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アトムx小栗旬@POs-Ca

3月2日にリニューアル発売された江崎グリコのガム
POs-Ca」のテレビCM「アトム デビュー篇」が面白い。

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POs-Ca」をクリック頂けると動画が見れますが、
白いシルエットのアトムの頭部が浮かび、
ポスカを一粒口に入れ、噛むときれいな歯を見せ笑顔になる、
というCMです。

新イメージキャラクターは、
国民的アニメヒーロー「鉄腕アトム」のアトムな訳ですが、
大体、ロボットであるアトムには歯がないだろうというというナンセンスさが、
このCMのアジですね。
音楽も、歌詞を英訳した鉄腕アトムの楽曲であるのも
意味性が抑える配慮が感じられます。

キャッチ・コピーは、
歯のためのガムである事をアトムのキャッチコピーになぞらえて
「10万歯力」。

CMは極力説明的な要素を省き、ナレーションも
「 シャキーン! 」
「 10万歯力 ( ばりき ) だ。 」
「歯のためのガム、ポスカ」
という3カ所だけとなっています。

ちなみにこのナレーションは、小栗旬
クリエイティブディレクターは、辻倫明(電通)。
詳細は、江崎グリコのニュースリリースを参照。

ロンドン五輪のロゴ

先日「バンクーバー五輪のロゴ」についての記事を書きましたが、
そういえば2012年ロンドン五輪ロゴはどんなんだっけ?
と思い、調べてみました。
2007年6月4日に発表されていました。
こちらです↓。

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冬季五輪の後だからかもしれませんが、
なんかスピードスケートの選手みたいですね。

ロゴのデザインは「Wolff Olins」。
ロンドンのブランドコンサルタント会社で、
「2004年アテネオリンピック」のシンボルマークや
「東京メトロ」のロゴマークも手がけています。

一番右のピンクのロゴがオリジナルで、
テレビやウェブ上での動画で使われることを意識して、他に
ブルー、グリーン、オレンジのバリエーションが揃っています。

グラフィティー風「2012」の数字の中に
「london」の文字とオリンピックのシンボルマークを配置した、
これまでのオリンピックのロゴとは異なるデザインです。
では、1968年メキシコ大会以降のオリンピックのロゴがこちら↓。

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さてこのロンドン五輪のロゴ、
一般市民からかなり不評をかっているそうです。
不満の一つに、
40万ポンド(約9000万円)もの巨額な製作費用が支払われていることもあり、
このロゴの廃止を求めるインターネットの署名運動では、
たった2日間でおよそ5万人の署名が集まったとか。

外国人の目から見ると、
デザイン的には過剰なポップさが
ロンドンらしいとは思えます。
(私の好きなデザイン傾向ではないけれど、それはおいておくとして)
YBAs(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)の流れは、
未だロンドンでは趨勢なのでしょうか。

この騒動を受け、BBC(英国国営放送)のウェブサイトでは、
代わりのロゴ案を募るコンペが開かれました。
かなりレベルが高い作品も混じっているのですが、
プロのデザイナーも参加しているようです。
下は、ロンドンアイ(有名な観覧車)と地下鉄のマークをイメージし五輪を作った
StephenLowのデザイン。

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さらにスウェーデンのデザイン・ブログ「David Report」に載っていた、
「WINCREATIVE」の代替案も素晴らしい。
ちなみにWINCREATIVEは、
雑誌「Wallpaper」の創刊者として知られる
Tyler Bruleが経営するデザイン・エージェンシー
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Alice x SWAROVSKI

スワロフスキーより、2010年の春夏コレクションの冊子が届きました。
パラパラと見ていたのですが、
ディズニーとスワロフスキーがコラボした
アリス・イン・ワンダーランド」ジュエリーに目が止まりました。

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アリス・イン・ワンダーランド」は、
ティム・バートン監督が、大人になったアリスの冒険を描く
「不思議の国のアリス、その後」のストーリーの実写版映画です。
主演はジョニー・デップ(マッドハッター役)、日本公開は4月17日より。
予告編を見ると、映像もかなり凝っています。
「世界はもう、まともではいられない」というコピーも、
「ティム・バートンのアリス」っぽくていいですね。

その映画にインスピレーションを受け、
スワロフスキーが販売するジュエリーが以下。
チェシャ猫とマッド・ティーパーティーを題材にしているようですね。

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あまり具象的すぎたりファニーすぎる造形は好みではないのですが、
これは何か引かれるなぁ。
アリスという物語性の魅力でしょうか。

バンクーバー五輪のロゴ

いいかげんバンクーバーオリンピックネタはこれで最後にしようかと思いますがw、
書き忘れていたので、最後にオリンピックロゴについて。

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大会期間中、このロゴを良く見たと思います。
これは一般公募で選ばれたもので、
地元のアーティスト、エレナ・リベラ・マクグレガーさんの作品です。

ロゴの意味については、
ブリティッシュコロンビア州観光局」のサイトに記載がありましたので
以下に引用します。
ーーーーー
カナダ北部で先住民族イヌイットが道しるべとしている石像
「inukshuk(イヌクシュク)」を現代風に描いた
「イラナーク」を使用。

オリンピックカラーの5つの石が、
両手を広げた人の形に積み重ねられており、
青と緑はバンクーバーの海岸と森林、
赤はカナダの象徴カエデ、
金色は夜明けを表現しています。

イヌイットにとって石像は
希望・友情・歓迎といった意味があり、
「イラナーク」はイヌイットの言葉で
友人を意味します。
ーーーーー

開会式を友人の家で鍋をつつきながら見ていたのですが、
会場やモノやファッションのデザインが全体的にゴツいよね、
と話していましたw。
それがカナダらしさなのかもしれませんが、
このロゴも同じ様な「ゴツさ」を感じさせます。

次の2014年ソチ冬季五輪の公式ロゴマークが、
昨年12月1日に発表されています。
黒海をイメージした青色を基調に、
組織委のドメイン名を表したデザインです。
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これはロシアっぽいデザインと言っていいのかw
ちょっと味気ない感じはしますね。
そういう意味では、バンクーバー五輪のロゴは、
バンクーバーらしいデザインであったのかもしれません。

バンクーバー五輪のグーグル・ロゴ

バンクーバーオリンピック、閉会しましたね。
最後に日本女子パシュートが銀メダルを獲得したのは感激でした。

閉会式はちゃんと見ていないのですが、
オリンピック期間中見ていたのがフィギュアをはじめいくつかの競技と
「グーグルのロゴ」ですw。
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グーグルのロゴは、
これまで「飲・水・思・源」でも何度か書いているように
何らかの記念日にはオリジナルのロゴに変わります。
このオリジナルロゴの話は有名ですが、
Googleのトップページロゴ観察日記」のようにそれを観察するブログもあり、
ファンも多いのです。

オリンピック期間中は、毎日各競技を特集したロゴに変わっていました。
オレンジ!」によると、下記の様なラインナップです。
Googleロゴ「バンクーバー 2010」
・[01日目]開会式
・[02日目]リュージュ/スノーボード
・[03日目]フィギュアスケート・ペア
・[04日目]クロスカントリー
・[05日目]カーリング
・[06日目]アルペン回転
・[07日目]スケルトン
・[08日目]アルペン滑降
・[09日目]ジャンプ
・[10日目]ボブスレー
・[11日目]フィギュアスケート
・[12日目]フリースタイルスキー
・[13日目]アイスホッケー
・[14日目]ノルディック複合
・[15日目]ショートトラック
・[16日目]スピードスケート
・[17日目]閉会式