ハイジの退屈日記 パリ・東京 -78ページ目

旅行者の心理

梅雨の東京を脱出して、パリへやってきました。


国際空港に来ると、いつも心が浮き立つ。

年に3、4回は海外に飛び立っているが

空港に足を踏み入れるたびに感じるワクワク感は、毎回新鮮。


ハイジの退屈日記 パリ・東京



今回はロンドン経由でパリへ。



ハイジの退屈日記 パリ・東京



成田空港での高揚感に対して

シャルル・ド・ゴール空港に到着すると

あまり感興というものがない。

変に慣れてしまって、海外にやってきた!という興奮を感じないのであった。


ハイジの退屈日記 パリ・東京


私が勝手に師と仰ぐ伊丹十三先生のエッセイで

知人の詩人が詠んだという歌が紹介されている。


  旅慣れて

  ニタリと笑う

  俺の心のドン・ジョヴァンニ


というのであった。


伊丹先生がこの歌について

「まことにいい歌である。人生の時々にふと口をついて出る、覚えておいてよい歌である」


というようなことを仰っており、まさしくその通り、と深く頷きたくなる。

旅人の高揚感と虚栄心を絶妙に言い得ている歌ではありませんか。



しかし、パリは、今や私にとって旅行地というよりは

夫が住む町であって

第二の家があるといっても過言ではなく

生活の場のようにも思える。



ハイジの退屈日記 パリ・東京


到着した当日も

夫ペーターがテイクアウトのトルコ料理を用意しており

日本時間の朝5時に

ショボショボした目で、がっつりとディナーをとるに至ったのであった。


容赦ない生活の場であった。


脱スーツ・脱欧米基準

「スーパークールビズ」が促進されている。

たいへん結構なことと思う。


日本の真夏は亜熱帯の気候といっても良いのだから

スーツやネクタイは元々暑苦しすぎるであろう。

欧米に合わせようとしたのが、そもそも間違いなのでは。


東南アジアの国々では、気候に合わせた涼し気な正装の服がすでに確立しているが

日本もそろそろ、欧米を基準にものを考えることをやめて

世界に誇れる日本独自の正装を作ったらどうだろう?



ハイジの退屈日記 パリ・東京


日本独自の正装が完成するまでに時間はかかるだろうから

今はせめて、スーツからネクタイは外していただきたい。


公務員の皆さんをはじめ、民間企業の皆さんも

徐々にネクタイを外されているようで

よし、よし、と思う一方

日々テレビを見ていて気になることがある。


キャスター、アナウンサー、とよばれる方々は

なにゆえネクタイを外さないのか?

一部局の一部ニュースキャスターが外した、ということがニュースになっていたが

他の局の皆さんも、早く外してください。

テレビに出ている方々の影響ってのは大きいんだから

それで世の中のムードが変わっていくんだから

メディアの人間として自覚を持って率先して行動してください。


我々は厳粛なニュースを伝えることもありますので、ネクタイは外せない

と仰っていた民放のアナがいたが

それは自意識過剰ではないの?

節電が深刻なこういう状況なんですから

みんな理解しますって。


ノーネクタイ=ふざけた格好ではないでしょう。

それでも気になるなら

ネクタイを着用するのは、やんごとなき方々の不幸の際、などとルール決めれば?


昨今において、ネクタイを外さずにスーツを着てテレビに登場する男性を見かけると

「頑迷」という言葉が頭に浮かんでしまう。

一体何にそんなにこだわっているのか

何にしがみついているのか

自分のファッションスタイル?世間のしがらみ?


大体、そもそも


私は個人的にずーっと思っていたことがある。

それは

「日本男性にスーツは似合わない」

ということ。

あくまで平均的には、ということだが。


ハイジの退屈日記 パリ・東京


それは西洋人のスーツ姿と比べてみるとすぐわかる。

西洋人の胴と足の長さのバランス、円錐型、立体的な体つき。

いわゆるスーツというのは、そういう体型のために作られたものであるから

平均的西洋人により似合うのは、特別なことでもなく当然。

腹が相当にせり出している中年のおじさんでも

スーツは西洋人には似合う。


日本人は平均的に身体が平坦、平面なつくりなのだし

立体的体型のために作られたスーツが似合うはずがない。

(当然、男性のみならず、女性もまたしかりである)


また、足が胴に対して著しく短ければ(日本人にそういうタイプは確実に少なくない)

それは、スーツ用の体型では、全く、ない。

それなのに、勤め人だからといって、そのような姿を晒していなければならないのは

気の毒である。悲愴である。

日本男性だってもっと魅力的に見せる方法はあるのに。


そう、和装は日本人男性に似合うこと!

背広を着ていた時に、冴えないチンチクリンにしか見えなかったおじさんも

浴衣に着替えたとたん、急にイキイキと、粋にさえ見えてくるから不思議ではないか。


日本男性を国際的にも引けを取らさず、見目よく仕上げ

ありのままでの魅力を活かせるよう

平均的日本男性に似合う正装スタイルを、早いとこ誰か考えてくれないかなあ。


欧米に合わせて定着してしまった日本の慣習を

そろそろ見直してもよいのでは。




挙式が終わって嬉しいこと

挙式が終わって何がうれしいかって


まず、背中や腕が痒い時に、思う存分、掻けること。

挙式前は、ひっかき傷ができたら大変ですわ!と

小心者っぽく、やさしく指でこするに留めていた。



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次にうれしいのは、糖質ゼロの発泡酒を飲まなくてもよいこと。

お腹がでたら大変!と、実はもうとっくにポコリと出ているのだが

悪化を恐れて、糖質ゼロを選んでいた。

今は糖質アリ、の発泡酒に「格上げ」。




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一番うれしいのは、ジャンクなものを食べられること。

挙式前は、ドレスを買った時点より太ってはなるまい、と

甘いものや揚げ物、肉、パスタ、など太りそうなものを控えていたのだった。



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挙式前日にも書いたが、早くジャンクなものが食べたくて仕方なかったのであった。




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これは、挙式当日に教会で写真撮影をした時。

カメラマンさんに、自由に何かしゃべっててくださーい、と言われたので


「明日は絶対ピザを食べたい」

「宅配ピザ?」

「それはちょっとイカサナイな」

「でも、わざわざ食べに行くのはいやだね」

「この間、外苑前のサバティーニの前でテイクアウトピザ売ってた。ああいうのがいい」

「近所のスーパーで買えないの?」

「日本のスーパーの冷凍ピザとかは、いただけないと思う」


という会話を交わしていたときの、一こまショットでした。



結局は、挙式の翌日の夕食は、

ドミノ・ピザ、お惣菜で調達したカキフライ、トンカツ、野菜少々、糖質ありビール、

という、カロリー・脂質・コレステロール満載のジャンク食であった。


ここ最近は、食生活も正常化し、極端なジャンクからもとに戻りました。


ダイエットしなくてもよくはなったけど、経済逼迫状況にあるため

モヤシ、かいわれ大根、玉ねぎ、大豆あたりを愛食し、

たまに、パスタやお煎餅も食べてます。

そして、背中はツメをたてて掻いています。