僕の旅行スタイルでは珍しいんですが昨晩からホテルに宿泊しています。
尤もカプセルホテルですけどねw。
朝はいつも通り散歩です。
酒が残っているのもありますけど、この日の移動は所詮徒歩圏内なので何とでもなります。
朝一で地図を眺めて決めたのは公園を通るコース。
旅行用のシューズはソールが薄いので足に優しいコースの方が嬉しいわけで。
この公園内にまたもや裸婦像。
東京であまり見かけない気もするんですが、そういう教育的なことが進んでいるってことなの??
ってか、女性というより人魚像か。
前日に色々と調べて場所を特定できたこちらに来てみました。
大久保内務卿を暗殺した石川県士族一族のお墓です。
つい最近まで聴いていたイクサガミで登場した大久保利通内務卿。
これにおける暗殺場面はもちろんフィクションでしょうけども、清水谷で命を絶たれた大久保利通のことは無念であり。
彼が長命というか、少なくとも人並みの寿命であったら良い意味で日本の歴史も変わっていたんじゃないかと思ったりもして。
で、その六人のいわばテロリストの墓がここ金沢に存在するわけで。
明治政府に対して一物抱えた下級士族?が多い土地柄だったのでしょうか。
気になったのはこの事件の首謀者である島田一郎の墓石にだけ「七月念七日」
他の人間には明確に7/27と記されているのにどういうことでしょうか。
「念七」で調べてみるとまさにこのタイトルで書かれたアメブロが。
「念」は20を指すそうで勉強になります。
しかし何で島田一郎一人だけこの表記なんでしょうね??
ちょっと先に進んだところで坂を下ります。
有り難い名前がついた坂です。
ただ、実際は風呂屋から来ているようですね。
道中に有った猿丸神社を参拝します。
名前は知っているけど未だに何者なのかよく知らない、百人一首に出てくる猿丸大夫に縁があるそうです。
昨日見かけた大東亜聖戦の石碑の裏側を見てみると「八紘爲宇」の文字が。
八紘一宇は宮崎で見ていますが、本来は八紘爲宇が正しいようで。
この石碑の側面には寄付者の名前が刻まれてみましたが、意外に台湾の方が多く。
これを見ても先の大戦が一概に日本による侵略戦争とは言えないと思いますがね。
もちろんその性格が皆無とは言いませんが。
中国や南北朝鮮から批判されるのはまあ仕方ないとして、同じ日本人が声高に戦争責任を叫ぶのはどうかと思います。
批判を躱すためなのか、後から副脾が作られたそうでそれがこちら。
たしかに欧米列強がアジア各国を蹂躙する中で、日本だけがそれに立ち向かったと言うのは事実だと思います。
民族の優劣は別としてアジアの盟主であることは疑い無いですし、実際日本に学ぼうとした国は数多いわけで。
そういう意味では今の日本の情けなさは恥ずかしい思いですが・・・。
この石碑の建つ敷地内にある石川護国神社です。
そもそもこの石碑は何でこの地にあるんでしょう?
石川県は憂国の士が多いということなのでしょうか?
その後は当初ホテルに戻って散歩を完了するつもりだったのですが、金沢城公園に。
有料エリアに入って見学しますが、これと言って感想がないかなあ。
こちらは何だか分かりませんが当地でアプリをダウンロードしたAR画像。
まだ9時過ぎですが、発泡酒で水分補給ですw。
シャワーを浴びて荷物の整理。
連泊ですがこのホテルは11−15時までは退出する必要がありアクセスできませんので。
姪向けにICaを購入。
地域限定なのでチャージ分はここに来ないと使えませんが、コレクターの彼女はそれでも良いそうです。
強の観光スタートです。
最初は加賀藩士だった野村家の住宅。
1200石と言いますから、そこそこの家格だったと思いますが十分立派な家でございました。
野村家の当主は花の慶次でも有名な奥村助右衛門に仕えてあの末森城の戦いにこの甲冑で参陣したんだとか。
お次は老舗記念館に。
ここは以前に訪れているのでパスしようかと思ったのですが、さらっと見てみようと。
ところがすっかり展示内容を忘れているのもあって、と言うか恐らく定期的に展示を入れ替えている事もあって意外に楽しめました。
こちらは飴細工のお神輿。
凄いですね。
それから驚いたのは最中の皮専門の老舗が金沢にあるということ。
各和菓子店が独自に焼いているんだと思っていたのですが、ここが約3千社におろしているということで。
そうなると最中の味は餡で決まるということですね。
同じく前回滞在時にも来ている前田土佐守家資料館に再訪。
やはり良妻のまつの血を残すってのは重要だったんでしょうね。
この辺りはなんか懐かしいなあと思って歩いていたのですが、以前に行ったレストランの前を通ることに。
当時より人気になっているのか、結構並んでいました。
そこをパスして辿り着いたのがこちら。
結果的にかなり残念。
味はともかく、カレーが何でこんなに温いんでしょう?
ボリュームもイマイチと感じましたし、僕的には無しですね。
Googleマップで見かけた高山右近像。
何で金沢に?と思いましたが、前田家預かりだったんですね。
棄教に従わず国外退去先のマニラで亡くなったことも初めて知りました。
それから2016年に列福したということもね。
これも2回目になりますが能楽美術館に。
右の面が前日に見た喝食ですね。
こっちの方が能っぽいですけどね。
そしてこれまた2回目となるふるさと偉人館にも。
藤井健次郎博士は「遺伝子」の命名者だそうで。
右にあるのは卒業証書。
いま話題の伊東市のおばさんは一体何やっているんでしょうね。
こうして堂々と見せなさいよ。
ちなみに気になって僕自身の卒業証書を調べてみましたが大学、大学院とも学位記なるものがちゃんと自宅にありましたw。
お次はこれまた2回目の鈴木大拙館へ。
ここが一番無しかなあ。
外から眺めるだけで僕には十分でした。
そしてこちらは初となる中村記念美術館。
撮影禁止の作品が多い中でも許されたものを何枚か撮ったのですが、公開の可否が分かりませんのでアップは止めておきます。
こちらでお抹茶をいただきましたのでその写真を。
お次は加賀本多博物館。
本多政重は何度も主君を変えてよく分からない人物です。
同じように主君を変え続けた藤堂高虎の推挙を受けて前田家に帰参したというのも面白いですけどね。
こちらも撮影禁止の展示が多い上に、撮った写真もアップできるのか不明です。
ってなわけで勉強になったこちらを載せておきます。
お次は前日パスしていた県立美術館。
期せずして国宝を鑑賞することが出来ました。
これはダックスですかね?
兼六園は恐らく3度目と記憶していますが、入場料を払うのは初めてですね。
と言うか、今回はこのパスを使いました。
無料になる施設は休館中の石川四高記念文化交流館以外は全部回ることが出来、それに加えて加賀本多博物館を割引で利用しました。
前回滞在時に利用したのはこちらのパス。
重複している施設もあるのですが、どういう棲み分けなんでしょうか??
何れにせよ、どちらもオトクなパスだと思いますので是非。
あまりヤマトタケルには見えないですが・・・。
結局昨晩と同じ店で同じ料理を食べてます・・・。
このチーズタッカルビはクーポン利用で500円になり。
回数制限は無いとのことだったのでおかわりしてしまいました。
飲み放題の条件が2品以上のツマミを頼むということなのですが、これでクリア。
お通し代含めて2千円でお釣りが来ましたw。
ご馳走様でした!
書籍は1冊。
続けて続編を聴いていますので内容についてはそこでまとめて。
この本は旅行中に聞いているのですが、偶然というか不思議なことが何点か。
まずは氷見で聴いているときに笑ゥせぇるすまんの描写が出てきたこと。
街中で喪黒福造の像を観て、更にはロバート秋山での実写ドラマを観ていたばかりだったので軽い驚きが。
そして金沢にいる内にカツカレーを食べないとなと思っているところでカツカレーの描写が出てきたり。
更には前述の「不老坂」を下るまさにその時に銭湯の描写が出てきたのには一番ビックリしてしまいました。
こんな偶然ありますかね??
これは本には関係ないですが、県立美術館の前田家所有の宝物を観られるコーナーに展示してあったのは藤原実資が記した小右記。
えーと大河ドラマで演じていたのは・・・、と考えて、ロバート秋山だ!と。
これも偶然なんですかね。