試験勉強につきものの挫折だが、ココナラで教えている人でも5月の試験は見送る人が何人かいる。
理由は様々だが、挫折したことはあまり気にしないほうがいいと敢えてアドバイスしたい。
要は何がいけなかったのか、学習の仕方に問題がなかったか等もう一度冷静になって振り返って欲しい。
動画サイトで学習している人でも1回だけ動画を見ただけで論点を覚える人はまずいない。
俺なんかは10回くらい見て過去問も10回くらい解いてやっと分かるレベルだと思う。
そこまでで費やす時間を考えて欲しい。そしてもっと効率の良い覚え方はないか自分で開発してもらいたい。
挫折の理由は様々だが、理由別の対処法を記しておく。
1.学習時間が確保できない人
仕事が忙しくてとかその他のことを優先してなかなか学習に向かえない人は、まず30分でもいいから学習する癖をつけることだ。
いくら忙しい人でも30分くらいならやれるだろうし、まとまった時間を確保して一気にやろうとしないことだ。
30分でも1論点は確実に学習できる。簡単な論点であれば2つ3つ覚えられる。
要はどうやって覚えるかだが、個人的には「論点解説を見る」→「解説を見ながら過去問を解く」
これだけでかなりの論点は覚えられるはずだ。
ドリルでもいいし、一問一答のような問題集でもいい。
いつの間にか知識が貯まっていることに気づくはずだ。
2.内容が難しくて挫折する人
おそらくFP試験を初めて受験する人は今まで見たこともない単語に面食らって挫折する人も多いだろう。
そういう人はまず難しい論点は後回しにして簡単なものや最低限覚えるべき論点を中心に学習するといい。
ブログでは最低限覚えるべき論点を提示しているのでそちらを見て欲しい。
どんな試験でも初見の人には難しい。
難しい感じる前にやれば必ず理解できるようになると思ってやらないといつまで経っても理解できない。
意外とやってみれば簡単だったと思うはずだ。
食わず嫌いと同じ論理で食べてみないと分からないから、とりあえず先入観なしに学習していくことだ。
そうすればこれは難しい、これは簡単という選別ができるようになる。
3.そもそも学習の仕方が分からない人
こういう人はとりあえずどんな方法でもいいので試してみよう。
動画サイトを見たり、テキストを書き写したり、ひたすら問題を解くのもいいから、とにかくやってみよう。
そうするともっと効率よくできないか工夫するようになる。
ココナラで指導を受けるのも1つの方法だ。
ただこれができるのは試験勉強を早くから取り組み始めた人のみだ。
勉強方法の変更は時間的な余裕がないとできない。
やってみて初めて「この方法は自分にはに合わない・合う」の判断ができる。
試行錯誤の繰り返しが必要だがきっと自分に適した学習方法があるはずだ。
4.覚えられなくて挫折する人
せっかく学習しているのに覚えられなくて挫折する人は多い。
これはもったいないので諦めないことです。
試験勉強では必ず風向きが変わる時期がある。
「あれ、分かっちゃった」という感覚が訪れる。
人によって差はあるが、概ね同じ論点を5回くらいやればそれが体験できると思う。
焦れたり、熱くなってはダメだ。
冷静に学習していけば必ずその時期はくるからそれまで辛抱して学習しよう。
5.勉強しようと思ってもそれができない人
実はこれが一番多い。
勉強しないといけないのに気が向かなくて試験日までカウントダウンだけをする人だ。
とにかくこういう人はどんなことでもやらない理由を見つけて現実逃避が得意だ。
まず勉強をするというより生活環境の見直しからやらないと勉強する体制は作れない。
一番良い方法は生活のリズムを変えてみることだ。
変えるものは何でもいい。とにかく日常の生活で変えたいと思っていることを実践してみよう。
別にFP試験に向かわなくたっていい。
何かを変えたいという意思が新たな活力を生む原動力になる。
6.何回か挫折した人
FP試験は何回か受けたけど不合格となってしまう人も多い。
こういう人は今までのやり方を根本から変える必要がある。
手詰まり感が相当あるので、思い切った方法がいい。
例えばテキストを一切読まずに過去問だけをひたすらやるとか、計算問題をひたすら特化するなど、どこかで突破口を作る必要がある。
実技試験に特化して学習するのも1つの方法だろう。
実技試験は学科の延長だから、そこから学科の学習へ広げていくのもいい。
今までと同じことをやっていてはダメなのは分かっているなら自分で工夫しよう。
FP試験に限らず試験勉強は工夫と試行錯誤の連続だと思う。
それを楽しむくらいでないといけない。
楽しんだ者勝ちだよ。