そこねハンターのブログ -104ページ目

1186の中国鉄建は純利益の10%近い132億円も接待費を使っていた

中国株に投資しようと、2季報を一生懸命見ている最中、1186の中国鉄建という鉄道インフラ関連の建設会社も良いかななどと考えていた最中、同社は8億3700万元(132億円)も接待費を使っていたという記事をみつけて、やや中国株に対する不信感が募り、げんなりしていた所です。しかし、中国4000年の歴史にビックリする事はあっても、こんな事にビックリしていてはダメなのだろうと思います。

同社は二季報によると売上4800億元、純利益84億元という会社ですから純利益の10%を飲み食いに使っていたという事になります。株主の立場だったら、飲み食いに多少使うのは良いが、もう少し絞って4070億元の負債の返却し15%という自己資本比率の拡大に充てて欲しいなあ、と思うなあ。

中国株二季報2013年夏秋号/DZHフィナンシャルリサーチ

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或いはカジノ会社などを投資先の候補として加えて、どんどん、こういう所で資金を使って頂いて、カジノ会社に於いては株主に還元して欲しいという考え方もあるのではないかと思っていたところです。しかし、景気が冷え込むと、そういう娯楽産業は真っ先に業績が落ちそうな気もします。先進国の景気が底堅いとすれば、先進国需要のある製品で、風力とか太陽光等の再生可能エネルギー商品とか良いかもしれぬ。

今週の相場振り返りと来週の相場見通しについて

今週はいくらか日経平均が上昇したが先週までと比べると値上がりのスピードがゆっくりになって来ている。来週は20日にG20と米GEの決算発表がある。GEの決算発表は個人的に注目しているものですが、G20の方は、直近の何回かは円安への大きな批判が出ていないものの、やはり諸外国から円安誘導的な政策だと非難が出るかもと言う懸念があったり、来週はちょっと円高、株安の調整が入りやすいのではなかろうか。日経平均の騰落レシオは高値圏とされる130を超えて来ており、やはり一時的な調整が入ってもおかしくないような。しかし今週は外国人が5000万株以上買い越しており、円高、株安になれば外国人が買い支えたりという事になればそんなにも下がらずという感じではないだろうか。

日経平均騰落レシオが125位でもう少しでやや過熱気味な水準にある

日経平均の騰落レシオが125まで上昇して来ております。130を超えると過熱気味とされますのでもう少しでその域に達します。

$浅草の賢人-日経平均騰落レシオ

株主優待の取得を目的に毎月、短期的にいくつかの銘柄を売買しているのですが、1つの手法としては騰落レシオが70を切って上昇に転じている月は買い、そうでなければ優待目的で無理に買わないなどの方法はありそうな気がします。

株価が上がる時は大体何を買っても値上がりするが、そうでない時か普通の時は優待目的で買っていると配当権利日落ちで株価が下落して損しちゃうもんね。

そういう意味では、もっと値上がりしそうな銘柄を選んで買った方がよりBetterなのかもしれないが。

中国二季報に掲載されている良さそうな銘柄②

中国株二季報2013年夏秋号/DZHフィナンシャルリサーチ

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前回記事の中国株個別銘柄について2季報前半で良さそうなのに引き続きまして、中国株で良さそうな銘柄を探しております。大手銀行というのは粉飾決算や監査の問題も比較的少なそうでそういった意味でもリスクが低く、ポートフォリオに銀行や石油等の大手を入れておくのは良い考えではないかと思います。

00939 中国建設銀行
中国第二位の商業銀行。増収増益。
ROE 20.5
自己資本比率 6.7
配当利回り 5.2%
PER 6.3倍
PBR 1.4倍
投資金額86718円

01149 Anxin-China Holdings
保安システムプロバイダー。作業現場の監視・警報システム等。
PBR 1.5倍
PER 7.2倍
自己資本比率 83.5倍
ROA 13.4倍
ROE 16.1倍
配当利回り 2.8%
投資金額 93510円

01398 中国工商銀行
中国最大の商業銀行
ROA 1.4
ROE 21.2
自己資本比率 6.4
配当利回り 5.6
PER 6.2
PBR 1.4
投資金額 73600円

空売りをする適切なタイミングと銘柄選びに関する考察

オニールのグロース株投資のうちの空売り方法を研究していまして、5月に15942円の高値をつけた今は、株価は上昇サイクルに入っているような気もするので、今ではないのでしょうけど、株価が天井をつけた跡に値上がり幅が大きかった銘柄の株価動向を注意深く見て適切なタイミングで売るという事も先々、念頭に置いてみたい。仮に6月の安値12415円を下回る事があればそれは考えなければいけないが、どうもここで言っているのはもう少し長いトレンドのことを言っているようでもある。

【売買手法】
1. 市場全体が弱気トレンドである事、またなるべく弱気トレンドの初期段階である事
2. 流動性の高い銘柄を選ぶ事、買い方の突然の殺到があっても急減に株価が上昇しない十分な出来高があると良い。
3. かつての強気相場でリーダー銘柄が空売りにふさわしい。
4. ヘッドアンドショルダーズトップの形成
5. 天井より5ヶ月から7ヶ月以上あとで50日移動平均線が200日移動平均線を下方にクロスするブラッククロスの跡で株価は落ちる。
6. 利益目標は20%~30%、頻繁に利益確定する。

オニールの空売り練習帖 (ウィザードブックシリーズ)/パンローリング

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僕は決めました、中国株にどーん、と100万円ぐらい投資するぞという事に

中国株投資プロジェクトと名付け、100万円位を上限に中国株を購入していく事に決めた。でも最低投資単位で10~の銘柄に分散させ、購入時期も何ヶ月かに分けて購入して行くつもりなので実際には必ずしもタイトルのようにドーンと買う訳ではないのだが。でも中国株を買うという事を決めて宣言する事自体が勇気がいるのでその意気込みを表したものなのだ。

【中国株に投資する事に決めた理由】
① 何だかんだ言って長期で見れば中国経済は今後、確実に成長しそうだから
② 中国株は日本よりすごく割安な気がするから
③ 日本株が上昇してしまったから
④ 投資先がないから
⑤ これまでのパフォーマンスで海外株式投資の方が儲かっているから
⑥ 100万円買い増しても外国株のポートフォリオに占める割合は28%で買いすぎではない
⑦ 1932年のアメリカの大恐慌で米国株のPERが5.6倍なので下値限定的
⑧ 中国には4000年の歴史がある。

$浅草の賢人

1932年の世界大恐慌のとき、アメリカ株式のPERは5.6倍まで下がった事があるが、今の中国株(H株)のPERは6.8倍という水準まで下がって来ている。2倍の13.6倍になる事はあると思うが、さすがに半分の3.4倍にはならんだろう、という事で比較的底堅いのではないか。

【購入方法】
① 二季法で売上と利益が伸びている会社を探す。
② 株価水準やROE/ROA/PER/PBR/業種/配当利回り等を見る。
③ 買う。1週間に20万円を上限とし、5週間以上に購入時期を分散させる。
④ 基本的には5年位、放置するという作戦。
⑤ 但し、ポートフォリオに占める割合が3割を超えたらボチボチ売る。

【本日の買付実績】
00819 Tianneng Power International Ltd
投資理由は自転車用の鉛電池という業種が何となく、ハイテクでもなくローテクでもなく適度に生き残りそうだと思った事、業績が安定して良い事等

中国株個別銘柄について2季報前半で良さそうなの

発注した中国株2季報が届いたので、良さそうな銘柄を探しています。

中国株二季報2013年夏秋号/DZHフィナンシャルリサーチ

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例により売上と利益が右肩上がりで比較的割安、自己資本比率高めなどで探してみております。中国の2季報は始めて見ましたが、中国企業の驚くべき利益率の高さ(60%とかざらにある)、驚くべき成長性、驚くべき割安感、驚くべき適当さ(決算発表できない会社の多い事)などにビックリしまくりです。しかも、株価が2季報に出ている株価より下がって更に安くなっている。

00819 Tianneng Power International Ltd
PER 5.7
PBR 1.4
ROA 9.5
ROE 23.3
自己資本比率 41
配当利回り 5.3
電動自転車向け鉛蓄電池
最低売買単位 13万円

00696 TravelSky Technology
PER 10.6
PBR 1.4
ROA 11.5
ROE 13.7
自己資本比率 83.6
空港旅客処理システム独占的大手
最低売買単位 65000円

日本と中国の株価をPERだけで比較すると中国は安い

PERだけで比較すると日経225は18.1倍、中国H株は6.8と日中の株価水準には3倍近い差がある。一ヶ月前の下落がきつかっただけに日経平均の騰落レシオ(25日)は109と株価が下がっても騰落レシオは上がっている。

ところで、株価の予想には以下の4種類があるそうです。
 ①上がる
 ②下がる
 ③変わらない
 ④わからない

私は当面、日経平均株価は「③変わらない」(高止まり)という展開になるのではないかと予想します。そしてその後は、中国景気減退で「②下がる」と予想していたのですが、既に中国株のPERは6.8倍まで下がって来ているので、これ以上、半額とかまでは下がりようがなく、せいぜい3割(PER5倍ぐらいまで)という気もしますので、やはり「①上がる」という事しかないのかなあ。

17000円、18000円という観測もあるが、それは参院選前後に5月の15942円の高値を超えるかその辺で高止まりすればの話であって、個人的にはすぐに超えずにかといって6月の12415円を下回る事もなく、12500円から15500円の間のどちらかというと高い方で「しばらく変わらない」という感じではないかと思います。

私の予想としては7月末の日経平均株価は15100円ぐらいで、買い時でも売り時でもないのではないか。中国株は買い増しても良いのではないかと考えており、これから2季報などで銘柄を研究しようと思っていたが、研究している間に下がってくれると買いやすくなって良いのだが。

土日に株主総会を開催している会社一覧

2751テンポスバスターズの株主総会通知が来まして、開催日が7月20日土曜日となんと週末です。平日は仕事していますが、週末であれば行けますので参加する事に致します。

土日に株主総会?と思い調べてみた所、他にもこういう週末に株主総会を開く銘柄というのは結構多いらしく、土日に株主総会を開いている会社一覧というサイトがありました。

週末に株主総会を開くというのは個人投資家を大切にしているという一つの結果だと思いますので、良い事だと思います。株主総会にはお土産がついている事が多く、株主には株主優待にお土産に配当と3重で良い事があります。

3月決算で3月末日に株主名簿に載っているかどうかが議決権行使できるかの判断基準の場合、優待等と同じで3月末から数えて3営業日目の大引で株主かどうかということ、だと思います。

ロシアや中国の株価が他の国より割安に思えること

ロシア株のPERが5.12倍という数値になっており、次いで低いのが中国のH株で6.67。日経225は17倍、NY ナスダック指数は17.73倍とほぼ同じ。

世界経済を見ると米国ははっきりと回復基調、欧州も金融不安等が囁かれつつも穏やかな回復基調、中国は電力消費量・銀行融資・鉄鋼業生産と言った数値を見た方が正確だそうですが、やはりGDPはそれなりに伸びていても景気は減退してきていると見た方が良いようです。日本は株価が上昇して来ておりますが、世界的に見たら割高で下げる時は大きく下げやすい。

日米中ロのなかだとロシアは割安だがエネルギー一辺倒で、中国の方が買いやすいのではないだろうか。人口もいる中国については長期的に経済が成長する事実は間違いなく、株価が投資できる水準にある時には少しづつ拾ってポートフォリオに組み入れていって良いと思う。

中国株四半期速報2013年夏号/亜州IR

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