初セルビア
ピアニスト井尻愛紗さんによって立ち上げられた、セルビアのベオグラード、ヴァルシャッツで開催されたミュージックフェスティバル、“AISA AND FRIENDS” で、ガラコンサート、マスタークラス、そして、”Montecatini International Piano Competition” ではファイナルラウンドの審査員を務めさせていただきました。本当にたくさんの感動をいただきました!ベオグラードの歴史的な”コララッツ”、”ベオグラードフィルハーモニックホール” そして、ヴァルシャッツでは”ミレニアムホール“という、数々の歴史ある素晴らしいコンサートホールにて、フェスティバル、そしてコンクールが開催されました。ピアニストは特に、過酷な練習を強いられるため、自分の世界に籠りがちになってしまいますが、このフェスティバルでは、マスタークラスやジョイントコンサート、コンクールなどを通じて、これからの音楽の未来に必要な人と人との”繋がり”の場を与えてくれました。音楽の不思議なちからで世界中の人々がつながり、感動の輪が広がっていく…。”円相”のテーマの元、その感動の架け橋となってくれたこの素敵なフェスティバル。来年はどんな感動が待っているのでしょうか。とても楽しみです!――――――Belgrade 歴史のある”Kolarac”ホールで行われたガラ・コンサート。去年の”Montecatini International Piano Competition” 受賞者のコンサートが前半に、そして後半は私たち、そして、セルビアでも有名なピアノDuoの二人、LPDuoによる演奏が。私たちが披露したのは、イギリス、Schott社の女流作曲家、メラニー・スパンズウィックが私たちに書いてくださった曲、"Rousing The Dead" 、そしてルトスワフスキのパガニーニの主題による変奏曲、このフェスティバルの為に私が編曲した、アニメ「鬼滅の刃」の主題歌、「紅蓮華」の連弾。愛紗さんとの二台ピアノ共演はこれが初めてでした。 最後はLPDuoとの8手2台ピアノで。 ”ベオグラードフィルハーモニックホール”にて、井尻愛紗さんによる、Steinway & Sons, Spirio | r でのソロリサイタル。私も最後に連弾「紅蓮華」で出演しました。マスタークラス。セルビアの若い才能たち。”Montecatini International Piano Competition 2022” のファイナリスト達。世界トップ級の若手奏者たち。パンデミック、戦争…。数々の苦難を乗り越えてきた彼らの演奏に心をうたれました。そして、第一位を受賞された児嶋顕一郎さん、第二位、Edward Leungさん、第三位、Nakata Asagiさん、本当に見事な演奏でした。心から、おめでとうございます!コンクールファイナリスト達、そして審査員の Paolo Davide Cognettiさんの到着のお祝いを兼ねてのディナー。ヴァルシャッツの素敵なワイナリーにて。素敵な空間に包まれ、笑いの絶えない一夜となりました。本当にたくさんの感動をありがとう!Montecatini International Piano Competition「モンテカティーニ国際ピアノコンクール」、ピアノフェスティバルの詳細はこちらから。TIPA Home - TIPAWelcome to TIPA Message from Founder & Artistic Director I founded the Tokyo International Piano Association (TIPA) with a dream of creating a Festival Academy where c…tipamusic.com