5/24(水)

学校から電話。

着信は『職員室』からではなく

『保健室』からなので

電話に出る前からケガしたのだとわかった。

 

 

運動会のリレーの練習中、

足を痛めたので保健室で休ませている。

 

整形外科に連れて行こうと思うが

どこへ連れて行けばよいか?

との電話。

 

4月に提出した書類に

整形外科も記してあるはずなので

確認してほしい、と答える。

(出先なので分からなかった)

 

再度、電話がなり

午前中の受診が終わっているので

給食食べさせてから早退させるので

午後に受診してください、と言われる。

 

給食を食べ終わった頃、

また電話が鳴る。

 

 

「ダイヤくん、歩くことができないので

車椅子で移動となります」

 

えーーーーーーー!!

 

そんなに重症なのか。

 

ここでやっと、

体育の先生と話ができた。

 

先生曰く、

 

走っている途中、

足が痛くなって転倒したという。

 

相当痛がっているので

骨が折れているかもしれない。

 

「剥離骨折の可能性があります」

 

 

は、は、剥離骨折!!

 

な、な、なんなのだ?

 

その禍々しいフレーズは。

 

 

P「剥離骨折ですか....

骨が剥がれてるってことですか?」

 

先生

「そうですね。その可能性があります」

 

 

 

ですが、

なぜだか骨折はないだろう

と思いました。

 

走っている途中で痛みを感じて転倒した。

 

外部から強い衝撃が加わったのではなく

自らのカラダの動きに

ナニやら不具合が起きた。

 

 

骨折はない。

ならば、肉離れか??

 

 

車椅子姿の息子と初対面したトキ、

 

顔色はよかったので一安心して

車椅子ごと玄関に入ると

 

車椅子から立てないと言う。

 

午後の病院へ行く前に

トイレへ行きたいのだが

痛くて立つことができない。

 

 

緊急事態のため

ペットボトルに華麗に放ってもらう。

 

無事済ますことができたので、

災害時もコレでイケるーーー!!と

ハイタッチする親子。

 

 

痛めた部位は、右股関節部分。

 

息子に話を聞くと、

 

 

走っている途中に

右股関節部分がパキッとした感じがあって

痛くて転んでしまった。

 

やはり、骨折はないだろう。

 

母のごはんを毎日食べているし

ギューヌーも飲んでいない息子なので

 

骨はべらぼうに強いに決まっている。

 

 

D「骨折れているかもしれない

って言われたけど折れてるのかな。」

 

P「大丈夫。骨は折れていない。」

 

D「でもすっごい痛いよ。」

 

P「動かすと痛いよね?

でもじっとしてると痛くないよね?」

 

D「うん。(じっとしている)いまは痛くない。」

 

 

 

車椅子を押して病院受診。

 

整形外科のベッドに移動するのも難しい状態。

 

痛めた部位を触られるだけで激痛。

 

 

 

やはり、

 

レントゲンでみる限り

 

骨に異常はなかった。

 

 

がしかし、

 

レントゲンに映らないところに

骨の異常があるかもしれないので

 

翌日5/25(木)

別機関でMRI検査をすることになった。

 

 

輪切りでみればどこが悪いのか

すぐにわかるという。

 

 

 

母よりも先に

車椅子も松葉杖も

 

MRIまでも初体験した息子よ。

 

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D「すんごい!うるさかったーーー」

 

ヘッドフォンをしたけれど

耳元で爆音がずっと流れていて

寝ようと思ったけど寝れなかったらしい。

 

 

 

5/26(金)

MRIの結果を持って再度、

整形外科受診。

 

 

結果、

 

筋断裂症...肉離れみたいなもの

 

骨に異常なし。

 

と言われました。

 

治療法は、安静のみ。

 

 

 

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結果がでる前、

 

手術の可能性もある、と言われたので

本当によかったです。

 

 

 

初日と2日目まで

松葉杖でも激痛で歩くことが困難でした。

 

松葉杖に体重をかけると

筋肉がつってしまうため痛い。

 

よって、ねじり歩きを

ジリジリするしかない。

 

母がおんぶできればヨイものを

身長も体重も飛び越えられたため

 

どう頑張っても

背負えることができませんでした。

 

チっキショーー!!

 

この時ばかりは、

鍛えよう!!

カラダを大きくしよう!!

って思いました。

 

 

部屋の移動も大変で

トイレもなにもかも介助が必要。

 

 

まったく比べものになんざ〜

なりませんけども、

 

在宅介護の大変さを

ほんの1ミクロン程度ですが

味わった感覚。

 

車椅子移動の大変さも味わうことができた。

 

全身筋肉痛となり、

己の体力不足も改めて実感。

 

 

 

息子の自然治癒力は、

 

相変わらずのバケモノ級で

ぐんぐん善くなっています。

 

当日の痛みが10としたら

いまはいくつ??

 

と毎日聞いているのですが、

 

いまは、2...と言っています。

 

松葉杖移動ですが、

 

ひとりでトイレへ行けるようになりましたし

介助することがどんどん減りました。

 

 

かぁ〜さん、ほっとしてます。

 

 

 

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足が動かないのなら

腕をムキムキにするらしい。

 

 

 

 

 

いま、我が家では

 

整形外科先生のモノマネが流行り中。

 

 

笑うと股関節がイタむらしいが

イタイ...イタイ...言いながら

爆笑している息子です。

 

 

生きていてくれてよかった。

 

 

 

今日は以上です。

ありがとうございました。