息子2人京都府立医科大学医学部現役合格。

「ぺたほめ」で自信とやる気と人生を楽しめる子どもで

日本中いっぱいにしたい!藤田敦子です。

 

 

昨日の続きです。

アメトピに選ばれた昨日の記事

【中学受験の落とし穴】長男がいと涙の理由「塾行きたくない!」

 

息子が小学校4年生と2年生の時に離婚。

母子家庭。生活のためだけの仕事。土曜日も仕事でした。

すがれるのは70歳を超えた母親だけ。

本当にありがたかった。

 

 

長男がいと、6年生の4月。

泣いて塾に行きたくないと言う。

 

先週の土曜日に泣くがいとを、母に頼んで無理矢理、タクシーで連れてもらった。

本当に有り難かった。

 

でも母には、

「もう、泣いてる孫を無理矢理連れて行くのは嫌。

嫌われるやん。」

と言われてしまった。

 

そりゃそうだ。

食事を作って食べさせて、バス停まで送ってもらえるだけでも、有り難いのに、それは申し訳ないと思いました。

 

その次の週。

何曜日か忘れたのですが、私が夜の16時半から仕事がある日でした。

いつも午前中は仕事。そして夜はまた仕事ですが、13時から16時くらいまで時間の休憩があるので、毎日その時間に塾のお弁当と夜の食事の用意や掃除や洗濯などをしていました。

 

他のフルタイムのお母さんとは違って、この時間は有り難かったです。

だからフルタイムワーママなのに、子どもが小学校から帰ってくる時間は、だいたい家にいて

「おかえり~」

って言ってあげることができました。

だから学童にも行っていません。

 

でも・・・

子どもを残して夜に仕事に行くのは辛かったですが。

 

その日は、がいとの塾の日だったので、夜の塾弁当を作り、

「がいと、塾行きや~。バスの時間やで。」

って言うと

 

泣いてるんです。

また・・・。

 

「塾、行きたくない。」

 

「なんで?」

 

「だって、宿題出来てないから。」

「え~。なんで宿題できてないの?」

「宿題今からしてから、塾に行く。」

 

「え?今からしてたら、塾の時間終わってしまうやん。

先生に電話してあげるわ。」

 

そういうがいとを横に、塾に電話をした。

 

「先生、宿題できてないので行きたくないっていうんです。」

先生は

「宿題できてなくてもいいですよ。いいから来なさいって伝えてください。」

って普通に言ってくださったので、

 

「がいと、先生宿題出来て無くてもいいから来なさいって。」

 

「いやや~。」

 

さらに激しく泣いた。

 

動こうとしない。

もう塾に間に合うバスが行ってしまう時間になった。

 

その日は母は、来てくれていない日だった。

というか、嫌がるがいとを連れて塾に行くのは嫌だと断られた。

 

私は17時からの仕事で家から近いといえど、16時半には出ないといけない。

 

瞬間的に考えた。

 

「車で送ってあげるし、行き。」

 

本当は仕事に、間に合うか間に合わないかの賭けなくらいの時間だった。

でもこのまま、ほっておいて仕事にいったら、100%行かないと思った。

 

行かない癖がついてしまったら、6年生になったばかりなのに

これから受験まで大変だと思った。

 

私も必死だった。

 

泣いて嫌がる6年生男子を無理矢理車に乗せるのも大変だった。

忙しいのに夜のお弁当まで作って万全の用意が出来ているのに・・・。

行ってもらわないと困る・・・

この時の私は自分のことしか考えていなかった。

 

「もう、車で送ってあげたら、仕事間に合わないかも知れない時間なんだから・・。」

ちょっと怒り気味な私の助手席でがいとはずっと無言だった。

 

塾の前に着いたら

「行くの嫌や~。」

がいとは、さらに泣きわめいた。

 

優しい言葉をかける暇も余裕も無かった。

仕事に間に合わないかも知れないとの焦りの方が強かった。

 

塾は京都の繁華街の真ん中のビルの4階。

そのビルの前に車を停めて、嫌がるがいとを無理矢理引きずり降ろした。

 

がいとの気持ちを考える余裕は全くなかった。

仕事に間に合わないかも・・・しか考えていなかった。

 

引きずり降ろしたがいとと、塾のかばんとお弁当を道路に置いて車を発進させた。

道路に座り込んで泣いている、がいとを放置していくのは、

とっても心が苦しかった。

 

バックミラーで見ても動いてない。

 

さすがに心配だったので、しばらく進んで塾の先生に電話した。

 

「先生。すみません。塾のビルの前にがいとを放置しましたので、

お願いします。」

と電話を入れた。

 

先生には申し訳なかったけれど、

先生に言ったから安心と仕事に向かった。

 

後から思ったら、

なんてかわいそうなことをしたんだろう。

自分の仕事の都合のことしか考えてなかった。

がいとの気持ちは全く考える余裕がなかった。

 

そしてなぜ塾が嫌なのかを聞くのをすっかり忘れていた。

 

          (明日に続く)

 

 

アメトピに選ばれた昨日の記事

【中学受験の落とし穴】長男がいと涙の理由「塾行きたくない!」

 

 

 

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