WEB柔整国師対策ブログ 【寺子屋】 -183ページ目

【副腎髄質】

副腎髄質 


髄質は交感神経節と同等の組織である
 クロム親和性がある髄質細胞(A・N)と交感神経節細胞がある。


副腎髄質ホルモン
   A細胞…( アドレナリン )
   N細胞…( ノルアドレナリン )


○これらのホルモンは( 心機能亢進 )
   や( 血圧上昇 )などに働く。


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【副腎皮質】

副腎皮質 


副腎皮質は中胚葉由来、副腎髄質は外胚葉由来である。
副腎皮質は3層構造からなる。


副腎皮質の配列とホルモン

a.( 球状 )層→( 電解質コルチコイド ) 
          … ( アルドステロン )


b.( 束状 )層→( 糖質コルチコイド ) 
          … ( コルチゾル 


c.( 網状 )層→( 性ホルモン ) 
          … ( テストステロン )


○電解質コルチコイド

 ・細胞外液の恒常性の維持に働く

 ・(遠位尿細管)での(ナトリウムイオン)の再吸収
  
○糖質コルチコイド
 

 ・( 抗炎症作用 )


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【松果体】

松果体


間脳の視床上部にある小器官
 

松果体ホルモン
 ( メラトニン )


松果体細胞は前駆物質であるセロトニンからメラトニンをつくりだす
 

メラトニンは日内変動があり体内生物時計に関与すると考えられる。


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【下垂体 中葉・後葉】

○下垂体中葉

下垂体中葉ホルモン
 ・( メラニン細胞刺激ホルモン 


○下垂体後葉(神経性下垂体)
 

下垂体後葉のホルモンは視床下部の神経細胞で生成され軸索を通して下垂体後葉に分泌される。

 下垂体後葉ホルモン
   a.( バゾプレシン(視索上核) )
   b.( オキシトシン(室傍核) 
   
a.バゾプレシン
      

・( 抗利尿作用 )、( 血圧上昇作用 )を持つ

b.オキシトシン
      

・筋収縮による( 乳汁射出作用 )、

 分娩時の( 子宮筋収縮作用 )を持つ


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【下垂体 前葉】

下垂体は発生学的に2つの原基に由来しており
 腺性下垂体(口腔天蓋上皮由来)が前葉・中葉、
 神経性下垂体(第3脳室底由来)が後葉となる。


○下垂体前葉(腺性下垂体)
※下垂体前葉ホルモン

a.(甲状腺刺激ホルモン

b.(副腎皮質刺激ホルモン

c.(黄体化ホルモン(LH))

d.(卵胞刺激ホルモン(FSH))

e.(成長ホルモン(GH))

f.(プロラクチン



a.甲状腺刺激ホルモン
 ・甲状腺の分泌機能を促進させる
   過剰症…( バセドウ病 


b.副腎皮質刺激ホルモン
 ・副腎皮質の分泌機能を促進させる


c.黄体化ホルモン(LH)
 ・女性…排卵および黄体形成の促進
 ・男性…間細胞での男性ホルモン生成促進d.卵胞刺激ホルモン(FSH)
 ・女性…卵胞の成熟を促進
 ・男性…精子の成熟、精細管の発育促進


e.成長ホルモン
 ・( 骨端軟骨 )に作用し、骨の成長を促す
  成長期の過剰症…( 巨人症 ) 
成長期の低下症…( 小人症 )
  骨端軟骨閉鎖後の過剰症…( 末端肥大症 


f.プロラクチン
 ・( 乳腺の発達 )( 乳汁の分泌 )を刺激する。


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【視床下部】

視床下部…間脳の一部分

 

神経細胞と内分泌細胞の両方の形態と特性を持つ

下垂体前葉ホルモンの分泌を促進・制作用をするホルモンを

視床下部ホルモンと呼ぶ。


 ※視床下部から下垂体門脈に分泌されるホルモン



前葉ホルモン放出ホルモン

 a.( 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン )

 b.( 副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン )

 c.( 黄体化ホルモン放出ホルモン )

 d.( 成長ホルモン放出ホルモン )

 e.( プロラクチン放出ホルモン )

   (またはゴナドトロピン放出ホルモン)

前葉ホルモン抑制ホルモン

 f.( 成長ホルモン抑制ホルモン )

 g.( プロラクチン抑制ホルモン )



○視床下部漏斗系・下垂体門脈系

 

  視床下部が下垂体前葉を介して末梢の内分泌腺を調節する機構


  

視床下部ホルモン産出神経細胞



↓  視床下部漏斗系



第一次毛細血管網(漏斗)


↓  下垂体門脈系


第二次毛細血管網(前葉)




下垂体前葉細胞

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【内分泌 種類】

ホルモンはその化学的性状からペプチド系、アミン系、ステロイド系に分けられる


・ステロイド系…

 副腎皮質ホルモン 

 性ホルモン 


・ペプチド系 …

( 視床下部ホルモン 

( 下垂体ホルモン )

( 膵島ホルモン 
( 上皮小体ホルモン 


・アミン系  …

( 副腎髄質ホルモン 

( 松果体ホルモン 

( 甲状腺ホルモン 


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【内分泌 概論】

内分泌器の働き
   
内分泌器は、腺組織(内分泌腺)で特定の作用を持つホルモンという物質を
      生成・分泌する器官である。

 
( 標的器官 )…ホルモンが作用する器官
 
( 受容体 )…細胞表面に存在するホルモンと特異的に結合する構造

  
内分泌器官→下垂体、松果体、上皮小体(副甲状腺)、膵島、副腎、甲状腺
      生殖腺、胸管


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【膣・外陰部】


( 重層扁平 )上皮



外陰部
 

 大前庭腺(バルトリン腺
→ ♂の( カウパー腺 )に相当
     ※ 対に存在
     ※( 尿道 )には開口しない。
     ( 膣前庭 )に開口
      

 前庭球 
→ ♂の( 尿道海綿体 )に相当
     ※ 対に存在 勃起 +
     
 陰核  
→ ♂の( 陰茎海綿体 )に相当
     ※ 勃起 +

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【子宮】

子宮

小骨盤内で直腸と膀胱にはさまれる
  子宮体
  子宮底
  子宮頚

・構造
  粘膜 → ( 単層円柱 )上皮
  筋層 → 3層( 内縦、中輪、外縦 )
  漿膜 → 腹膜
   ※ 子宮間膜

※ 子宮を支持するもの
( 子宮広間膜 )
( 子宮頚横靱帯( 基靱帯 ))
( 仙骨頚靱帯 )
( 恥骨頚靱帯 )
( 子宮円索 )
( 肛門挙筋 )

※ 

子宮頚に対して子宮体は( 前屈 )10°
子宮頚は膣に対して  ( 前傾 )90°


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