最近、ネットでスカートを購入した。
届いて履いてみると、
Mサイズを買ったのに、やたらと大きかった。
このままだったら、私は、絶対に着なくなると思い、
服のお直しのお店マジックミシンに持っていった。
ウエストのお直しをお願いして、支払ったお金、
3960円。
スカートの値段、
7000円。
スカートの値段の半額以上・・・!
私は、この支払い金額をみて、
数年前のある悲しい出来事を思い出した。
昔の私の日記を、
一部削って載せます。
はじめにいっておきますが
とてもながいです。
☆☆☆
「 愛車の話」
私は自転車で通勤している。
歩いて5分の距離を。
>歩けよ
私の愛車は、
私がこの町に来たその日に買いに行ったもので、
私は、その日から毎日この愛車に乗っている。
・・当たり前のように愛車という単語を使ってしまったけれど、
自転車にも「愛車」という表現を使ってもいいのか、
不安になったので調べた。
>検索「愛車 意味」
愛車とは
「日ごろ好んで乗って、大事にしている自動車やバイク・自転車。」
・・・安心した。
自転車も、愛車という単語に含まれるらしい。
「日ごろ好んで乗って、大事にしている」「自転車」
というのが愛車なら、私の自転車は、間違いなく愛車に含まれる。
もう、この際、
自分の名前も愛車に改名してしまおうと思う。
>何いってんだよ
今回は、そんな私の愛車のお話です。
☆☆☆
私は、職場に着いたら、わざわざ屋根の下に停めるのがめんどくさいこともあり、
自転車を、野ざらしで駐輪している。
>早速愛車の定義から外れる扱い
そのせいか何のせいかわからないけど、
ある日から、自転車の鍵がささりにくくなった。
サビなのか、何なのかよくわからないけれど、
鍵、開けづらいなーと思う日が1週間くらい続いた。
そして、ついに、
鍵はささるけど、
鍵をまわせない、という状態になった。
これは困った。
色々とネットで調べると、
ほこりが奥にたまったとか、
色々な理由が出てきた。
>調べ方も得た知識も浅はか
とにもかくにも、
私は自転車がないと生活できないのだ。
>歩かないという強い気持ち
非常に困った私は、
自転車に詳しそうな人に相談してみたところ、
さび止めスプレーを鍵穴に入れるとよい、
という方法を教えてもらった。
私一人ではたどり着かない方法であった。
すぐにホームセンターに行き、
店員に、
「さびどめはどこですか?
・・ほら、赤い缶のやつです、よくある」
と、
さび止めスプレーを日常的に使っている人を装って場所を尋ね、
>日常的に使ってる人は、店員に場所を聞かない
金色の缶を手に、ホームセンターを後にした。
>赤い缶はなかった
☆☆☆
さび止めスプレーを手にした私は、
無敵になった。
夜の22時すぎ、
帰宅後、
早速自転車の鍵穴にさび止めスプレーをふきつけた。
スプレーがしたたり落ちて、水たまりができるくらいにスプレーした。
錆がどうこうのレベルではなく、
鉄自体溶けるのではないか、
という勢いでスプレーした。
>さび止めスプレーの効能とは
そして、
そっと鍵を入れ、まわした。
・・・が、案の定鍵はあかない。
もう完全にお手上げだった。
私は、この自転車を捨てよう、と思った。
>・・愛車
捨てるしかない、と思った。
だって、鍵が開かないんだもの。
鍵が開かない自転車って、
電源の入らない携帯電話と同じなんだもの。
・・・捨てよう、自転車。
私は決めた。
→続く。