ハイジの退屈日記 パリ・東京 -84ページ目

祈り

今の私に何ができるかと考えると

節電、募金くらいなのだが

やはり今の私にできる一番大きいことは「祈り」であるのではないかと思う。



ハイジの日記 パリ・東京


3月12日の夜、ノートルダム寺院では日本の被災者の方々への祈りが捧げられていた。


予定通り、昨日の夜遅くにパリから東京に戻ってきてしまったが

節電のためにも、滞在を延長していればよかったのかも。

今もPCに蓄電された電力でこれを打っている。


どうぞ、必要な方々に必要な力、お恵みが与えられますように。

40代のウェディングドレス姿を考える

パリでウェディングドレスを買ったのだが

着るべきなのか、突然の迷いに入り込んだ。


ウェディングドレスを着るのが夢であったので、今の今まで全く迷いがなかったのだが。

年齢が年齢、ということで、地味目のを選んで、まあよし、としていたし。


ハイジの日記 パリ・東京


我ながら、引用が古すぎるなあ。年齢がわかるというものよ。ちなみに写真は「花嫁の父」(1950)より。


つい最近、顔見知りのベルギー人の女性ファッションバイヤー二人に再会した。

50代後半の女性ペアなのだが、かっこいい。

若々しいファッションなのに、年相応に上手に着こなし、実に颯爽としている。

彼女たちを見ていたら、自分のウェディングドレス姿ってどうなんだろ、とフト疑問が湧いてきた。


実は無理アリアリで

気の狂った年増女のような

痛々しい姿をさらけ出すことになるのではないか。

親しい友人たちの失笑を買うのではないか。

さらには、老いた母の、別の意味での涙を誘うのではないか。



ハイジの日記 パリ・東京


この方は結婚当時48歳だったそうなので、私よりちょっと上ですが

はっきりいって、テレビなどで見た当時、ちょっとイタイなあ、と思ったものであった。

もちろん、中年太りの陰りもなく細くてスタイルもよいし、顔もキレイなんだけど。

それなのに、なぜ「違和感」が?!


白いドレスを着て違和感がないのは、やはり20代後半、まあ30代前半まで、とはよく聞くが

しかし、それは「先入観」というもので、その「先入観」があるからこそ、違和感を感じるのでは?!

彼女のウェディングドレス姿だって、年齢を知らずに見れば、キレイ、と純粋に思うのでは。



ハイジの日記 パリ・東京


サラ・ジェシカ・パーカーは、SATCザ・ムービーの撮影当時42歳くらいだったはず。

西洋人は日本人と比べて年齢が上に見えるため、日本の感覚では見かけ50歳くらい、って感じか。

でも、SJPのこの有無を言わせぬ存在感であれば全く許せる。


やはり年がいくつか、ではなく、個体差であるハズなのだった。


私も、年齢のことなど気にせずに、今の自分が一番やりたいようにやればいいのかも。

オドオドと卑屈になったりしないことだね。

少しでも若く見せようなどせず、ド迫力でやり遂げればいいのかも。


人がどう思おうと気にしない。

その精神は、またの名を「オバチャン」とも言うが。

夕暮れ時の憂鬱

珍しくパリが快晴の日。

東京でもどこでもそうだが、晴れると外に出かけずにはいられない。

青空を満喫しなければ!


リュクサンブール公園に出かけ、木などを眺めて散歩する。


ハイジの日記 パリ・東京

面白い木だなあ。春になって葉がついたらどんな風になるんだろ。


ハイジの日記 パリ・東京


まあ、怖いおばちゃん。後ろの枝をバックに、まるで雷神像みたい。



などと、日中晴れている間はのんびり気分で過ごしているが

夕方になり日暮れてくると、欝な気分になる時がある。


純粋に、夕焼けが綺麗、と思える時もあるが

日暮れというのは、どこか寂しい時がないですか?



ハイジの日記 パリ・東京



子供のころ、学校から帰ると、よく昼寝をしていた。

そして目覚めた時に、辺りが夕闇に包まれていると、きまって欝な気分に襲われたものだ。

ただ単に、時間を無駄に過してしまった、とか、そういう後悔の念によるものではなかった。

ただなんとなく、説明のつかない憂鬱な気分。


ハイジの日記 パリ・東京



20代でドイツに留学していた際も同様のことがたまにあった。

そういう時は、必ずすぐに出かけて、家の近くのテイクアウトの店で

フレンチフライ大(マヨネーズのせる)とコーラを買ってきて飲食する、という「儀式」を行っていた。

眠りの世界から「日常」に戻りたい、という荒っぽい(?)やり方であったのか。


というわけで、欝な気分を避けるため、今は夕方に昼寝を絶対にしない。

ある友達も全く同様のことがある、と言っていたので

私だけに特有の現象ではないらしい、ということはわかった。



ハイジの日記 パリ・東京


なにかの本で、夕暮れ時に憂鬱な気分になるのは

無意識で「死」を連想しているからに他ならない、と読んだことがあり

ハタ!と膝を打つ思いであった。


フレンチフライとコーラで、「死」の世界から平凡な生きる喜びの世界へ自分を引き戻してたのか?!



ハイジの日記 パリ・東京


完全に暗くなり、夜になると欝な気分は消滅する。

受け入れてしまえば、「死」もどうってことないということなのか。


現実には、夜は夜で楽しみがあるしね。

美味しい料理とワインとか。

私の場合、やはり食欲を満たすとよいらしい。