数日前にふと考えたこと

ここで改めて書き留めておきます。

 

5月のGW明けから毎日欠かさず歩いているわけですが、通ったことの無い道を歩くコースに必ず入れるようにしています。

でもこれも半年も過ぎるとなかなか難しいわけで。

通常入っていくことの無い、行き止まりの袋小路なんかに意図的に突っ込んでいくこともままあります。

それでもそろそろ限界が近いですね。

年内は何とか頑張ってみようと思いますが。

 

ふと思ったことというのは自分が歩いた道を色で塗りつぶしていくとどうなるのかということ。

当然自宅周辺はとんでもなく濃い色になるでしょうし、通勤通学路なんかも色濃くなると思います。

それから栃木や福岡など一時期住んでいた土地も濃くなるでしょうし、出張で訪れる機会の多い大阪ほか地方都市も色が結構つくと思います。

 

僕は47都道府県全て訪問済みですから必ず色が塗られるわけですが、どこもスポット的になるはずで。

歩くというよりはジョギングになるわけですが、いずれにせよ自分の足で都道府県境を超えたのは数えるほどしかないですからね。

 

そんな中で自宅から繋がっていて一番遠いのはどこかと考えると、この時の新潟県。

自宅から5日かけて母の実家まで徒歩で行ったわけですから紛れもなく繋がってます。

そして距離的には劣りますが8合目付近で断念した自宅発の富士山チャレンジ

 

自宅からだと全然広がらないですね。

お隣の埼玉と神奈川にはジョギングで意図的に入ったことはありますが、東西に長い東京だと千葉は山梨は無いですからね。

ああ、山梨は自宅から高尾山頂までは徒歩で行っているので、他の登山と合わせれば繋がっているのかな。

 

あとは歩き遍路をしているので四国は一周していますし、しまなみ海道を徒歩で渡っているので尾道までは繋がりますね。

と言うか、尾道まで自宅から繋ぐことができれば四国まで繋がったことになります。

 

父は晩年東海道を歩いていました。

何回にも分けてですが、僕もそれをやってさらに中国地方まで足を延ばしてみましょうかね。

気が遠くなりそうですが・・・。

更に下関まで行けば人道トンネルを通っているので九州の門司までも繋がりますが、これは更に夢物語かも。

北九州まで行けば市境からすぐの所に住んでいた直方市のアパートまでたどり着きます。

そして栃木の宇都宮は3日あれば行けると思いますので、これで僕が暮らしたと言うか住民票を移した地点が繋がりますね。

 

仕事を辞めて時間はできますけども、体力的にどうなんだか。

妄想だけで終わりそうですw。

 

オーディブルです。

 

 

先日書斎に訪れた吉村昭さんの著書が無いか検索して唯一ヒットしたのがこちら。

聴き始めてみると本ではなく講演の録音でした。

いつもは2.5倍速なのですがプロのナレーターではないので正直何言っているか分からず、1.5倍速にスピードダウンして聴いてみました。

 

中学生が「弟子にしてください」と手紙を送ってきたが、もっと人生経験と積まないとダメだと断ったとのエピソードが。

更に、自分の恥部なんかも含めて公にできるような人でないと作家になれないと仰っています。

確かにこの人は壮絶な人生を歩んでいるようで、それが創作活動にも生きていると感じました。

 

何れにしてもやはり一流の人は違うと言うか、人生そのものもそうですけど語り口も非常に面白いものでした。

オーディブルには無いので、図書館にでも行って活字の本を探してみたいと思います。

 

 

一方でこちらは作品を何度も読んだことのある司馬遼太郎の本。

超短編でしたね。

二人の軍師とは後藤又兵衛と真田幸村で、大坂夏の陣を書いた作品でした。

 

真田幸村の遅参が無ければという風に言われていますが、この作品では真田の遅延は意図的なものでは無いかということ。

この後に予期される自分の死に花を咲かせるために戦力を温存させたという書かれ方でした。

そうでないと説明できないくらいの行軍の遅さだそうです。

個人的にはそうであってほしくないなと思うのですが、司馬作品の影響力は強いですからねえ。

 

 

これも本っぽくないなと思ったんですが、後からタイトルを見るにオーディオブック向けの作品のようですね。

漢字の成り立ちなどを考えながら論語に解釈を加えていてなるほどなと。

狩猟民族よりは農耕民族向けの内容になっているから中国のみならず韓国や日本の東アジアで広く受け入れられたのではないかということで、これもなるほどなあと。

ただ、先祖を敬って子孫繁栄することが是とされているのは今の時代にはそぐわないなと思ったり。

僕がそうじゃないからそう思うのかな??

 

第二以降もあるみたいですから、また折を見て触れてみたいと思います。

 

 

個人的にはあまりイメージの無い三木武夫の名前が結構出てきました。

自民党の歴史を語る中では重要な人物のようです。

まあ衆目一致するところではありますが、第一野党があまりにも情けないから自民党の独裁が続いていると。

自民党がどうせ勝つんだから内部抗争である派閥争いに力を注ぐことができると。

まあそうでしょうね。

強い野党がいるなら選挙に勝つために挙党体制が必要なわけですが、記念写真に写らずに帰っちゃうなんて子供の喧嘩みたいなことが起こるわけです。

 

直近の話で言うと憲政史上最長任期の首相だった安倍晋三が何を成し遂げたのか分からんと言う意見が。

志半ばで倒れたというので同情されている面もありますし、対外的には強いリーダーだったことも石破さんの体たらくを見ると確かにそうで。

安倍さんが必要以上に美化されているきらいがありますが、やはり実績は正当に評価しないといけないわけで。

そういった意味ではやはり誇れる実績は何も成し遂げていないというのが僕の評価になります。

絶対多数だったんだから憲法改正を実現してほしかったんだけどなあ。

それこそ歴史に残る政治家になったはずで、史上最長任期なんてどうでもいいんですよ。

 

あとはやはりハマコーさんが面白かったとの記述が。

僕もそう思いますね。

著作を読んでみましょうかね。

 

 

シリーズものですね。

消費者金融介護ヘルパーに次ぐ三作目になりますでしょうか。

他にもありますので今度読んでみましょうか。

 

交通誘導員って僕はやりたくないですね。

元々思っていたことですが、この本を読んでさらにその思いを強くしました。

偉そうなドライバーにペコペコするのはどうもねえ。

それに給料がずっと上がらないってのも避けたいです。

尤もスキルが上がったところで何人分もの仕事ができるわけじゃないし、そういった職種なんですからしょうがないですが。

だからこそなんでしょうが、結構高齢化が進んだ職場のようです。

 

近しい親族がこういう仕事をしているんですが、もうすぐ30歳。

今はいいとして、これからどうなんだろう?と心配になります。

給料が上がらないし、体力的にはきつくなるし、他の仕事に生かせるような経験が身に付くわけでもないし。