治りにくい、にきび(尋常性ざ瘡)ってありますよね。

 

にきびというとアクネ菌が有名ですね。

アクネ菌をやっつけることがにきび治療の柱といえます。

実際に日本の尋常性ざ瘡治療ガイドラインの治療における主軸は抗生剤、抗菌剤の投与ですし。

 

でも実際にはアクネ菌対策だけでは改善しなかったり、一時的に良くなってまた再発したり、など治療がうまくいかないケースも多いのではないでしょうか。

 

最近の考え方ではアクネ菌の増殖というよりは、以前お話ししたマイクロバイオームのバランスで考えるようです。

皮膚常在菌叢(マイクロバイオーム)についての記事はこちら

 

健康な皮膚ではアクネ菌も常在菌として他常在菌と共存しているらしいのですが、何らかの原因でこのバランスが崩れたりすると、にきびの発生や悪化を助長してしまうようです。

 

さらにアクネ菌も6種類に分類できて、皮膚の健康に役立つ種類とにきびを悪化させる種類のバランスや多様性が崩れることも皮膚の炎症やにきびに関連があると報告されています(Brigitte Drenoら 2020)

 

 

 Roland(2003)さんたちの報告によるとアクネ菌が治療薬の効果で減らされることで

他の菌が増えてしまいグラム陰性毛包炎を引き起こすこともあるようです。

結果、毛包炎が治らないし、グラム陰性毛包炎とは気づかれずにアクネ菌を減らす治療を継続することでより悪化していく可能性もあるみたいですねガーン

 

こういった報告からも分かるように、アクネ菌だけをやっつければ治るというものではないようです。

にきびを治すために、たくさんの治療を受けたり、洗顔や多くの方法を試しても、改善しないという可能性はあるわけですね。

 

にきびは、皮脂産生増加、過度の角質化、皮膚の炎症などが特徴的な状態でこれらにアクネ菌の一部が影響することは分かっていて、確かにアクネ菌はにきびに関係あります。

 

そして、治療には常在菌のバランスが重要だということが分かってきています。

 

皮膚の常在菌のバランスに影響を及ぼす因子としてさらに興味深いRuqaiyyahさんたちの報告があります(2022)

なんと、にきびと腸内細菌叢(腸内フローラ)に関連がありアクネ菌などの皮膚常在菌に影響するということが報告されました。

 

つまり、にきび治療に食事が大切な場合があるということですね。

 

どんなに薬飲んでも、薬を塗っても、洗顔の方法を変えたり化粧品を変えても改善しない場合に食事を工夫してみるという取り組みが良い結果につながる可能性がるということですね。

 

 

フィルのブログにしては長くなってしまいましたので

食事については次回以降にしたいと思います。

 

 

フィルのエステも少しは助けになるかと思います。

フィルの施術に関心のある方はこちら

フィルのメニュー

 

 

日向市にあるエステとコンディショニングのお店

Phy'll

 

 

 

 

炎症がお肌のトラブルの原因になることは良く知られていますね。

 

今回は体内の炎症反応に影響する食品についての

Fred K Tabungさんたちの研究報告(2016)をもとに

書いていきたいと思います。

 

もともと食事性炎症指数というものがあり

炎症を促進しやすい食品・成分と

炎症を抑えてくれる食品・成分を

数値化できるようにしてくれていたみたいです。

すごいですねびっくりビックリマーク

 

ただ、素人の私たちがいちいち計算するのは大変なので

いくつかの食品と食事性炎症指数を調べて

報告してれたのでいくつかお知らせしたい思います。

 

炎症を促進する食品トップ5

数値の高い順に

1位 精製穀物(小麦や白米)

2位 高エネルギー飲料(砂糖を多く含むもの、甘い炭酸水など)

3位 加工肉

4位 赤身の肉

5位 低エネルギー飲料(カロリーオフの炭酸飲料など)

6位 トマト(個人的にショックだったので6位まで書いてみました)

 

炎症を抑制する食品トップ5は

1位 コーヒー

2位 ワイン

3位 葉物野菜

4位 ビール

5位 緑黄色野菜

 

今回の報告におけるトップ5でした。

あくまでも今回の研究内でのトップ5ですので

ご参考程度にしていただければ幸いですあせる

 

炎症を促進する食品だけに偏らないように

気を付けることで

お肌のコンディショニングも良くなるかもしれませんよ。

 

ちなみ食事性炎症指数は

がんや心臓、腎臓 大腸疾患、統合失調症など

幅広い疾患との関連など

たくさん研究されてます。

 

食事は大事といいますが

いろいろな考え方があるんですねぇ照れ

 

個人的にはトマトは万能食品だと思っていたので

炎症を促進する側だったというはショックでしたねぇガーン

 

 

日向市にあるエステとコンディショニングのお店

Phy'll

 

今回はArun Karnwalさんたちのレビュー(2023)を

参考にしたバイオサーファクタントのお話です。

 

バイオサーファクタントというのは

界面活性剤としての機能を持った天然素材です。

 

1970年代から研究されていて

ここ数年でバイオサーファクタントを使用した

化粧品も発売されているようです。

 

化粧品の発売までにかなり長い月日が経過していますね

 

そもそもバイオサーファクタントを生み出す菌を見つけて

そのバイオサーファクタントにどのような特徴があるのか?

どうすれば効率よく機能を発揮できるのか?

毒性の有無や人体への影響はどうか?

などなど多くのことを確認するための長い長い道程があったようです。

 

化粧品における界面活性剤の主な役割は

乳化、洗浄、保湿の3つです。

 

そのためにそれぞれの機能に合った界面活性剤が

使用されています。

 

現在使用されている界面活性剤は石油から作られているものもあり

人によってはこの石油系界面活性剤が合わないこともあるため

そういった方は植物から作られる界面活性剤を使用している

化粧品を購入されているのではないでしょうか。

 

バイオサーファクタントは石油系、植物性に続いて

新たな選択肢の一つとして長い時間をかけて誕生しました。

 

大きな特徴は

菌によって自然に作られたものなので分解されやすく

自然にも優しいということです。

 

洗剤などの界面活性剤による海洋汚染とか問題になっていますよねあせる

 

人工的に合成された界面活性剤は皮膚常在菌叢を壊してしまい

皮膚に悪影響を及ぼすこともあるようですが

バイオサーファクタントは常在菌叢に悪影響を及ぼすことは

少ないという報告もあります。

 

現在使用されている化粧品がなんとなく合わないと思われた方は

界面活性剤の違いで選んでみても良いかもしれませんね。

 

「バイオサーファクタント 化粧品」で検索するだけでも

いくつか商品を調べることができますので

興味のある方は検索してみると良いかもしれません。

 

今の自分に合った化粧品を見つけるって

大変ですけど

楽しい作業でもありますよね。

 

 

日向市にあるエステとコンディショニングのお店

Phy'll

 

 

 

 

 

 

今回は

Mihaela-Adi-Lupiさんたちのレビュー(2019)と

Luana-Dias-Camposさんたちのレビュー(2023)を参考に

コラーゲン補給のスキンケアへの効果について書いてみます。

 

皮膚の表層にある角質(角質層)と

その細胞を作る基底層(基底細胞層)

そしてその深部にあるのが真皮ですね。

 

真皮には基底細胞を栄養する動脈

老廃物や代謝産物を回収する静脈リンパ管

前回のお話にも出てきた神経

そして今回の主役コラーゲン線維やエラスチン、ヒアルロン酸などが

存在します。

 

この真皮が紫外線などでダメージを受け続けると

角層の細胞を作る基底細胞の働きが悪くなり、いわゆる肌荒れの一因にガーン

さらに、皮膚表面を支えるコラーゲン線維がなどが減ってくると

シワたるみの原因になると言われています。

 

すでに多くのコラーゲンを含んだ栄養補助食品がありまね。

 

レビューで紹介されている複数の研究結果では

加水分解コラーゲン(原料は牛、豚、鶏の動物性や海洋性など)を

摂取することで

シワの減少

肌水分量の増加

肌弾力性の増加

毛穴の縮小(減少)

という美容にとってはとても嬉しい結果が報告されていました。

 

コラーゲンの一日の摂取量は様々でしたが

3g前後の研究が多かったです。

少ないものは1gで最も多かったのは10gでした。

 

研究期間は8週~12週のものが多かったです。

ですからコラーゲンを摂取し始めて1ヶ月では

効果を実感できないことも考えられます。

それでも落ち込む必要はなくて

最低でも2ヶ月もしくは3カ月後を目指して

コラーゲン摂取を続けることが大事だと思いますニコニコ

 

補足としましては

コラーゲンと一緒にビタミン(A・C・E)と亜鉛を摂取する方が

より美容効果が高かったという報告もあったようです。

すでのそういった商品もあるみたいですね。

 

あと、コラーゲン摂取後にコラーゲンペプチドは真皮層に14日間ほど留まって

紫外線から皮膚を保護してたという報告もありますから

これから夏に向けてもスキンケアにもコラーゲンは大事ですね。

 

 

ここからはコラーゲンのスキンケア以外の効果について少しだけ。

これも有名ではありますが関節軟骨についての効果です。

 

関節の痛みや生活の質が改善した研究もあるようです。

 

一日摂取量はばらつきが大きく2g~20gでした。

 

研究期間は24~25週が多かったです。

お肌の変化よりも時間がかかりますね。

変形性関節症への自己管理の一環でコラーゲン摂取を始めたら、

少なくとも6カ月間は続ける方が良いようですね。

 

お肌や関節の健康のために

普段のお食事でコラーゲンが足りていない方は

意識して摂取してみると良いかもしれませんね。

 

 

 

Phy'llのメニューはこちら

 

 

日向市にあるエステとコンディショニングのお店

Phy'll

 

 

 

 

 

 

 

カルテノイド(カルチノイド)が健康に良いというのは良く知られていますね。

 

フィルはエステのお店ですので、お肌とカルテノイドについて調べてみました。

 

皮膚に分布する皮膚カルテノイドは紫外線のダメージから肌を守ってくれたり、抗酸化作用により肌の老化を防いでくれると言われています。

 

そして、Jlia Klein(2013)らの牛の研究によると皮膚カルテノイドと血中カルテノイド濃度は相関すると報告されています。

 

血中カルテノイドの濃度を上げれば皮膚カルテノイドも増えるということですね照れ

 

 

では、血中カテノイドの濃度を上げるためにはどうすればよいのでしょうかはてなマーク

 

答えはいたってシンプルで、カルテノイドを含んだ食品を摂取すればよいみたいです。

 

Kerstin H Gehlich(2023)さんたちの研究でもカルテノイドを摂取することで皮膚カルテノイドも増えたと報告されていますし。

 

これから暑い夏がやってきますが、夏野菜や果物にはカルテノイドを含んだものが多いので、美味しく摂取してお肌の老化を防いでいきましょう!!

 

 

 

Phy'llのメニューはこちら

 

日向市にあるエステとコンディショニングのお店

Phy'll