ハイジの退屈日記 パリ・東京 -86ページ目

運命のNEW YORK 


ペーターの仕事の手伝いで、1週間ニューヨークへ行ってきました。


ハイジの日記 in  パリ⇔東京


マンハッタンは、生まれ変わったらここの住人になりたい、という程の憧れの街。

中学生の時にウディ・アレンの「マンハッタン」を見てシビレて以来。

あのモノクロの画面と、「ラプソディ・イン・ブルー」の冒頭のクラリネットの響きの絡みにガツンとやられた。


高校時代に交換留学生だった際に訪れたのが最初。

憧れの街に来たという感激はあったものの、2日間の団体旅行では「想いを果たす」には至らず。

その後、仕事で3回来たけれど、ほとんど街を歩いたりするような時間はなかった。

それ以外には、休暇として、積極的に訪れたり、住んでみたり、などということをしていない。


なぜか、というと。

リインカーネーション、来世で生まれたい、という気持ちが強い。

一体なぜ故そんなに待つ?!さっさと行ったらどうだ!とも言われるが

観光客や「外人」として住むのではなくて、あの街の「生粋の」住人になりたい、という気持ちかな。

(さらにいうと、あの街でアングロサクソン系に生まれたい{苦笑})


こんなさり気ない街の風景にさえ、胸がキュン!となる。

こんな普段の顔が好きなんて、これって恋?!「赤い糸」?!


ハイジの日記 in  パリ⇔東京


ちなみにこれは、マンハッタン橋。キュン!


ハイジの日記 in  パリ⇔東京


ブルックリン橋には今回初めて訪れた。

眺めが良いのはブルックリン側である、というペーターの言葉に導かれ。

そして、私としては、当然のごとく、あの憧れの

ダイアン・キートンとウディ・アレンが座るあのベンチのアングルで

ブルックリン橋を眺めるべし、と思ったのだ、が


映画では、左上にブルックリン橋を眺める角度にベンチがあるように記憶していたが


ハイジの日記 in  パリ⇔東京



ブルックリン橋を自分の左斜め前に眺められる場所に適当なベンチなどない。

こんなに遠い。

もしかして、全く別の場所にブルックリン橋を左上に仰ぎ見るベンチがあるのかもしれないが

そうだとしたら、ハドソン河から遠く離れすぎていておかしい。


ハイジの日記 in  パリ⇔東京



映画のタイトル写真は合成かもしれぬ。

こんな場所はなかったような。


しかし、ハタ!と思ったのが、これはもしかして、マンハッタン側からの風景ではないか!!??

であれば有り得る。斜め左上に橋を見てベンチ。

確かに、ダイアン・キートンとウディ・アレンが散歩しながら

ブルックリンまで橋を越えて歩いちゃった筈があるまい。

ストーリーはあくまでマンハッタン内で起こっていて然るべき。


やはりこれは日本に戻って再度DVDを見るしかない。

30年程前にみた映画をたどったというのが間違い。

ツメ甘し。無念。


NYへの一方的な想い入れの話しはまだまだ続きます。










イベント:掃除機かけ

家の掃除の話。


擬似とはいえ専業主婦たるもの、掃除機かけが「イベント」になるなんて言語道断?

でもこの家、広いから大変なんです。


250平米くらいあるのか。

掃除機を引きずって、広い家を歩きまわると結構疲れるのよ。


しかもこの家の掃除機、旧式らしく使い勝手が今ひとつ。


ハイジの日記 in  パリ⇔東京

そして、家の広さの割に、コードが短い。

従って、リビングルームの中で4回も場所を移動して、コンセントを付け替えなければならない。


ペーターに文句を言ったら、延長コードを使えばよい、と言われ

確かに思いつかなかった私はちょっとマヌケかも。


でも、最新の掃除機なら長~~いコードもあるんじゃないかしら?

パリあたりではそんなに家が大きくないから、長いコードの掃除機なんてないの?


ハイジの日記 in  パリ⇔東京


それに、こういうコンクリートの床って、掃除機かけてもキレイになってんだかなってないんだか。

まあいいかー、と、いい加減にできるのは利点だが。


BGMはこちら。掃除のBGMとしては、全くもって適当とはいえまい。

が、彼らの「クライ・ミー・ア・リバー」は悪くなかった。

しかし、こんな音楽を聴きながら、掃除機をズルズル引きずってていいのか。


ハイジの日記 in  パリ⇔東京


結局、CDを一枚聞き終えても、家の掃除機かけは終わらなかった。




身の毛もよだつ映画の数々

週末、映画を観に行った。

フランスで絶賛公開中の「ブラック・スワン」。日本では5月から封切りらしいですね。


どういう映画か全く知らず、見たがっているペーターに聞いたら

「ラブ・サスペンス」と答えたので、まあよいかと思い

NYのバレエ団が舞台であるのも結構なので観に行ったのだが


身の毛もよだつホラー映画であった。「ラブ・サスペンス」とは違うだろ!


映画としてはよく出来ていたと思うのだけど、私の最も苦手なタイプのサイコホラーで

抱えている恐れや不安が神経症的な症状として現れる。エグすぎる表現の数々。


もう見てから3日経ったが、未だに思い出してしまい怖いです。画像をここに貼るのも怖いです。


ナタリー・ポートマンの整った白い美しい顔、大きな目など、それだけで怖さ100倍。

ヴァンサン・カッセルなんて、愛嬌のあるコメディ顔に思えてくる。


そういえば、私の恐れる、もうひとつのサイコホラー、ロマン・ポランスキーの「反撥」。

こちらもモノクロの映像が美しく、芸術性が高い作品なんだろうけど、とにかくこれも怖い。


自分にその傾向があるからか、神経がどんどん病んでいく、というのを見るのが恐ろしい。

この主役はカトリーヌ・ドヌーヴ。やはり顔が美しい人というのはホラーで引き立つのかも。


ハイジの日記 in  パリ⇔東京


もうひとつの私のトラウマ映画、モニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセル主演の「アレックス」。


ハイジの日記 in  パリ⇔東京


これはホラー映画というより、ただ単に、ひたすらおぞましい映画であった。

映画全編を通じて、キュッキュッキュッキュッという神経を逆撫でする音響が流れていた、と思う。

この映画を見て以来、特にパリにおいて、人通りがなさそうな地下道(道路の反対側に行く通路など)にはいれなくなった。


そういえば、この映画のヒロインもモニカ・ベルッチ、やはり均整のとれた超美しい顔の人である。



脱線したが、「ブラック・スワン」を見た後、私はペーターに強く抗議をし、

家に帰って、「寅さん」とか、その手の映画DVDを見ないことには眠れない!と訴えたのだった。


ところが、ペーターの所有する映画DVDというのも、とことんエグい。

たとえばこんな感じ。

ハイジの日記 in  パリ⇔東京


確かに、こんな映画を好む男が見たがっていた「ラブ・サスペンス」を信じた私がバカだったのかも。


で、どうしたかというと、奇跡的に、彼のDVDラックの中から、

「のだめカンタービレ」を見つけたのだった!即決。


初めてみて、特に面白くもなかったが、

まさしくその時、私が必要としていたDVDであったことはであったことは間違いない!

上野樹里の、丸いタレ目顔に心底ほっとしたのでした。


「のだめ」を見ながら、

焼き飯と餃子、豆腐の燻製と香菜の和え物と、それに紹興酒1本を飲み干して

なんとか収まった日でした。