リブログの仕様は少し...
「リブログ」は、アメブロ内部のカード型トラックバックで、他のアメブロ記事にリンクした記事を簡単に作れます。 しかし、アメブロ外部のサイトのリンク記事は作れないし、カードデザインはお仕着せです。 そして、クリックで遷移を強制される「機能的な不便さ」は読む側にとってなんだかなぁと思います。
別ページに飛ばされる問題
記事中のリンク先を参照しながら元記事の残りを読みたい場合、普通のリンクなら右クリックで「新しいタブで開く」「新しいウインドウで開く」の選択ができます。 しかし、リブログカードは出来ません。
この場合は一旦リブログ先を開き、後で「 」を押して戻れば良いのですが、これはたびたび失敗します。 結局、リブログカードのあった記事を最初から開き直す事が多く、元記事の後の部分は、読まないままになる事もあります。
そう考えると、リブログカードを記事の頭に置くのは、とてもまずい配置ですね。 リブログカードを押した訪問者が、その後を読んでくれる事は期待できません。 なんでこんなリンク仕様にしたのでしょう。 元ページを残すリンクは好ましくないという考えもありますが、私はリンク内容や場合によると思っています。
で、JavaScriptを使える様になったので、このリンクの開き方をアレンジしました。
リブログカードのリンクを別タブで開く「Popup Reblog」
最初に制限を書きます。「Tampermonkey」でこのスクリプトをセットしたユーザーにとって、カードのリンク仕様が変ります。 これは、自他の全てのブログページで、リブログカードのリンクを開く動作が変ります。
しかし、これはスクリプトが働くブラウザ内だけの変更です。 自分のブログへの訪問者にとって、自分のブログのリブログカードは本来の状態です。 これは勘違いをしない様にすべきです。 このスクリプトは自分の操作を向上させるツールです。
セッティング
他のユーザースクリプトと同様、「Popup Reblog」のコードを「Tampermonkey」にコピー&ペーストするだけです。「Popup Reblog」は Chrome / Firefox / Edge のブラウザで動作を確認しています。
Firefox の場合は、リブログカードを左クリックをすると、移動前のウインドウが遷移してしまう問題があります。 しかし、右クリックでは移動前のウインドウが遷移せず、目的通りの操作になります。
● 自他の全てのブログページで、リブログカードのリンクを開く動作を変更します。
● リブログカードをクリックした場合、デフォルトはページ遷移が行われますが、このスクリプトにより、「新しいタブ」か「新しいウインドウ」でリンクが開き、元のページは閉じずに残ります。
● リブログカードのあるページが完全に開かない時点でカードをクリックすると、ページ遷移が生じます。 これはスクリプトの読込みタイミングの問題で、仕様です。
〔追記〕 2019.12.28
「@noframes」パラメーターを追加しました。 これは「編集画面」で起動してしまう事を抑止する目的です。
〔 Popup Reblog 〕 ver. 0.1
ポップアップブロックの設定について
● ブラウザのポップアップブロックの設定を、アメーバのブログページに関してだけ「許可」に変更する必要があります。
ブラウザのポップアップブロックは「ブロックする」がデフォルトです。 スクリプトが関与する「新しいタブ」「新しいウインドウ」を開く動作は、ポップアップと判断されるので、「Popup Reblog」の動作をブロックしてしまいます。
ポップアップブロックは「ブロックする」が推奨ですが、アメブロのブログページは有害なポップアップは無いので、「許可」の設定をしても問題はないでしょう。
〔 Firefox 〕
ブラウザメニューの「オプション」→「プライバシーとセキュリティ」で以下の画面を開き、「ポップアップウィンドウをブロックする」の「許可サイト」を開きます。
ただし「ポップアップウィンドウをブロックする」のチェックは入れたままです。
「許可サイト・ポップアップ」の設定画面で「https://ameblo.jp」を入力します。管理画面のツールに関しては「https://blog.ameba.jp」も「許可サイト」指定が必要な場合があります。
〔 Chrome 〕
ブラウザメニューの「設定」→「詳細設定」→「プライバシーとセキュリティ」→
「サイトの設定」と進み、以下の「ポップアップとリダイレクト」画面を開きます。
この画面で赤枠の「許可」の「追加」ボタンを押すと、「サイトの追加」ダイアログが表示されるので「https://ameblo.jp」を入力します。 管理画面のツールに関しては「https://blog.ameba.jp」も「許可サイト」指定が必要な場合があります。
やはり、上部のブロック(推奨)は上図の状態を変えない事がおすすめです。
「Popup Reblog」最新版について
旧いバージョンの JavaScriptツールは、アメーバのページ構成の変更で動作しない場合があり、導入する場合は最新バージョンをお勧めします。
●「Popup Reblog」の最新バージョンへのリンクは、以下のページのリンクリストから探せます。