私が失敗や停滞期の苦しみから解放されたのは・・

こんにちは。
ピースオブマインドです。

イライラしたくない！
穏やかに過ごしたい！
自信を持ちたい！
もっとラクになりたい！

そんな「なりたい」に向けて
日々、がんばっていても、失敗したり、
なかなかうまくいかない時もありますよね。

感情のまま怒ってしまったり、
人と比べて自分を卑下したり、
頑張り過ぎて体調を崩したり・・

でも実は、このような時こそ、
「進化、成長のチャンス」なんです。

私（中栖）自身も今までに
数えきれないほど失敗しましたし、
うまくいかない時期もありました。

しかし振り返ってみると、
間違いなくこの「失敗」が、
生き辛い「古い回路」を
生きやすくするための
「新しい回路」に変えていく
きっかけとなっていました。

停滞や失敗は、次へ進む
「時期が来たお知らせ」であり、
その第一歩でもあるんですよね。

停滞しているかに見えて実は、
「それも道の途中」なのです。

なので、これをどう活かすか？
を経験から、お話したいと思います。

多くの人は、失敗する
（思うようにいかない）と、
自分を責めてしまいがちです。

例えば「失敗した!!」
「やってしまった!!」な時、

「何で私はいつもこうなんだろう」
「結局いつも失敗する」
「私にはムリ、できないのでは？」

と、自分を責める、否定するとします。

この、失敗した後の
青字部分が「古い回路」です。

そしてまた、この部分は、
「過去の記憶」でもあります。

「何であなたはそうなの?!」
「失敗ばかりして」
「何度言ったらできるの？」

のような「不適切な親の関わり」
に置き換えられます。

親に言われて来た事が、
いつの間にか「自分の声」
になっているのですね。
「インナーペアレント」
と言われることもあります。

古い回路（記憶）を頭の中で
再現しているのです。

「記憶の再現」なので、
「実際に今起こっている事」
と全くかけ離れている場合もあります。

本人には
「そうとしか思えない」
としても、です。

・・冷静になってみると、
そんなに騒ぐほどの事じゃなかった、
ということってありますよね。

「感情や思考に翻弄されて」いて、
そのことに「気づいていない」のです。
古縄が、蛇に見えているのですね。

つまり大切なのは、
まずこのような「声に気づく」ことです。

そしてこの声は「習慣」です。

失敗した時の「パターン（習慣）」
になっており、その人にとっては

「いつものこと」
「慣れ親しんだ考え方」

なので、気づかないまま

「落ち込んで」
「イヤな気分」まで進みます。

そしてその理由が

「失敗したから」
「うまくいかなかったから」

その原因が

「私のやり方が悪い」
「そんな私はやっぱりダメ」

・・のような流れになります。

でも、そうじゃないんですよね。
苦しいのは「失敗したから」
ではなく、そのあとの「心の声」
が評価し責めるため傷ついているのです。

「声に気づく」と、過去の記憶に
囚われた現状から抜け出せる
（傷つく状況から解放される）
のですが・・

気をつけたいことがあります。

この「気づく」は、
こうしたパターンの流れから
時間も経過、すっかり落ち込んでから、

「ああ、またネガティブに
考えてしまった（ダメだなぁ・・）」

と気づく、とは違います。

これを「気づいている」
と認識することもあるでしょう。

・・が、これは「自己否定」です。
ネガティブな考えが湧いたことを
「悪いこと」と判断、
そんな自分を責めているのです。

このような悪循環は、
「成功の元」と言われる失敗を

「とてつもなく悪い事」
「絶対にしてはならない事」

のようなイメージにしてしまいます。
それはそうです、イヤな気分になる
ことは、誰でも避けたいですよね。