ハイジの退屈日記 パリ・東京 -26ページ目

パリの無聊

パリに来ております。


結婚前後に半年ほど住んでいたとはいえ

1年に1度ほどしか来ないし

紛うことなきザ・ツーリストなのだが

街に対して、新鮮味を覚えなくなってしまった。

生活の場、日常の延長のように感じる。


良いのか悪いのか。




夏休みなので

仕事からはある程度(午前中はメールやりとり)解放され、

朝ものんびり起きて、

なんの義務もない時間を楽しめるのはよいが

ほんと、日常的過ぎて、

「外国に休暇に来ています感」が全くない。


珍しく天気も良いし、

プラプラと歩くには美しく楽しい街のはずだが

なんだかワクワク感には欠ける。

心理的には東京にいるのとあまり変わらない。



毎度パリに来る時のように

ひとり、美術館に行ったり、散歩したりするわけだが

楽しいっちゃあ、楽しいものの、

確実に、「時間つぶしてます感」あり。

ガシガシと観光しない場合って

海外での休暇ってこんなもんだったっけ。

それとも、私の感受性が鈍ったのか。





夕方、ひとりで植物園を散歩していたら

確かに、地元の人たちでも

一人ぽつねんとベンチに座ってる人が多い。


本を読んだり、スマホをいじったりなど

皆それぞれに過ごしており、

日常ってのはこんなもんだね、と思ったが、

なんだか急に、

人生ってこうやって暮れていくのだな、

人はみな結局は孤独なものだな、

と思い、メランコリックな気分になった。





夫ペーター(日本人、在フランス25年)にそう言ったら、

「がははははは!」と大笑いした。

こういうメランコリーを解さない夫で

私は全く幸せ者だよ。(ほんとう)




そして結局は

夫自慢のステレオで音楽を聴きながら

二人で一緒に酒を飲むのが

一番といってよいほど楽しかったりするから

パリだろうが、東京だろうが、

私にとっては、あまり変わらないのかもしれない。





シャワーを浴びよう、洗濯しよう

東京は灼熱の日々。
日本はもはや立派な熱帯地域。

そんな中でも、習慣に則って、
男性の皆さんはジャケット着用で通勤。
いやはや、お疲れさまです。

でもさ、汗臭さを放置しているのってどうですか?
これはもちろん女性も同様なんだけど、
やはり男性に圧倒的に多いと思う。

私は、「女性車両」に乗って通勤してますが
(松本人志によると、女性車両に乗る女性はブスばっか、だそうです)、
たまーに、最後尾の車両までたどりつけず、でも遅刻しそう、
という時に「両性車両」に乗ると、そのとたん、
もわっーーーと漂う臭い、汗と脂臭さに鼻孔が刺激される。

次の駅で降りて、必死に最後尾までホームを駆け、
女性車両に飛び込むと、本当に、明らかに臭いが違う。
無臭、または若干、化粧品のニオイ。
あの臭いは、一体なんだったんだ・・・と
両性車両の男性たちが発する臭いに思いを致す。




体臭といっても、病気によるものであれば、百歩譲ろう。
しかし、真夏になると増大するこの汗臭さは、
ただ単に、ケア不足、ということではないのか。

真面目な日本人は、
原発事故以降、節電の意識が高く、
さらに天然資源に限りがあることを痛感し、
それによってシャワーを浴びなくなった、
洗濯をしなくなったのであった、
なんてことでは、まずないだろう。

ただ面倒くさいから、
シャワーを浴びない、洗濯しない、
数百円で購入できるデオドラントも使用しない、
理由はそんなところではなかろうか。

汗臭さが身体や洋服に染みこんでるのだろうか、
生ごみのような臭いを発散している人、
数日は頭を洗っていないに違いない、
汗と脂の臭いのキツイ人(女性でもいます)。
すみません、人に不快感与えるレベルですよ~。




大昔に読んだ、有島武郎の「或る女」。
なぜだか、そこだけは覚えているのだが、
主人公の葉子が関係する男の1人が
脂のような頭垢(フケ)のような臭いを漂わす男で、
それが好き、だそうだ、妖婦、葉子。
そんなことを主人公に言わせることにした
有島先生は、きっと体臭に一家言あったに違いない。

私は御免こうむるよ、
脂のような頭垢のような臭いの男。
生ごみの臭い=発酵臭を漂わす男も。
ノネナール(加齢臭)に至っては、私にはリーサル・ウェポン。

そういえば、歯周病で歯が突然4本とれた友人、
彼女の歯周病の原因はズバリ、歯を磨かなったこと。
医者に怒られたそうだ。
「歯を磨かないで寝るってことは、
生ごみを猛暑の炎天下に放置してるのと同様です」
ああ、炎天下の生ごみ、そこで展開する臭いたるや、
そして、それが口腔内で繰り広げられた時には!




というわけで、
皆さん、シャワーを浴びましょう!
洗濯をしましょう!

もちろんね、色々とご事情もあろう。

毎日来る日も来る日も残業、深夜帰りでクタクタで、
家に帰って寝るだけが精一杯、
なんて人もいることでしょう。
かつての私もそうでした。
でもね、シャワーだけは、私は毎日浴びてましたよ!
だって、体臭は人に不快感を与えると思ってたし、
悪臭を漂わせてたら、仕事で信頼も得られまい。

または、忙しい仕事を終えて家に帰ると、
介護を要する家族がいて、とてもとても、
シャワーを浴びてるような時間も精神的な余裕もない、
とか、諸々の家庭の事情もあるかもしれないね。
そういう方であっても、仕事でランチはとるでしょう?
その際にデオドラントを購入してはいかがでしょうか?












激辛のバリの夏

東京もやっと夏らしい暑さになってきた。

しかし
夏休みまでは、まだあと1ヶ月ありますな。
仕事で秋のプロジェクトなんかをやっていると
もう時間がない!というような焦りさえ覚えるが、
いったん仕事を離れれば、
夏休みは、まだまだ遠い先で、目眩さえ覚える。

去年の夏休みを思い出して、
現実逃避しましょうかね。
食べ物中心に。

8月にバリ島に行ったんだっけね。
「ワヤン」と呼ばれる大衆食堂に何回か行きました。
入り口近辺に並べてある大皿料理から選ぶ。




激辛もの多し。



でも、野菜も多くてバランスとれてるし、
ご飯にかけて食べて非常にうまし。



夫ペーター(日本人)は、
できるだけ、味が優しげにみえるものを選ぶが、
結局は何を食べても激辛。



地元の人たちが来るような大衆食堂は
清潔感がある、とは言えない内装ではあり、
若干、テーブルなどもベタつくし、



なんだか、陰惨な事件の現場のように
見えなくもなかったりするが



まあ、それも、旅の面白さです。
地元の気分に少し近づけたかのような。



通り沿いには、こんな感じの屋台も結構出ている。



我々も、一軒(?)の椅子に座り、オーダー。
ビールは近くのコンビニで買ってくる。
「持ち込み」可。
おばちゃんのファションセンスに目を奪われながら
一品料理の出来上がりを待つ。



インドネシアの定番大衆料理、「ガドガド」。
特に美味しいというものでもないと思うが、
温野菜にピーナツソース、あまり辛くない。
胃にも優しいし、ヘルシーといえよう。



野菜はどこでも豊富。
やはりアジアの料理はいいね。



こちらは、ウブドのホテルの料理。
やはり洗練されてる。
味も激辛ではなくて、美味だった。



朝ごはんの「おかゆ」も、なんか、おされです。
国際的リゾート地、バリ島の観光客向けには、おかゆもこんなんになるわけだ。
地元の人がみたら、なんじゃこりゃ状態でしょうか。



たしか、バリ島には8日間いて、
私は最後の数日は、胃がしくしく痛くなってしまったのだった。
有名な「バリ腹」のように、下したり発熱したり、というのではなく、
ひたすら、常に、しくしくしくしくと胃が痛い。
菌によるものではなくて、
ただ単に激辛や冷たいビールで胃が疲れたのだとは思うけど。

ふはぁ~~、でも、また行きたいなあ!
暑くて、美味しくて、自然に囲まれた、何の義務もないノンビリした日々!


あと1ヶ月、
今年の夏休みまで、なんとかやり過ごします。