このところ、2011年3月11日の東日本大震災前後のエッセイや対談をよく読んでいる。

この本もその一冊。


ドナルド・キーンの著書は、10年以上前に『おくのほそ道』の英訳を読んで以来、しばらく間があったが、2019年に亡くなられた後、再び何冊か手にとっていた。






瀬戸内寂聴については、2021年11月に亡くなられた後に放送された追悼番組を見てから、番組の取材中に執筆していた『いのち』を読んだことがある。





お二人とも当時90歳で、身体の不調を抱えながらも、被災した東北の復興を信じながら、元気に忙しく仕事に取り組んでいる姿に感心した。


72歳の私は、今の勤め先で無期限の契約をもらっているが、それに甘えることなく、生涯現役を目指して頑張っていきたい。