スーパーの一角に

お魚やさんが併設されています。

 

新鮮なお魚が手に入り

下処理もお願いできるので

 

たまに利用しています。

 

 

先日、

 

光系(ヒカリモノ)のお刺身が食べたかったので

物色していると

 

真鰯があったので

お刺身用に捌いていただく。

 

 

ホタルイカもたくさん出ていたので

ニマニマ興奮しながら手に取り

小躍り気味に帰宅する。

 

 

ニマニマが止まらぬまま

真鰯は軽く〆て

梅酢もちょろっと入れたりして

 

ホタルイカは

お醤油と生姜糀で軽く和える。

 

 

 

きゃぁーーー!!

今晩の夕飯サイコーーー!!

 

と食卓について

お先に....と食べ始める。

 

息子はゲーム中、

少し遅れて息子がやってくると

 

こんなことを言った。

 

 

D「ぴ〜ちゃん、久しぶりに

....料理したね〜〜〜〜♪」

 

 

P「は?いつもやっていますけど?」

 

D「え?久しぶりじゃ〜〜ん♪」

 

P「毎日やっていますけどね」

 

D「すっごく久しぶりだよ」

 

 

P「ひどい!!

このお味噌汁もごはんも

毎日作っているよ。」

 

D「え???違うよ

『お刺身料理』久しぶりだねって

言ったんだよ」

 

 

P「お刺身料理??

お刺身の料理......??」

 

 

自分の価値観に

『お刺身料理』というジャンルが

存在していないので

 

 

息子の発言、

 

お刺身料理、久しぶりだね

 

....の『お刺身』だけが

聞き取れなかった模様。

 

 

 

P「人間関係のトラブルって

こういう

双方の『思い込み』から

起きるんだよね〜〜。

お互い『勘違い』しているから

分かり合えずトラブる。」

 

 

D「そうそう!!

LINEってみんなそうだよね〜〜

イントネーションが違うっていうか..

そういうつもりで言ったんじゃないよ〜

ってことが多い。」

 

 

P「イントネーション??

イントネーションの違いというか

『ニュアンス』の違いってことだよね?」

 

 

D「そうそう!!

会って話せば伝わるけど

LINEでは伝わらないことって多いね。」

 

 

P「実際に会ってても

今みたいに

お互い『思い込み』があるから

分かり合えないことも多いけれど

 

自分の気持ちをすぐその場で

正直に伝えることって大事だよね」

 

 

D「ぴ〜ちゃんが

『ひどい!!』って言わなかったら

ケンカになってたかもしれないね。」

 

 

 

______

 

 

 

 

人間関係のトラブルは、

 

息子が話す

 

「そういうつもりで言ったんじゃないよ〜」

 

という

 

双方の『思い込み』『勘違い』から起きる。

 

 

 

例えば、

 

職場での場合

 

 

自分ばかりに面倒な仕事を振られる

 

「なんで私ばっかり。

上司は私のことが嫌いなんだ」

 

思い込んでいるが、

 

 

上司は、

 

「彼女に頼むと

しっかりやってくれるので安心。

彼女以外に頼めない」

 

として仕事を振っていた。

 

いつも完璧に仕事をしてくれるので

たくさん仕事を振ると

彼女も喜んでくれていると

 

思い込んでいた上司。

 

 

お互いの勘違い。

 

ボタンの掛け違い。

 

 

親子、夫婦、友人、職場

 近隣関係、先生と生徒....ナドナド

 

 

人間関係のトラブル解決は、

 

双方の『思い込み』

お互いの『勘違い』

 

ボタンの掛け違いが起きている

 

と気づくことから。

 

 

自分は傷ついた

自分は大切にされていない

 

『わたしを大切にしてほしい』

 

という想いが根底にあること。

 

 

「そんなつもりではなかった」

 

で溢れているのなら

 

 

「どういうつもり?」的に

 

その都度、

 

自分の気持ちを相手に発表するのがイイ。

 

 

「料理が久しぶりってどういうこと?」

 

「どうして私ばかりに仕事を振るのですか?」

 

 

 

他人は自分が思っているように

考えてもいないし感じてもいない。

 

 

「あの人は私のことを

こう思っているに違いない」

 

自分ではそう感じているが(思い込み)

相手は99%そう思っていない。

 

 

人それぞれ別々の

己の世界だけを観ている。

 

80億個分のVRの世界。

 

 

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人間関係とは自分との関係

 

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お刺身を買ってきて

 

自分では軽く手を加えただけなので

 

それを『料理』と判定しない母と

 

 

お刺身を買ってきてくれて

 

お皿に盛り付けてくれて

生姜糀を乗せてくれた

 

ホタルイカはお醤油も和えて

盛り付けてくれた

 

これは立派な『料理』だ、

と判断してくれた息子。

 

 

世界は『やさしさ』で溢れているのに

 

ほんのちょっとの

 

ボタンの掛け違いで

 

世界はカッチカチに凍っていることもある。

 

 

どちらを視るかは、

 

己次第。

 

 

今日は以上です。

ありがとうございました。