前記事の
『五つ葉のクローバー』ですが
母に贈ろうと思ったけれど
友達が欲しいと言ったので
1ミクロンの躊躇なしに
はい、と手渡したらしい。
P「え?欲しかった....」
D「ぴ〜ちゃん、
そういうのいらないでしょ?」
P「確かに。
でも五つ葉は欲しかったよ」
D「いらないよ。
ぴ〜ちゃん、すぐ失くすよ」
P「.........(クゥ〜ン」)
D「あるべき場所に行くんだよ」
P「なるべくして起きたってか」
D「そうそう」
なんなのだ!!この親子の会話は!!
老子の
「無為自然」みたいな会話。
無理に手を加えず
全体の流れ、自然の流れに任せたら
そうなった....
なるべくしてなった、みたいな。
行為者はおらず
ただ、全体の流れで
調和された世界が現れただけってか。
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先日、実家へ行ったトキ
子の朝昼兼用ごはんを
息子が自分で作った。
安定のオムライス
おばあちゃんに
「自分のおウチじゃない場所で
よくこんなに上手に作ったわね〜〜」
と褒められていた。
調理器具も調味料も
家とは勝手が違うのに
よく出来たと思う。
フルーツも自分で切って準備万端
また別の日に
スクランブルエッグを作ろうとしていて
D「卵、何個使っていい?」
とおばあちゃんに訊ねたら
「好きなだけ使っていいよ」
という返事が返ってきたものだから
大層驚いていた息子。
いつもは母から
P「えーー!また卵使うのー?
2個にして2個」
とイチイチ文句を言われ
個数を制限されているから。
実家では子が
伸び伸びと料理できる環境。
まことにありがたい。
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昨日は「都民の日」で
学校がお休みだった。
雨なのに受験生なのに
「泥野球」してきた子。
一緒に泥だらけになってくれる
中学3年生なんているんか...
と思ったら、
ひとりだけ貴重な同級生がいて
たった二人で「泥野球」三昧。
終わり間際に
ひとりやってきて3人で遊んだらしい。
泥野球専用にしている靴
息子が自分で洗っている。
上手に洗えるようになった。
これなら、
学校の上履き洗いも任せるとしよう。
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受験生らしからぬ日々を
呑気に暮らしている子ども。
マジでドキドキハラハラする。
受験生らしからぬ暮らしも
それにドキドキする母も
「なるべくしてなっている」
顔についている2つの目は
外側を観るようについているが
感情が動いているトキは、
外側を観るのではなく
自分の内側を視る。
感情の動きを視る。
「大丈夫か?このままでいいのか?」
と焦っているな... と視る。
「不安だ心配だ」
と感じているな...と視る。
視ていれば
感情の動きは次第に止まる。
「なるべくして起きている」
「宇宙がやっているならしょうがない」
自分がやっているのではない
全体の流れでそうなっている。
いま、この瞬間も
ナニカの動画をみて爆笑している子ども。
息していればよし。
きょうは以上です。
ありがとうございました。



