4歳の子どもと

デパートのトイレへ入るなど

 

とんでもなく一苦労だったことが

思い出される。

 

上矢印のトキには、

 

個室の中から

 

「ぴ〜ちゃんのお●っこ くしゃぁ〜い!!」

 

と大声で響き渡る声で発表された模様。

 

 

休日デパートのトイレなんて

どこも大行列なため

大人数の女性たちが待機していたにも関わらず。

 

 

このトキだけに限らず、

 

他人のシモ事情なんぞ

聞きたくもないでしょうに

 

個室から何度となく

姿カタチ、ニオイまでも

事細かく外野に実況中継する子ども。

 

 

 

 

なんどもなんども

口に人差し指を当てまくった日々。

 

 

 

しーー!!

お静かにーーー!!

お黙りなさーーい!!

 

 

 

 

 

それだけならまだしも、

 

用を足している最中に

 

カッチャ.....

 

と内側からドアを開けられ

 

見知らぬご婦人とご対面....

なんとも気まずい思いを

与えてしまったこともしばしば。

 

 

「ドア触らないでーーー

すぐ終わるすぐ終わる

すぐ終わるからーーーーー

ドア触るの禁止ーーーーー!!!!」

 

 

と言いながら用を足す子育て末期。

 

 

先日、そんな息子とバスに乗りました。

 

いままでは空いている席があると

息子に座るよう促していたのだが

 

多分はじめて、

 

「ぴ〜ちゃん、座って」

 

と言われました。

 

お言葉に甘えて座らせてもらい

2つほど先の停留所に止まったら

 

杖をついた方が乗車されてきたので

すかさず立ち上がりました。

 

すると、

その乗客の方がやたらと大きな声で

 

「あ〜〜ありがとうございました!!!!」

 

と車内に響き渡る声で

お辞儀しながらお礼を言ってくだいました。

 

すると、我が息子...

 

なぜだか

母の頭をナデナデし出したのです。

 

 

しばらくナデナデされ続け

 

目的地で降りたら息子が、

 

 

D「ぴ〜ちゃん、エラかったね〜♪

あと大声でお礼言われて

ぴ〜ちゃん、びっくりしたかと思って〜」

 

P「あ〜だからナデナデ?」

 

D「うん♪ぴ〜ちゃんを護ってるの」

 

 

トイレの中からシモの実況中継していた子が

トイレのドアを躊躇なく開け放ってしまう子が

 

母に席を譲るようになり

外野から護ろうとするヒトに成長している。

 

 

 

このままでイイ。

 

 

母は彼をイジらないよう

努力せねばならぬ。

 

 

 

 

 

 

宿題している気配がないのだが、

 

なにも言わないよう必死に

文句を飲み込んでいる次第。

 

 

 

 

それこそ、

 

トイレの個室で我が子に言っていたことを

 

いまこそ、己自身に言いまくっている。

 

 

 

 

しーー!!

お静かにーーー!!

お黙りなさーーい!!

 

 

 

今日は以上です。

ありがとうございました。