「自転車、キーキーいってるよ。自転車屋さん行きなよ。」
当たり屋(ではない)の同業に言った。
↓当たり屋の話
「油ささないとな!」
自転車やさんに行くようすすめたのに、「油をさす」という別の回答がかえってきた。
「油・・・。
待って、私、油持ってる・・!!!」
私は、油に心当たりがあった。
↓私が「油」を持ってる理由
***
「あの時買った油、捨て方わからなかったから、まだ家にあるんだよ!」
と言った後で、
「でも、もしかしたら、もうないかも・・
油・・・」
家にあるはずの油がないかもしれない、と不安になった。
私はつぶやいた。
「オメガ3・・・「それは自転車にさすやつじゃないよ!!」
もう、同業の声は私の耳に届かない。
「・・・アマニ油。
これだね。これでいこう。
飲めばいいらしいね、アマニ油。
飲んで。
体に油を入れる事で、その結果、
人体を通して、自転車の動きが良くなって、
キーキー音もならなくなるだろう・・「ならないよ!」
同業は、油の何がわかってるんだろうか?
私の言葉が何も通じてない。
私は無視した。
「こうなったら、油ならなんでもいいよ。
魚の油とかいいと思う。
体に油をいれよう。
そうすることで、体にいい影響がでて、結果的に自転車の動きも良くなるよ。
そう、大事なのは油だからね。」
「違うよ!!!違う油だよ!!!
自転車にさすのは石油系だよ!」
私にはよくわからないけれど、自転車にさす油は石油系で、また何か違うらしい。
「石油・・
・・飲むか!!!「飲まないよ!!!!」
いちいち細かいことをいう同業だ。
この後も、色々な油を提案してみたものの、ことごとく却下された。
***
翌日、家にあった油を持ってきて、同業にあげた。
>あった
自転車のキーキー音はなおったらしい。
ちなみに、私が改良したあの自転車(※上のリンクの日記の)は、
まだ同じマンションの駐輪場に停まっている。