実家で眠っていた
「母に譲ったモノたち」との再会。
どうやら母のカラダが
前へ横へと大きくなってしまったらしく
我が家から持ち帰ったモノたちの
出番がなくなってしまったらしい。
.....ということで、
まだまだキレイで天然素材のモノたちを
ふたたび、
我が家に出迎えることになった。
以前も書いたのだが、
ここ数年、
新しい洋服を買わなくなった。
今年はまだ1着も購入しておらず
おそらく、このままでゆくと思われ、
去年はTシャツ2枚にインナー数枚程度。
一昨年はゼロ。
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なにが原因かって、
書いたいものがないからなのだが
あるトキに、
おや?と違和感を感じることがあり
それから徐々に徐々に
洋服...というかファッションへの
興味が薄れてしまったように感じる。
息子を妊娠したのが2009年で
その頃からしばらく
デパートとかそういう対面店で
商品を買わなくなったのだが、
息子が4歳になったある日、
何年振りかにデパートへ出かけ
お気に入りのお店で
1枚のニットを購入した。
(※過去記事検索したから覚えている)
そのお店は、
流行関係なく定番のものを
毎シーズン出してくれているので
イイお値段はするが
丁寧に着れば20年以上ももつ。
というか、
死ぬまで着られると思う。
いや、着るつもり満々。
過去記事の日付をみると
2015年となっているが、
そのトキに購入したニットの
生地の質が大幅に落ちていたのだ。
そのショップのものだからと
安心してしまって
よく確かめなかったかもしれない。
4歳の子どもを連れての
ショッピングぅ〜♪だなんて
無謀だと気づき
慌てて買ってしまったのもある。
でも手触りだけでは
気づけなかったと思う。
着てみて1日中暮らしてみないと
わからなかった生地の違い。
世はファストファッションブームであり
天然素材よりも化繊ものが多く出回っている時代。
「綿100%だ!!」
と喜んで触ってみるも
ペラッペラのうっす〜い生地。
どんどん日に日に
生地の質が落ちてゆく実感。
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実家で再会したモノたちは、
いまよりも生地がしっかりしている。
わたしは、
中尾彬ばりに巻物フェチで
やたらと巻き巻き巻きたがるフチがあり
母にもたくさん譲ったようで
何枚も使われずに眠っていた。
残念ながら
虫食いにあったモノたちは処分したが
キレイに残されたモノは、
数枚引き取ってきた。
いま市場に出回っているモノを
実際に触って視てはいないけれど、
同じ値段を出しても
この生地と同じレベルのものは
手に入らないだろうと思う。
なんでもかんでも
ひとつのものを長く使うので
「物持ちがいい」と言われるが
それこそ、
これから死ぬまで
いまあるモノたちで
衣食住の『衣』は
イケるのではないだろうか
と思ってみたりする。
(肌着やお寝巻きは別)
『昔の生地は貴重』
だと感じる。
改めて、
いまあるモノを
大切にしようと思った次第。
今日は以上です。
ありがとうございました。