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HOTERES JAPAN

$飲・水・思・源・2
東京ビッグサイトへ。
カンマ・デザインの樋口さんに誘われ、
「第38回国際ホテル・レストランショー」を見に行きました。

まずは知人の照明デザイナーである
長根さんやインテリアデザイナーの竹内さんが参加している
「デザインギルドトーキョー」のブースを拝見。
「ニッポンセンス」と題して、
和風ではなく日本のセンスを売りませんか?
というテーマ設定には共感。

これからのサービス業は、
ローカルなホスピタリティをグローバルに発信することに
価値を見出していくことが重要です。
そういう視点を持ったデザインを行っていくべきだということが、
2007年のミラノサローネから帰国して
私が学んだことでもあります。

樋口さんとは、
今後温泉を核としたプロジェクトを行っていきたいなということで話題が盛り上がり
そのままブレスト。
私もこれまで2つ程温泉に関わる空間デザインの仕事をしていますが、
仕事で関わることで温泉にハマっていきました。
温泉=「裸の付合いをする場」という独特の魅力をもつ場所を、
もっともっと突き詰めてデザインしてみたいです。

樋口さんと別れ、一人で会場を巡る。
いつも行く様な建材やインテリア系の展示会とは異なり、
食べ物のブースではアイスやらスイーツやらを試食出来るのが嬉しい(w)

カタチを生み出すのは手だね

午前中、近所の児童館で
「お父さんのおもちゃ作り」会に出席。
木工で車の玩具を作りました。
たまに自分の手で木を加工すると、
思い通りにならず意図しない曲線が生まれて楽しい。

2時間後、
やわらか戦車みたいな車が出来ました。
多分この前観た「崖の上のポニョ」の影響だな。

午後、私の両親が来邸。
娘に誕生日プレゼントを持ってきてくれました。
引っ張って転がすボーネルンドの木馬。
成形合板を曲げ加工して出来たカタチ。
これも美しい造形ですね。
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バンクーバー五輪のメダルのデザイン

冬季オリンピック真っ盛りですね!
ウィンタースポーツが全然だめな私が
こんなに熱中するとは思いませんでしたが(w)、
高橋大輔選手、
男子フィギュアスケート日本初のメダルおめでとうございます!
音にのって踊る姿が素晴らしい演技でした。

ところで、高橋選手の銅メダルがアップになって気付いたのですが、
バンクーバー大会のメダルは、
表面が波打った様なゆがんだ形のデザインになっていますね。
これは波や雪、山並みといった
自然の造形をイメージしているそうです。
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メダル表面の模様は、
オルカとカラスをモチーフにした
カナダの先住民族のアートが描かれています。
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さらに今回のメダルは
オリンピック史上初めて1枚ずつ異なったデザインになっており、
全員のメダルを合わせると、
下の様な1枚の絵が完成する仕組みになっています。
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「オレンジ!まるでぬれせんべい。つなげると一枚の絵になるバンクーバーオリンピックのメダルデザイン」
「バンクーバーオリンピック公式HP」

これまでのオリンピックのメダルのデザインに興味がある方は、
下記サイトも面白いです。
「Design Works バンクーバーオリンピックのメダルデザインの裏側」

フットサルで自然とネットワークが広がっている不思議

朝起きると雪でしたが、
午前中にやんだ後は温んできた気候の本日、
ボカディージョ・フットサルチームの浅井さんから誘われ、
午後、イラストレーターで構成される
「イラスターズ」
にゲストとして参加。
東京体育館のフットサルコートで
2時間程フットサルを楽しみました。

しかし平日に2時間ばかり抜け出してフットサルをして、
また仕事に戻るという生活スタイルは良いリフレッシュになります。
週一くらいならいいかもしれませんね。

夜、地元のフットサルメンバーにある筋から相談があり、
あるイベントを企画する打合せ兼飲み。
これ自体は今後どうなるか分かりませんが、
昨年始まったチームからまた別な企画が生まれ
ネットワークが広がっていくことに軽い興奮を覚えます。
地元で計画しているサッカーショップにとってもいいつながりになるだろうし、
計画自体をいい方向へ導けるよう尽力しよう。

写真家・永沼敦子展「目くばせ」

 

 ガーディアン・ガーデンで開催中の写真家・永沼敦子展「目くばせ」を観ました。ギャラリー内に自然の景観を撮った写真が並ぶ。ただ、どこか普通の自然とは視点がズレている様に感じる。その違和感の正体は、彼女の書いた下の文に良く現れている様に思う。
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展示によせて

今年の桜島はとても活発だ。爆発的噴火400回を越えてしまった。
観測開始以降で最多だった85年以来という。
都市で唱えられている、上品なエコロジーという言葉を鼻で笑ってしまう。
癒しでもなく、母なる地球にはやはり破壊と創造の神がいるんだなと感じる。

人間が言葉を使い始める前、世界はどのようにつながっていたのだろう。
神話時代の異種婚姻。おそらく、自然界すべての生き物・植物たちの意思を人間は感じ取っていたはず。
そのころの力強さをよみがえらせる土地で、私はしたたかに生きる自然界たちが発するサインを拾い上げてみたい。

目に見えている事だけが、すべてではなく、確実にそこに漂っているものを。
そうすれば、きっと私たちはもっと力強く生きていけるかもしれない。
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