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ちっぴのブログ☆CHIPILOG

美しい大人を目指す私の日々

朝ごはんというか昼ごはんのときに、食卓の話題に上ったのは、夫婦について。


「昭和の夫婦と平成の夫婦って、ぜんぜん違うよね~」


「そりゃ、違うよ~。昔は女性の選挙権だってなかったわけだしさ」


感覚でものを言う私。論理的な夫。それでも会話は成り立つものです。


それはさておき、お盆に実家に帰省して、うちの両親なんかを見ておりますと、我々はいわゆる「最近の夫婦」だなぁと思います。


さて、朝っぱら(時計はお昼を指していましたが)から、なぜ夫婦でこんな話をしているかというと、二人そろってヒマだからです。


私は風邪。札幌でひいた風邪はなかなか手強く、いまだに咳、鼻水、喉の痛み、かなりの頻度のくしゃみが続いています。かといって、熱があるわけじゃないから、そこそこ元気。今週末はティッシュ片手に、家にこもりきって、DVD観たり、部屋の片付けに精を出したいと思います。近藤麻里恵著「人生がときめく片づけの魔法」を読んで、いとも簡単に片づけに対する情熱が燃え上がりました。ときめきを感じないものは、バンバン捨てたいと思います。「一気に短期に完璧に片づけをやり終えた人の人生は、間違いなくドラマチックに変化していく」そうです。よーし、私も欲しい人生を自力で手に入れようじゃないか。


一方、夫は持病の肺気胸。イベントやなにやら忙しくしていた無理がたたったのか、肺がポコッとやられてしまいました。胸の鈍痛にくわえ、しゃべることさえ苦しそうで、かわいそう。しかし、手術するほど重症ではなかったのが不幸中の幸いです。お医者さんからは自宅で静養を言い渡されました。よかった、よかった。


そんなわけで、家の中に弱った人が二人。


っていうか、私の風邪が今の彼にうつったら、大ごとです。


いい距離感を保って、二人仲良く家の中で週末を過ごしたいと思います。


とりあえず、今日はこれから、レッドクリフを二本立てで鑑賞予定。小中学生の男の子の多くが、図書館でハマる三国志の物語。大きな声じゃ言えないけれど、私、三国志ってほとんど理解していないのです。いつだかの旅行では、「三国志」のことを「三蔵法師」だと思っていた人(三十代・男性)を身近に発見し、ヒーヒー言いながら笑った私だったけど…。


お勉強しなくちゃ、ろくな大人になれません。もう少し理詰めの話ができる人間にもなりたいし。会話の中に「参政権」とか織り交ぜられるくらいにね。

最近の悩みといえば、どうも思考回路が停止しがちなこと。


ひらめきがない。


おもしろいことが思いつけない。


ま、いいんですけど。私、芸人じゃないし。


日々なごやかに晩酌し、先日も夫と小旅行へ行ってそれはそれは楽しかったし、考えてみればたいした不満もありません。平和で幸せ。


ただ、今、私が求めるものは、爆笑です。


腹を抱えて笑うことって、年に数回しかないと思うのですが、最後に涙が出るほど笑ったのはいつ?苦しくなるほど笑いたい!小さな笑いは日常に散りばめられているけれど、今、私が出会いたいのはメガヒット!


シャワーの後、そんなことを考えながら、体にボディクリームを塗ったくっておりました。フランス人女性は、お顔の手入れ以上にボディケアにも余念がないとか。パリジェンヌよろしく、私もローズの香りのクリームで優雅にケア。


途中、ふと鏡に映った自分自身のパンツ姿。


セクシー下着の代名詞、黒いパンツ。


しかし、はっと思い出したのです。


「あんた、猪木みたいだよ」


妹が放った一言を。


以前、妹と一緒に暮らしていた頃も下着のような格好で家の中をフラフラしていたのですが、それを見た妹が言ったセリフを。


あたしのサービスショットは、セクシー系じゃなくて、猪木なんだって。


今日、しみじみと自分で認識しました。うん、なんか猪木っぽい。なんでかな。そう思ったら、一人でクッククックと笑えてきました。


今週末、久々に妹と二人で飲みます。妹よ、どうか私を泣くほど笑わせておくれ。なんだか泣ける予感がするよ。


金曜日の女子会で、「週末はみんな何をしているのか?」という話になりました。


そうね、それって人それぞれね~。活発に出歩く人もいるだろうし、家でゆっくりする人もいるだろうし。


このところ、私は完全に後者のほうです。家にこもって、とことん寝る。朝は目覚ましなしで心ゆくまで存分に寝て、たまに昼寝もしてしまう。好きなだけパソコンをいじる。修行のごとくDVDで映画を見まくる。あんまり家に居すぎて具合が悪くなったときは、近所のごはんやに夫と飲みに行ったりもします。


そう、昨日は午前中からストレッチバレエに行きました。これがもう最高に爽快なこと。土曜日なのに朝からちゃんと活動した自分を褒め称えたい気持ちになりました。とにかく、最近の私は体を動かすのにすこぶるハマッているのです。やるよ、あたし。三十代の肉体改造。本気だよ。


そう考えれば、多少はお出掛けもしているんですけれど、昔に比べると、遠出ってとんとしなくなりました。


いつからこうなったのかわかりませんが、土日に家事を片付けて、それなりにきれいになったうちのなかでゆっくりして、心身ともに調整しないと、月曜からの五日間がグダグダになってしまう気がします。ホント、いつの間に、こんな体になったのかしら。こどもの頃は週末になると、親に「どっか行きたい」ってねだったりしたのにね。親にとっては迷惑な話だっただろうな~。週末くらい休みたいよ、みたいな、ねぇ。


さて、先週末のこと。


写真を撮ってしまうほど達成感を感じた家活動があります。


やろうやろうと思いつつ、気がつけば軽く2年くらい放置。


しかも、実を言うと、人生初の取り組みです。



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メイクブラシを洗いました。


ファンデーションのスポンジはマメに洗っているのですが、メイクブラシを洗ったのはうまれて初めて。だって、洗い方が分からなかったんだもの。一昨年くらいの冬、シュウ ウエムラでメイクブラシ専用の洗浄液を発見したので、「こりゃあいい」とはりきって購入しました。


が、洗わなければ、洗わないでも、なんとかなるのがメイクブラシ。


これって、けっこう不潔じゃない?と思いつつ、容易に目をつぶってしまうこの性格。


やっと一念発起して、ほこりをかぶったブラシクリーナーを開封しました。



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んま~、これがものすごい汚れです。汚れっていうか、化粧品の色ですけれど、長年使い続けたいろんな色が落ちること、落ちること。なかには10年近く使い続けているものもあるし…。きったないブラシが美人をつくれるわけないね。反省。


このブラシクリーナー、確か2000円くらいだったと記憶していますが、素晴らしい洗浄力なので、おすすめします。ブラシを洗って、とりたててメイクのりがよくなったとは思いませんが、気分が良いのは確かです。


今日も夕刻となりました。


これからクリーニングに出していた山のようなニットを取りに行き、せっせこクローゼットにしまいたいと思います。それから晩ごはんを作って、「ハングオーバー 消えた花婿と史上最悪の二日酔い 」を見ながら食べようと思います。美容と健康のために湯船にもつかりたい。


家にいても、やることって尽きませんね。明日もこうしてうちにこもっていたいけど、ずっとそれが続いたら、家の魅力も半減するのでしょうか。人間はないものねだりが好きだからね。特に私ってやつは。




もはや夏バテのようです。


腹痛(下し系)、頭痛、くわえて体は鉛のごとく重い。たっぷり睡眠をとったわりに一日だけでは回復しないあたり、さすが30代という気がして少々がっくりきたのですが、本日午後からだいぶ復活。おかげで、こうしてパソコンに向かうこともできました。元気があれば、なんでもできます。


さて、週末のこと。


毎度同じことを繰り返し言っている気もしないでもないんですけど、どうにもこうにも家の中が片付かない。これじゃあ、イイ運気も逃しちまうよ…。玄関にところ狭しと並んだ靴にも腹が立ってきて、ようやく靴の整理に着手しました。


よし。このところ履いていない靴(冬の靴など)は、しまっちまおう。


我が家では、出番の少ない靴はベッドの下でひっそりと眠っているのです。ベッドをズズズっと動かし、パズルのように並んでいる靴の箱を久方ぶりに開けて見ました。んま~、あるわ、あるわ、賞味期限の切れた靴。


「ものにも賞味期限がある」


先日、FMで収納コーディネーターだか誰だかが言っていた言葉です。


これらを処分しなくては、しまう場所さえないではないか。


ええい、ここらでそろそろお別れだ!


思い入れのあるものはどうしても捨てられなかったのですが、もう二度と履くこともないよね、きっと。泣く泣くゴミ袋へ投げ込みました。


さよなら、私の戦友たち。感謝とリスペクトを込めて、ご紹介いたします。





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これ、1999年のアメリカ留学の時に買ったのです。大学2年を終えた春休み、3月のボストンは時折雪が降るほど寒く、初めての海外留学のホームシックに拍車をかけたっけ。とはいえ、お買い物だけには精を出し、あっちにフラフラ、こっちにフラフラ。この赤い中敷にぐっときて買ったんだよね、ちょっとオシャレなストリートで(名前は忘れましたけど)。でも、もう履かないな。っていうか、もう履けないほど古びてるし。中敷は爪で容易に切れ込みが入るほど劣化。靴底は大いなるカビ。はい、賞味期限切れ。





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これは、2001年カナダ留学中に日本から来た家族とニューヨークで合流した時に購入。もう10年前なんて。あの夏、我々があの街を観光した頃は、まだツインタワーがあったんです。当時、一世風靡したNIKEのエアーマックス。人で賑わうドデカイNIKEストアのキッズコーナーで見つけたキュートな黄色と柄に一目惚れ。今でも大好きなのですが、マラソンの金メダリスト高橋尚子選手いわく、古い靴はソールが硬くなって足にも悪いらしい。…お別れだね。ソール、カッチカチだもん。(私、マラソンもウォーキングもしないので、あまり問題ないとも言えるけど。)これ履いて、かつての彼氏、今のだんなさんと熊野古道に旅行に行ったという思い出もございます。





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同じく2001年、ニューヨークで調達したDKNYのサンダル。百貨店のセールで発掘しました。留学先のカナダ トロントをこれで闊歩していたら、洋服屋の金髪のオネエチャンに「ナイスシューズ」とか言われました。「やっぱカナダの片田舎じゃ、ニューヨークで買ったものはおしゃれに見えるんだな」と心の中でうそぶきました。が、今思えば、完全に営業トークのご機嫌取りだね。ま、英会話の勉強にはなったと思いますが。もう木のソールが割れちゃったし、10年間履いていない気がするし、お別れするよ。





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これは比較的新しいのです。3年か4年前、近所の靴屋Pioneroで買いました。ペタンコで歩きやすいから重宝していたけれど、気が付けば時代遅れ。なにがって、このとんがり。昔、こういう反り返ったとんがり靴、流行りましたでしょ?


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手持ちのものはそもそも気に入って買ったものだし、何かと思い入れもあるため、時代に合っているのか、完全にアウトなのか、わからなくなりがちです。ある程度は気迫でカバーできる気もするんですけど、でもやっぱり気をつけよう。ものの賞味期限のみならず、自分自身が賞味期限切れにならないように。

先日、高校時代の女友達とそれぞれのパートナー、合わせて6人でイタリアンに集合したときのこと。


話の流れで、同級生は言いました。


「ちっぴ、昔、イタリア人になりたいって言ってたよね~」


「うそ?あたし、そんなこと言ってた?」


完全に、完璧に、私の記憶からは欠落している。


「言ってたよ~。ピザとパスタが大好きだから、イタリア人になりたいって」


うわうわうわ。いるんですよね、こういうこと言う若い女子。


「あれ、そうだっけ」


照れ隠しに笑ってみたものの、なんともこっぱずかしいイタリア人発言。ちょっとオシャレ系を狙ったあたりが恥ずかしさに拍車をかけるね~。今なら絶対に言いませんとも。ピザもパスタも好きだけど、毎日食べられる気がしない。仮に今、イタリア留学したならば、ジャパニーズレストランとか探してさ(イタリアにはないのかな?)、TERIYAKIとかオーダーしていそうだもんな…、やっぱ米だね、なんつって。


私の向かい側に座っていた夫は、ひどく冷静にこちらを見つめ、


「あ、こういう情景よくあるんだよ、このコ」


私がいかに口先オンナでお調子者かを、いとも簡単に暴露しました。いや、その時々は本気でそう思っているんだよ。


それはさておき、本日、小耳に挟んだ話があります。(どこで聞いたかは伏せておこうか、念のため。)


ピチピチの女子高生の腕やら足が、キズだらけ。どしたの、その生傷は?


「昨日、お母さんとケンカして、私が本気でキレちゃって…」


見かけによらず、激しいんだね、おたくさんもおたくの母ちゃんも。


「机とか椅子とか投げつけて、家族が私に手もつけられなくなって…」


す、すごいね。あたし、生まれてこのかた、そんな動きしたことないよ。


「最終的に、警察が三人きました。てへ」


おいーー!!!笑い事じゃありません。おまわりさんは忙しいんだよ。


「そしたら、その警察官の一人が超かっこよくって。へへへ」


おいおいおい。へへじゃないよ、へへじゃ。


怒りの絶頂で、イケメンって目に入るものなのか?


言いたいことは山ほどありましたが、とりあえず、私は口をつぐみました。


警察官が来た話は、ひょっとしたら彼女のフィクションかもしれません。しかし、この前のイタリア人発言の一件で、私は「イキがりたい時代」というものを思い出し、「若気の至り」と心の中でつぶやいて、その場を後にしたのでした。


でもね。若気の過ちには気をつけたほうがいいかもよ、お嬢さん。イライラする元気も出ないほど、ダンスに打ち込んでみるのも、いいんじゃない?