ある知人との会話の流れで

断酒していることを話すと

 

天地がひっくりカエルほどに驚かれ

 

どこが悪いのか、

なんの病気なのだと

 

恐れおののきながら心配される。

 

 

病気でもないしオメデタでもない

 

と答えると、

 

 

では、

 

な、な、なにが原因なのだ!!

 

と逆に現場を震撼させてしまった次第。

 

 

 

「ただなんとなく」

 

という答えは、

 

正当な理由になっておらず、

理解したくともできない案件らしい。

 

 

 

「じゃぁ〜コレから

なんの為に生きるの??」

 

 

『なんの為に生きる』

 

 

いままで、

 

酒の為に生きてきたつもりもないのだが

 

おそらく知人は、

 

コレから

なにを楽しみに生きてゆくのか

 

というようなことを

言いたかったのだと思う。

 

 

P「はて、どうしましょうかね〜」

 

知人

「あんなにお酒命だったのに

なんの為に生きるの?」

 

 

 

なにを楽しみに生きる、とて

 

かれこれ2年以上断酒しているらしいので

この2年間無事に生きてきたことになる。

 

 

コレといって【楽しみ】はないが

人生から【苦】がひとつ消えた。

 

 

▼▼▼

 

『欲』とは、

満たされたトキ以外は【苦】である。

 

___

 

わたしにとって

お酒をヤメて1番よかったことは、

 

 

「呑みすぎた...はぁ〜(溜息)」

 

がなくなったことです。

 

 

 

 

 

能動的に

 

ナニかやりたい!!

こんな風に生きたい!!

 

というような欲求もなく

 

ただ目の前にやってきた流れに

乗ってゆくだけなのだと思う。

 

カラダを脱ぐそのトキまで。

 

 

「ナニかをやりたい」と

 

『いま』この瞬間に思うことは

ナニひとつないけれど

 

 

「ナニかをやりたい」と

思う瞬間がやってきたなら

その流れに乗ってやるだろうし、

 

「旅に出よう」と思ったのなら

 

トイレ行こう、とか

ご飯食べよう、とかと

同じレベルのテンションで

 

旅に出るのだと思う。

 

 

 

苦しみがやってきたら苦しみ

喜びがやってきたなら素直に喜び

辛いトキには辛い辛いと泣き、

嬉しいトキにはスキップして小躍りする。

 

 

 

 

___

 

 

あるママさんが

この前の夏休み中〜

 

自身の体調不良のため

子どもをどこへも連れて行けなかったことを

たいそう悔やんでいた。

 

 

自分はスーパー元気モリモリだったくせに

息子をどこへも連れて行っていない...確か。

 

 

長期連休中、

 

「お出かけしなければならない」

という教団がある。

 

旅行しなければならん教。

 

人生、充実させなければならん教。

 

 

地球人間ゲーム内は、

こんな宗教で大賑わいの大忙し。

 

 

 

▼▼▼

 

 

 

 

 

なんでもかんでも

 

『自分』でやろうとするから苦しい。

 

 

『自分』が必死に頑張らなくても

 

自動的に

心臓は動いてくれるし

腸もはたらき血液つくり

髪も勝手に伸びる。

 

 

 

夢も希望もなくてヨシ。

 

「好きなこと」を見つけなくてヨシ。

(湧いてくるから)

 

充実してなくてもヨシ。

 

 

ナニをしてもヨシ。

ナニもしなくてもヨシ。

 

 

「いま」この瞬間よりも

この先の「未来」が

もっともっとよくなるようにと

 

夢と希望をもつもよいが、

 

いま、この瞬間に爆笑するもイイ。

 

 

 

 

 

 

今日は以上です。

ありがとうございました。