいと思いつつ、これから私がつくる今宵のごはんは、ありきたりなまとまりのある料理になるだろう。昨日、出番のなかった鶏肉を使ってね。よーし、やるぞ~。一日ごはん当番代わってもらえば、働く女も料理のやる気がでるってもんだ。

昨日の「元気出しましょうモード」から打って変わり、今日はひどく悲観的な思考に取りつかれてしまった。


会社帰り、自宅近くの駅を降りたら、いつものように街全体が薄暗い。つい2週間前までの電気がこうこうとした街中は、もはやずいぶん昔のことのようになっていて、停電や節電のイレギュラーなことがむしろ「いつものこと」になっている。


今までが異常であって、これがふつうかと思えば、そんなような気もしてくるが、これまた以前に比べれば薄暗いスーパーの中のレジを待つ長い人の列を見ると、なんだかムショーに悲しい気持ちになってきた。


停電と節電モードは、一体いつまで続くのか…


今までは結局、本気の省エネなんてしていなかった…悪かったな…


放射性物質って、目に見えない…


ネガティブなスパイラルにどんどんはまり、ぼやっと歩いていたとその時のこと。


飲食店の入り口で、雛人形のの三人官女みたいなおかっぱ頭の小さな女の子が歌っていた。幼稚園くらいのほっぺの赤い女の子。


「も~、いーくつ寝ると~~~♪」


って、正月かい!!!


あどけないその歌に、私は笑みがこぼれたのでした。


未来を切り開くのは、子どもたちだな。間違いない。