ブログ更新ブランク後の最初の記事が追悼記事になってしまうのは本当に悲しいこと…。

今月初めに、私の最も尊敬する作曲家の1人、ロシアの作曲家、ニコライ・カプースチンがお亡くなりになりました。

ご冥福をお祈り致します。

 

ジャズとクラシックを融合した彼の独特の作風は、多くの人々を魅了してきました。

 

私はクラシックピアニストでありながら、ジャズをこよなく愛するものの1人で、いつか即興でジャズが弾けるようになりたい、と夢見ていたのですが、やはり楽譜にあるものを忠実に再現するよう勉強してきた、私たちクラシックピアニストにとっては、即興というものは難しいものでなかなか夢は叶わず。カプースチンの音楽に出会い初めて、楽譜に一音一音忠実に書かれた「ジャズ」を奏でることができ、なんとも言えない感動に包まれたことを今でも鮮明に覚えています。

 

もう新曲は出ないけれど、カプースチンの残してくれた数々の素晴らしい作品を、今までよりもじっくりと味わって、楽しんでいきたなと思います。

 

カプースチン、8つのコンサートエチュードの中から、私のお気に入り「トッカーティーナ」です。

 

 

 

カプースチンを初め、ジャズ・クラシックフュージョンの斬新な世界観を皆さまにも楽しんでいただきたいと思います。これからも動画をアップしていこうと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します!