昨日の予告通り、今朝の散歩は『花束みたいな恋をした』のロケ地巡り。
「聖地巡礼」とでも言うのでしょうか。
冒頭で、終電を逃した有村架純が朝帰りする飛田給駅です。
ちょうど京王線がホームに入線してきました。
実際に映像として映っているのは南方面になるこちら側ですね。
そこから歩いて3分にも満たない神社もロケ地です。
ちゃんとパネルにもなっていますが、
ここで捨て猫を拾って二人で育てることになります。
そんな彼らが新居に選んだのがこちら。
多摩川沿いの物件ですが、外付けの螺旋階段ってのが特徴的ですよね。
ここのベランダから多摩川を望むシーンがいくつか有ったかと。
ここから調布駅方面に進めば他に色々とあるのでしょうが、そこはパスして鶴川街道を北上します。
道の名前は甲州街道を境に変わりますがそのまま進むとこちら。
まだ菅田将暉と出会う前の有村架純が朝帰りの際に通った道でもあり、初キスの場所でもあります。
ちなみにここの信号は夜間のみ押しボタン式でした。
キスシーンは真夜中でしたからそりゃ赤信号のままですね。
ロケ地に関するHPを眺めていたら何度か劇中に登場するファミレスは、調布ではなく三鷹のジョナサンだと書かれていて。
三鷹のジョナサンって、もしかしてと思い。
昨晩の内に映像を再度確認してみたら間違いありません。
人気ドラマだった『ホットスポット』でも何度も使われたジョナ様じゃないですか!
尤も、時系列的には今回観た映画の方が昔ですけどね。
しかし、これを映画鑑賞中に気づけなかったのは何か悔しいですね。
そういうところは目敏いという自負が有ったもので。
このジョナサンとキス現場は完全に同じ通り上に存在しており。
更に言えば川沿いの家もほぼこの通り沿いと言ってよく。
劇中では、終電を逃して恐らく甲州街道を歩いているという描写なんですけども、実際には全然距離は短く。
ほろ酔いの仲睦まじいカップルだったらあっと言う間に辿り着けちゃうんじゃないでしょうか。
まあどうでもいいか。
書籍は1冊。
落ちこぼれから脱したいともがく女子高生が主人公だと思ったら、肥満に悩む女子中学生に急に話が変わって最初戸惑いました。
でも主人公はこの女子高生のままで、サブ主人公が章に従い変わっていくというスタイルでした。
名前を聞いて、へーと思ったわけですが女性人物の読み手は女優の河合優実。
声優というか朗読のプロではないから仕方ないのかもしれませんが、役によって声色が変わらない(少なくとも僕はそう聞き取りました)から同じ人物かと思ってしまったんだと思います。
そもそも、これは好き嫌いの問題ではありますが、女性にしては低音な声も僕は苦手かも。
何人かのサブ主人公の一人として、死なれた愛犬との接し方に後悔する青年が登場して。
僕も先代の愛犬とはもう少し密に接してあげたかったと思うこともあり。
少し道を逸れれば可能でしたので、今日の散歩中に動物霊園に寄って手を合わせてきました。
更に徒歩圏内には父の眠る霊園もあり。
当初予定していなかったのですが、こちらでも手を合わせてきました。
何か報告事項が無いかなと思っていたのですが、知人が最近亡くなっていたことを聞かされたのを思い出し。
具合が悪くあまり長くないと聞いていたので先日会いに行ったのですが、そのときは意外に元気だなと思ったのに。
母とも話しましたが、同居家族に長く迷惑をかけるわけでもなく良い終いだなと。
人付き合いの上手いタイプではなかった父ですが、そんな中で一番仲の良かった友人だと思います。
父母や兄弟くらいしかあの世で付き合う人がいないんじゃないかと思って心配してましたので、不謹慎ではありますが父は喜んでいるかもしれません。
向こうで一緒にゴルフや麻雀を楽しんでください。
ロケ地とお墓。
正に巡礼に費やした今朝のお散歩でした。