💎 お調子者のきゅーり のコメント

 

【質問1】 今日の前半は、「フードロス」について、論議しました。どのような議論だったかをまとめてみましょう。

A41枚程度でまとめる力をつけましょう。

①フードロスについて考えること、自分が経験したこと

・某ファストフード店でアルバイトをしていて、商品のポテトが揚げてから7分経過してしまうと提供できないため捨ててしまう

・食品を扱う店舗にて賞味期限が迫っているもので最終的に廃棄となってしまう商品は、従業員が社割などを使って購入できるようになってほしい

・乳製品メーカーの商品がフードロスの削減、廃棄物ゼロを目指す取り組みとして賞味期限の延長に成功した。

・スーパーでアルバイトをしていて、賞味期限が近い商品がなかなか売れず空いている日だと最終的に大量の商品を廃棄することになってしまうため、その多さを目の当たりにするたびに胸が痛くなる。なるべく廃棄商品を無くすために値引きを繰り返し行ってはいるが最終的に大幅に値引きしてしまうケースがほとんどであるため、売上に影響してしまう。

・節分で恵方巻きをスーパーで大量に購入する人がいるが、恵方巻きは日持ちしないため食べずに捨ててしまうケースが多く見られる。

②授業で「フードロス」を取り上げる際にどう教えるか

・地球環境問題として考える

・小中学校の給食の話題と結びつけて考える

・戦時中の食生活について考えさせる

③そもそも食品ロスの何が問題なの?

・食品が不法に捨てられるケースがあり、それが地球環境問題につながる

・食品の廃棄にお金がかかってしまう

・商品の発注が多すぎる

・日本人は食べ物を捨てることに対して「もったいない」という精神があるため

④解決策や食品ロス削減の取り組み例

・品質には問題のない製造過程において潰れたり割れたりした訳ありの商品を格安で売る

・フィリピンの災害によって形が不揃いになって育ったバナナを日本のスーパーで訳あり商品として売ったり、カフェでフィリピンのバナナを使った商品が発売されたりした。

 

【質問2】今日の授業の良かった点を2点、改善すればもっと良くなると思った点を1点書きましょう。

〇授業の導入で取り上げていたニュースが今でも鮮明に覚えているものであったため、教科書や授業の内容が頭に入りやすかったです。

〇全体的に生徒と作り上げるような授業だったと感じました。

【質問4】 バジルは、授業づくりについて語りました。どんなふうに語りましたか。

・授業のはじめには必ず日付、本時のテーマを書いてから授業内容と関連した身近な話題を取り上げて生徒に興味を持たせるなどテーマについて大まかに説明する。

・テーマにある言葉の意味を理解させてから授業の内容に入る。

 

【質問5】「資本家と労働者」の関係の中で、「権利」を教える意味を、高校1年生がわかるように説明してください。

 まずはそもそも「資本家」と「労働者」とは何かを説明し、この時期の高校1年生だとアルバイトをしていない子が圧倒的に多いが、資本家をアルバイト先の店長、労働者を雇われている側の私たちと置き換えて考えてもらう。

 アルバイトの中で、求人票の詐称、強制的な長時間労働などの不当な条件で働かされるといった労働トラブルに巻き込まれた場合、アルバイトをしている子はなかなか声を上げにくい立場であり、入りたてであれば尚更店長やその会社の者に申し出にくいということが現状である。

 しかし、高校生のうちから労働者の権利について学習し、対処できる機関や労働者を守る法律が制定されていることを知ってもらうだけで一人で抱えて悩むことなく安全に解決できるのではないかと考える。アルバイトをしている子は、始めてまもないがそのなかで経験したことや学んだことを踏まえて考えてもらい、アルバイト未経験の子は労働に関するニュースや家族から聞いたことのある職場でのトラブルや悩みについての話題と関連づけて労働に関する知識を増やしてほしい。