高校の授業で

東京の美大へ行ったらしい。

 

 

 

P「どうだった?」

 

D「別に。大学行く気ないし

美大なんてもっと行かないし。

みんな話聞かないで寝てたよ」

 

P「え?」

 

D「話がつまらないんだもん。

授業ではじめて寝たかも。」

 

 

P「は、は、はじめて??(裏声)」

 

 

D「うん、授業で寝たこと

いままで1度もない」

 

 

P「ええええええええーーーー!(絶叫)」

 

 

 

我が息子、授業態度だけは

優良生徒だったのかもしれない。

 

 

 

学食で食べたカレーは

まぁまぁ美味しかったけれど

 

 

「ボクは美大に進学することはない」

 

という決意をお土産に持ち帰っただけの

美大見学体験だったという。

 

 

いまは、そう感じた

 

これから先のことは

誰にもわからない

 

 

 

それもこれも

すべて『縁』であるので

これでスーパーーー!!ヨシ。

 

___

 

 

 

相変わらず、

学校は楽しい模様。

 

芸術系の生徒さんはみな猛者で

モネだのルノワールだの

 

次々と画家の名前が出てきて

話についていけないこともあるが

 

その都度、

丁寧に教えてもらい

 

乾いたスポンジが

水分をぐんぐん吸い込むかのように

 

彼のまっさらなココロに

新しい教えが

彩り豊かに染みこんでゆく。

 

 

 

その知識を家で

母に発表することは滅多にない。

 

深掘りして

詳しく話を聞きたいのだが

 

彼が話すことと言ったら

陸上のアスリートたちのタイムを

 

コンマ1秒...コンマ01秒....

ド正確につらつらと語るばかり。

 

永遠に永遠にお披露目してくる。

 

 

母、興味のない話を

無心で聞く修行...

 

 

そんなトキ、

 

耳の鼓膜に意識を集中したりする。

 

音を聴く

 

振動している鼓膜

 

カラダがあるから

音が聴こえるのだな

 

... とかなんとか

改めて感じたりする。

 

 

耳が聞こえてよかった

 

 

興味のない話を

長々聞く苦行から

 

カラダがあることへの感謝へ

 

ほんのりとした

『快』への移行...

 

 

自然とニマっている

 

 

 

 

D「ぴ〜ちゃん!聞いてる?」

 

P「う、うん」

 

D「じゃ〜、

フレッド・カーリーの自己ベストは?」

 

P「9秒.....なな......ろ、ろク???」

 

D「正解...ちゃんと聞いてたね」

 

P「う、うん」

 

 

あっぶね

 

 

そんな暮らし。

 

 

 

きょうは以上です

ありがとうございました。