前記事の

『五つ葉のクローバー』ですが

 

母に贈ろうと思ったけれど

友達が欲しいと言ったので

 

1ミクロンの躊躇なしに

はい、と手渡したらしい。

 

 

P「え?欲しかった....」

 

D「ぴ〜ちゃん、

そういうのいらないでしょ?」

 

P「確かに。

でも五つ葉は欲しかったよ」

 

D「いらないよ。

ぴ〜ちゃん、すぐ失くすよ」

 

P「.........(クゥ〜ン」)

 

D「あるべき場所に行くんだよ」

 

P「なるべくして起きたってか」

 

D「そうそう」

 

 

なんなのだ!!この親子の会話は!!

 

 

老子の

「無為自然」みたいな会話。

 

 

 

無理に手を加えず

 

全体の流れ、自然の流れに任せたら

そうなった....

 

なるべくしてなった、みたいな。

 

 

行為者はおらず

ただ、全体の流れで

調和された世界が現れただけってか。

 

 

 

____

 

 

先日、実家へ行ったトキ

 

子の朝昼兼用ごはんを

息子が自分で作った。

 

 

安定のオムライス

 

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おばあちゃんに

 

「自分のおウチじゃない場所で

よくこんなに上手に作ったわね〜〜」

 

と褒められていた。

 

 

調理器具も調味料も

家とは勝手が違うのに

 

よく出来たと思う。

 

 

フルーツも自分で切って準備万端

 

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また別の日に

 

スクランブルエッグを作ろうとしていて

 

D「卵、何個使っていい?」

 

とおばあちゃんに訊ねたら

 

 

「好きなだけ使っていいよ」

 

という返事が返ってきたものだから

大層驚いていた息子。

 

 

いつもは母から

 

P「えーー!また卵使うのー?

2個にして2個」

 

とイチイチ文句を言われ

個数を制限されているから。

 

 

実家では子が

伸び伸びと料理できる環境。

 

まことにありがたい。

 

 

___

 

 

昨日は「都民の日」で

学校がお休みだった。

 

 

雨なのに受験生なのに

「泥野球」してきた子。

 

一緒に泥だらけになってくれる

中学3年生なんているんか...

 

と思ったら、

ひとりだけ貴重な同級生がいて

 

たった二人で「泥野球」三昧。

 

終わり間際に

ひとりやってきて3人で遊んだらしい。

 

 

泥野球専用にしている靴

 

息子が自分で洗っている。

 

 

上手に洗えるようになった。

 

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これなら、

学校の上履き洗いも任せるとしよう。

 

 

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受験生らしからぬ日々を

呑気に暮らしている子ども。

 

マジでドキドキハラハラする。

 

 

 

受験生らしからぬ暮らしも

それにドキドキする母も

 

「なるべくしてなっている」

 

 

顔についている2つの目は

外側を観るようについているが

 

感情が動いているトキは、

外側を観るのではなく

 

自分の内側を視る。

感情の動きを視る。

 

 

「大丈夫か?このままでいいのか?」

と焦っているな... と視る。

 

「不安だ心配だ」

と感じているな...と視る。

 

視ていれば

 

感情の動きは次第に止まる。

 

 

「なるべくして起きている」

 

「宇宙がやっているならしょうがない」

 

 

自分がやっているのではない

 

全体の流れでそうなっている。

 

 

いま、この瞬間も

 

ナニカの動画をみて爆笑している子ども。

 

 

息していればよし。

 

 

きょうは以上です。

ありがとうございました。