歳をとるとは、
 
『初めて』の経験が減ること
 
 
とナニかで読んだことがある。
 
 
「あ、これはむかしのあの感覚に似てるな」
 
とか、
 
「この曲はむかしのあの曲に似ている」
 
とか
 
「この味は知っている。むかし食べた」
 
というように
 
初めましての感動や刺激が減ってくる。
 
 
本来は、
 
一瞬一瞬が
 
生まれて滅しているので
 
すべてが
「初めまして現象」なのだが
 
我々は過去の記憶フィルターを通して
この世を見ているので
 
生まれたてホヤホヤの「いま」なのに
 
「あ〜はいはい、それ知ってる知ってる」
 
と気にもとめず
知っているつもりになっているので
 
刺激なんてなく感動も生まれない。
 

 

 

 

 

 

そうはいっても
 
炊きたてのごはんを食べると
毎回「うんまっ!」と感動する。
 
毎度毎度お馴染みの
納豆やぬか漬け、お味噌汁を
口にした途端、
感動の嵐がやってくるのは
なぜなのだろう。
 
 
その瞬間は、
生まれたてホヤホヤ現象を
感じ取っているのだと思う。
 
 
毎日同じものを食べているのに
感動するなんて
『食』とは偉大なり。
 
 
 
 
初めましての経験が減るのが
大人であるが、
 
 
それをプラスに転換することもできる。
 
 
苦境に立たされたトキ、
それが絶体絶命であろうが、
乗り越えてきた経験がたくさんある
ということ。
 
 
「あ〜はいはい、それ知ってる知ってる」
 
もうその手には乗りませんよ...
 
と華麗に回避することができる。
ド派手に乗り越えることもできる。
 
 
 
大人だからこそ
「初めまして」が減ってくるので
 
初めて体験することを
軽く流さずに園児になる。
初めての体験を噛み締める。
 
 
自分の場合は、
初めての梅しごとやぬか漬け体験
 
思春期男児との暮らし体験
 
 
スタンプラリーのように
ひとつひとつ「体験」を
集めている旅。
 
 
▼▼▼

 

 

感情スタンプをすべて押して

スタンプラリーが完成し

 

感情すべてを集めたら

愛となり、

 

地球旅行も終わる。

 

 

 

 
辛いコト、悲しいコトが
やってきたのなら、
 
「あ〜はいはい、それ知ってる知ってる」
 
と一度立ち止まり
感じきってしまう。
 
この世に新種の悩みなどないので
 
そのデキゴトの乗り越えかたや
受け止めかたは
 
何千年も前の先人たちが経験し
智慧を残してくださっている。
 
 
ナニが起ころうが
感じておしまい。
 
スタンプ押して終了。
 
 
 
きょうは以上です。
ありがとうございました。