息子2人京都府立医科大学医学部現役合格。
「ぺたほめ」で自信とやる気と人生を楽しめる子どもで
日本中いっぱいにしたい!藤田敦子です。
息子たちが、小学4年生と2年生の時に、もと夫の会社倒産で突然離婚したので、いきなり大黒柱になってしまいました。
そして仕送りゼロ。
あとで発覚したもと夫の私のカードや保険の裏書など勝手にされた借金も・・・
過去にデザイナーを10年間していましたが、
事務職をしたことがなく、生活のためだけの安定した仕事をはじめたものの慣れない毎日でした。
働き出して1年位は子どもの都合で早引きや早退なども少しはできたので、まだ大変ながらなんとかやっていけました。
もちろん母のサポートなしでは、到底無理でしたが・・・。
がいと4年生のはじめはフルタイムじゃなかったので塾の宿題など見てあげることもできました。
でも次男4年生、長男6年生の時には、仕事も忙しくて全く休めなくなりました。
水曜土曜の午後からと日曜は休みでしたが、それ以外毎日午前中と夕方から20時か20時半までの仕事。
毎日、睡眠不足との戦いでした。
次男のけんごが帰ってきて一人残して仕事に行くことも度々でした。まだ、長男がいとが塾のない日は2人なので良かったのですが。
1人で夜にいるのはかわいそうと、母がほとんど来てくれていたのは本当に助かりました。
夜の20時半からの晩ご飯は遅くてかわいそうなので、母と一緒に食べてもらっていたことも。
でも時には待っていてくれて、夜遅くからの食事の時もありました。一緒に食べられるのは嬉しかったなあ~。
育ち盛りの男の子が死ぬほどお腹減っていたと思いますが、遅くからのご飯の支度も手伝ってくれました。
もちろんおなか減ったと文句を言われたことは一度もありません。本当に優しいんです。
その頃から、休めないだけではなく会社命令で簿記3級をとらないといけなくなり、40歳を越えてからのテスト。
専業主婦歴長くて、もはや人の名前も覚えられないくらい脳が腐りかけている中での全くしたことがない分野の勉強です。
でも、給料もらっていく上でどうしても受からないといけなかった・・・。
そしてその頃、次男はずっとサッカーをしていたので、4年生の夏期講習から塾へ行くことにしました。
夏期講習から、塾を行き始めた時、けんごは私に言ったのです。
「ママ。けんごも、
がいとみたいにママと一緒に勉強したい。」
がいと4年生の時は時間の余裕もあり、見てあげる時間もあって一緒に勉強をしているのを次男も見ていました。
だから塾に行ったら、ママと一緒に勉強できると思っていたのでしょうね。
でも私はその時ちょうど簿記の試験の前でした。仕事かえって、片付けて夜中にほとんど寝て無くて勉強していて、心の余裕が全くなかったのです。
私は
「ごめん。けんご。
ママ忙しいから一緒にしてあげられない。
けんごは賢いから一人でできるよ。」
って言ってしまったのです。
さみしそうな、けんごの顔と
あきらめの顔がありました。
どうしてあんなこといってしまったんだろう・・・。
でもその時は気がつかなかったんです。
いつも優しすぎるから私はけんごに甘えていました。
その時のことは何年も時間がたってから気がついたのです。あることがきっかけで。この話は又、今度。
そして、けんごはその日から、
「一緒に勉強したい。」
と言わなくなりました。
優しいから。
寝てない私を知ってたから。
もっとわがまま言ってくれたらよかったのに。
「だって、がいとは4年生の時、ママとしてたやん。」
「がいとを塾に迎えに行くときさみしいのに一人で寝てるやん。」
がまんしないで言ってくれたらよかったのに・・・。
優しいけんごに私の方が甘えて、けんごの気持ちをその時考えてあげることができなかった。
今はみんなには、子どもが望むなら一緒に勉強してあげてね~。
って言ってるのに・・・。
母子家庭、大黒柱。
生きていく上で仕事はしなくてはならないし、
このころは本当に宝くじでも当たって働かなくても良かったらいいのに・・・
ずっと2人ともっと一緒に過ごしたい。
いっぱいいろんなことをしてあげたい。
何度思ったことか・・・。
働かなくてよい今が欲しいと
宝くじ3000円買ってしまったことも・・・
ただの300円に変わってしまって、このお金でおいしいもの買ってあげられたのにと後悔したことも・・・
2人のがまん。
特に次男のがまんはたくさん、たくさんあったと思います。
私、離婚したことや、究極の貧乏生活はあまり後悔することはないし、性格的にあまり後悔しないんだけれど、この台詞を言ってしまったこと
「ママ、忙しいから一緒に勉強してあげられない。」
っていってしまったことは未だに後悔しています。
タイムマシーンができたら
あのときに戻って一緒に勉強してあげたい。
「けんご一緒に勉強するの楽しいね。」
って言ってあげたい。
今でも思います。
今この文章を書いていても涙がとまりません。
「本当にごめんね。」
って。
もう本人は忘れているかも知れないけれど・・。
「中学受験も合格して、もう医学部なんだからいいんじゃない~」
って思われるかも知れないけれど・・・。
次男けんごはいつも優しいんです。もちろんがいとも優しいけれど。
思わずソファーで寝てしまっている私にそっと布団をかけてくれたり、
「肩もんだげよか~」
って言ってくれたり。私の誕生日に
「なんでもお手伝いする券」をくれたり。
当時のけんごからのプレゼントです。
3年前、今の仕事を始めて
「けんごが話してくれたらみんな集まってくれるから~。」
との私の願いに東京まで往復一緒に夜行バスで行ってくれたり、普通電車往復で名古屋に行ってくれたり・・・
出版で忙しくて寝てないとき
「ごはん作ってあげるわ~。」
って、買い物や食事の用意もしてくれたり・・・
医学生、授業も課題も多くてお小遣いあげられないからバイトもしてるのに・・・
根底にはいっぱいいっぱい我慢もあったと思います。
本当に本当にありがとう。
働きながら子育てされているお母さんも、
このときの私と一緒で
してあげたくてもできないこと。
もどかしさと体のしんどさ。
心が折れそうになること。
沢山あると思いますが、その分、きっときっとお子さんはお母さんの大変さはわかっています。
ちゃんと見てくれています。
そして私のように後悔がなるべくないように・・・
っていっても大変ですよね。
私もそれなりに頑張りました。
そして本当に優しい息子に育ってくれました。
できるだけ後悔のない今を頑張ってほしいと思います。
「ぺたほめ」し続けたら
「ぺたほめ」
承認お返しの法則・・・きっときっと将来笑えるときが来ます!
今は大変だけれど、頑張って欲しいと思います!
タイムマシーン早くできないかなあ・・・
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