我が息子、中学2年生

 

校長室へ行って

校長先生とお話ししてきた

 

というので

ナニゴト?と少々ビビる母

 

 

D「給食の時間、机を合わせて

みんなで食べたい....とお願いしてきた」

 

 

P「なんとーーーー!!!

それで?どうだった?」

 

 

 

D「校長先生に怒られるかと思ったけど

なんか褒められたよ」

 

 

 

子どもたちは

567騒動から黙食を強いられ

 

和気藹々と食べることが

許されなかった給食

 

もう5年になる。

 

 

5類になってしばらくした頃、

 

中学校でも

元に戻し机を合わせて

食べられるようにした時期があったという

 

がしかし、

一部の保護者から猛烈なクレームが入り

 

いまの

黒板を見つめて食べる給食時間

となったらしい。

 

 

校長先生は、

 

周りの小学校が元に戻したら

ウチもできるのだが.....

 

というようなことをおっしゃったので

 

すかさず息子はこう述べたらしい

 

 

当校は〇〇区の中でも

マンモス校で生徒数が多い

 

我々がファーストペンギンになって

やらなければ、

どこの学校もやらない

 

待っているのではなく

当校が最初に

お手本になってやるべきである... と。

 

 

 

ドびっくり仰天の

度肝を抜かれた母

 

 

『男子、3日会わざれば刮目してみよ』

 

.....だよ、マジで。

 

リアルに体験してしまった次第

 

 

 

P「なぜ?校長先生に怒られると思ったの?」

 

 

D「ん〜〜なんとなくね〜〜。

でも、学校を良くするために

生徒のためを思っての行動に

校長先生、すごく褒めてくれた

こんな生徒は初めてだ!!って。」

 

 

 

元に戻り

みんなと楽しく給食が食べられたら

とっても素敵だけれど

 

 

 

学校というものは、

なにかあったトキに

 

「責任を取りたくない」のではなく

 

「責任が取れない」ので

 

過剰なほどのリスクヘッジをとる。

 

 

それぞれのお立場があるので

致し方ないことだと思う。

 

 

結果はどうでもよく

 

この件は

 

息子にとって

大いなる体験となったのは間違いない。

 

 

自分の思いや考えを伝えること

 

要望を伝えるトキの交渉術も

少なからず学べたのではないだろうか。

 

 

さすが、

 

ファーストペンギンの異名を持つ子

 

....である。

 

 

▼▼▼

 

 

 

 

D「3年生なんて

中学3年間ずっと前見て

給食食べることになっちゃうんだよ」

 

 

P「確かに」

 

 

D「話は聞いてくれたけど

多分....やらないと思うな」

 

 

P「多分ね。」

 

 

いいのいいの

 

体験がすべてなのだから

 

動いて行動に移したことは

決して無駄ではない

 

 

エネルギーが大きく動いたので

 

給食の件に限らず

ナニかが変わり

 

ナニかがギフトとなって

息子に返ってくるだろう。

 

 

 

きょうは以上です

ありがとうございました。