ハイジの退屈日記 パリ・東京 -52ページ目

香港の離島を制覇する

10月の末、香港に行って来ました。
パリ在住の夫ペーター(日本人)と落ち合うため。

いやはや、しかし、
うちの夫が変わり者であることは周知の事実であるが
今回もしょっぱなから、それを思い知らされる。

ホテルのロビーで待ち合わせしていたのだが
2ヶ月ぶりで会うのだし、
さらにいうと私は30分ほど待たされていたのだし、
まずは他に言うこともあろうと思うが、
彼の第一声が(しかもよく響く大声で)
「なんだかさ~、結婚指輪なくしちゃったかもしれなくてさ~」。

それが久々にあった結婚1年半の妻に言う言葉か。
もちろん私の気分が急降下したのは言うまでもない。

その後、パリに帰国後、指輪は無事に家にあったとの報告が。
そういう大事なことは、ちゃんと調べてから口にしよう!!


ハイジの退屈日記 パリ・東京


さて、今回の香港でのテーマは、「ガッツリ食べる」。
というか、これは毎回同じか。

あと、もうひとつは、「香港の離島を制覇する」。
香港島からフェリーに乗っていける離島は
主なところで4つ。
ラマ島、長洲島、坪洲島、ランタオ島。

ビーチ好き、島好きの我々としては、
この4つの島で一番好きなところをお気に入りとして
次回から香港に行く時は、その島オンリーで行こう、というハラである。

去年の10月に香港に行った際には
ラマ島とランタオ島に行き、
ランタオ島の静かなロングビーチもいいが、あまりにも何もないので
ラマ島の方がいいね、ということになったっけ。

で、今回は長洲島と坪洲島に行きました。
トーナメント制ということで、最終的にはラマ島との勝負になります。
まずは、坪洲島。

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ここは、なんだか不思議な魅力の島だった。
私の感覚だと、60年代、70年代の雰囲気。


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観光客はほとんどおらず、ローカルなムードで、
人も少なく、活気がない、というのを通り越して、
時が止まったかのような静かな雰囲気だった。
平日だったから?
いやいや、そうではないな。

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昭和30年代の映画の1シーンに出てきそう?
栗原小巻が不倫相手から離れ、ひっそり隠れるように住んでいた海辺の町、のような。


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どこか懐かしいような、現実離れしているような。
晴れていれば、ちょっとは明るいムードになるのかな。
なんだか映画のセットのような町だった。


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「手指山」という小ぶりの山があり、ハイキングコースもある。
天気はよくなかったものの、展望を求めて山頂まで登った。
空気が澄んでいて、眺望も開けたこともあって、
清々しい気分になった。


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山頂の展望台にはあずま屋あり。
赤とんぼが多数飛んでいた。
オバチャン達のやかましさはユニバーサル。
しかし、オバチャン達のパワーに触れて、現実感を取り戻した。

下山したところ、大雨になって、すごすごとフェリーに乗って香港島に戻った。
あまりこの島との相性はよくなかったかな。

翌日は、長洲島に。
結果からいうと、4つの離島の中で、長洲島が一番良い、ということになりました。
長洲島については、また今度。














見栄っ張りゆえ

昨日は、知人が4名、家にやってきて
ホームパーティと相成った。
この開催が決まったのは2ヶ月ほど前。

「友達」というよりは、「飲み仲間」といったところで、
もともとは仕事がきっかけでの知り合いである。
「友達」なら、まあ程々でいいや、と思うのだけど、
微妙な間柄ゆえか、
掃除にしても料理の準備にしても、妙に気を遣ってしまった。

「段取り魔」の本領発揮で、
ホームパーティの指導者などいようものなら
褒められそうなくらい、
2、3週間前から準備を始めた。



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世の中のみなさんは、こういう場合
どの程度の掃除をするんでしょうか。
ふだんからマメに綺麗にしている人とそうでない人で違うだろうかね。

私の場合は、計画的に3週間ほど前から
カーテンを洗い、窓拭きをし、網戸を掃除し(洗面所の小窓に至るまで)、
テラスを入念に掃いて水拭きし、
洗面所の床をクレンザーで磨き、
玄関をノブにいたるまで掃除し、
ソファーにかけているクロスを洗い、

また、レシピは、やはり3週間前に決めて
すべて作り方と共に書きだして、買い物メモをつくり、
それぞれ必要な店で計画的に前日までに買い物を終了し、
パスタのソースなどは1週間前につくって冷凍し、
肉料理の下ごしらえを前日に行い、
大量のワインを宅配させ、
使うと決めたグラスやお皿をすべて漂白し、
前日にいつもよりちょっとだけ豪華な花を買い、
(それも前々日から店頭を視察の上)

当日は
みなさんが3時に到着するまでにすべてが完了するよう、
9時までに掃除を終了、
10時までに朝食と化粧を終了、
11時にバゲット調達にでかけ、
12時には料理を開始、というように
朝起きてからのスケジュールをたてた。

そして予定通り
3時にはほぼ全てが思惑通りに終了していた時の清々しさ!
自己満足完結。


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もしかして、
これくらいは誰でも人を家に招く時にやってることなのかな。
当たり前のことなのかもしれないけど、
私には、結構な一大事業でした。
普段ノンビリ、ぼーっとしてる私における
これらの原動力は
「見栄っ張り」という1点に尽きる、と思っている。

来てくれる方々が快適に楽しく過ごせるために、などという
利他的な動機ではなく、
かっこつけたい、よく思われたい、という
自分本位な理由なんですね、これが。

まあ、よく言われるように
人が家に来ると、家の掃除をする良い機会となるし、
「見栄っ張り」にも利点はあるが。


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会はそこそこ盛り上がり、
たくさんのワインを飲んで、食べて、
全員が酒好き、男性が多かったためか
最後は甘いデザートではなく、ウィスキーでシメた。

しかし、いつも思うのだけど、
日本人との家飲み会って
どうして必ず寝る人がいるのだろう。
昨日も5人中、2人が寝た。

いや、人んちとは限らないか。
店でも寝る人いるよねえ。

退屈だから寝てしまう、というより
リラックスして寝てる、酒が弱くて寝る、という感じはある。
飲める口のわりには、飲むとまもなく寝ちゃう人って多い気がする。
日本人は酒が弱いから?
日本人勤め人は疲れているからか?
電車でもみんな朝も晩もよく寝てるしねえ。

私が比較的よく知っている外国人、ドイツ人やフランス人で
ホームパーティをやっていて、寝てしまう人というのは、まず見たことがない。
病気でもない限り、また煙草以外のものを吸ってない限り、いない、と断言できると思う。
欧米にてホームパーティで寝たら、
呆れられる、蔑まれる、心配されるのではないかね。

私は一人で家で酒を飲んでいて、
いつの間にかソファーで寝てしまった、ということは何度もあるが、
人の家や店で寝たことはない。
これも「見栄っ張り」ゆえか。



















おでこのシワを消す秘訣

私のおでこには、10代の頃から、
しっかりと3本のシワがある。
シワの長さはそれぞれおでこの幅の半分くらい。
川の字のようにキレイに並んでおらず
バラバラと傷がついているような感じ。

高校生の頃だったか
父と妹がある日突然「おでこにシワがある!」と
爆笑した(された)ことが
しっかりと心に刻まれているので、間違いない。

だから~
このシワは老化によるものではないんだよね!
これは「表情ジワ」という、と
ずっと大人になってからエステシャンの方に言われた。

私の観察では、欧米人には
若くして額にシワがある人が多いような気がする。



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ほらね。
あまり若くない写真かもしれないけど
この人は「レミントン・スティール」(古いな~)時代から
おでこにシワがある印象をもっている。



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この人だって
ドラマ「ER」に出てた駆け出しの頃から
すでにおでこにシワがあった、と私は断言する。


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「ER」といえば、
アビー・ロックハート役の彼女も、いつもおでこにシワがあったよ。
シリーズ始まった時は20代だったと思う。

そう、欧米人って、まさしくこの表情が多くないですかね?
すると、次第に、シワが深くなっていき
しっかりと顔の表情の一部として残るのではなかろうか。

この額にシワを寄せる表情はどういう時に作るのか。
驚き、呆れ、自衛、ってとこではないか。
「えっ、知らなかった」「勘弁してよ」「私は関係ないわ」
少なくとも、喜びや幸せとは無縁の表情ではないかね。
笑顔になっている時には、おでこにシワはよらない。

してみると、
私が10代にしてこんなシワを刻むようになってしまったというのは
気の毒な子供時代を物語るのでは。
笑っている場合ではないよ、父よ、妹よ。



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私のおでこのシワに関しては
非常に印象深い出来事があった。

ふだんは、このシワをなくそうと
ひっぱったり、クリームをたっぷりつけたり、まゆを逆にひそめたり、
という小技を駆使しているのだが
もちろん、シワがなくなることは、まずない。

ところが、去年のある朝、パリにいた時に、
このシワが完璧になくなった時があった。

ウソー!!という信じられない思いで、
陽のもとで角度を変えて何度も見てみたのだが
あーら、不思議、あんなにクッキリとあったシワが
消えている!
魔法のような、奇跡のような出来事だった。

どうして消えたのか、知りたい!
もしかして色々な理由があったのかもしれないが、
そのときに思い当たったことはただ一つ。
要は、寝る前に非常に幸せな気分だったこと。

前の晩に寝る直前に
夫ペーター(日本人)と共に
ベッドに入って、お酒をチビチビ飲みながら、テレビをみていたのだが
テレビの内容はなんだか忘れてしまったので意味はなく、
とにかく、二人揃って仲良くベッドの中でテレビを見る、という
そんなフツーなことが私には珍しい事だったし、
ベッドの中は暖かいし、とても幸せで満たされた気分だった。
それだけはハッキリと意識して覚えている。

「シワ無しおでこ」の原因は
それくらいしか思いつかない。
特別なものを食べたとか、いつもと違うクリームをつけた、とかではなかった。

今はとにかく、額のシワは「幸せとは反対の気分」から作られるものだ、
ということだけは確信している。

ちなみに、去年のその奇跡的な「シワ無しおでこ」は一日しか続かなかった。
翌日には元に戻っていました。