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マザーズコーチ、モンテッソーリ教師 大本一枝です。
講座・教室の開催予定はごあいさつかこのページの最後をご覧ください
今日も1日、子育て、子育てに関わるお仕事、お疲れ様です
昨日のブログで告知させていただきました、終戦記念日の今日、
湘南ビーチFM DAILY ZUSHI HAYAMA
という番組の中で、小学校で5年間おこなっている原爆の読み聞かせについてお話させていただきました。
読み聞かせについて書いたブログ記事はこちら。
5年目になりました。「いわたくんちのおばあちゃん」の読み聞かせ
「戦争と平和の読み聞かせ」を聞いたお子さんの感想と、お母さんの問いかけ
パーソナリティの森川さんの美しく流暢な声にうっとりしながら、こちらはカミカミ、言い直し多発で緊張しました
放送の概要をこちらで紹介してくださっていますが、聞いている方にちゃんと伝わったかどうか不安です
終戦記念日に際して、今日のお話した内容を、準備した原稿から抜粋してこちらでも紹介したいと思います。(ほぼ番組で話した内容です)
【2019年8月16日追記】
放送の録音データを送っていただきました。こちらのリンクから聞けますので、ご興味のある方は聞いてください♪
https://drive.google.com/file/d/1QJtoScKwSzFDvKt-C7GieHFk1MvE5INz/view?usp=sharing
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読み聞かせ活動を行なっている学校支援地域本部とは?
「できる人ができるときにできることを」をモットーに、学校で個別のボランティア活動が必要なものに対して、在校生や卒業生の保護者、地域の方々がサポーターとして活動できるよう、学校の調整役を担っている組織です。
活動は夏休みに行われるサマースクールの運営、花壇のメンテナンスや校内美化の活動など様々ですが、私はその中で、読み聞かせボランティアの運営を行なっています。
原爆に関する読み聞かせを始めたきっかけ
小学校では、行事のない木曜日の朝、 自分のお子さんのクラスでお母さんたちが交代で絵本を読み聞かせる活動をしています。私もその一人として読み聞かせを11年やっていますが、息子のクラスで読んだのをきっかけに、毎年夏休み前に六年生全員に原爆をテーマにした絵本「いわたくんちのおばあちゃん」という絵本を読み聞かせています。今年で5年目になります。
私は広島出身で、広島の小学校では原爆についての平和教育に力を入れていますが、自分の子も含めて、県外のお子さんはなかなか原爆について知る機会がありません。日本は世界で唯一の戦争被爆国ですし、子ども自身が平和な世の中を作っていくためには戦争について原爆について知る機会があることがとても大切だと思ったので、広島生まれの自分が伝えていく必要があると思い、読み聞かせの時間で読もうと思いました。
子どもたちの受け止め方は?
読み始めた時から次第に子供達がシンとして、物語に入ってくれるのを感じます。見学にいらっしゃるお母さんに聞くと、毎年泣いている子も数名いるようです。
昨年度、6年生の先生が読み聞かせしてもらった本の中で印象に残っている本のアンケートを取ってくださったのですが、一番印象に残った本に上げてくれたお子さんがいらっしゃって、
「原爆の恐ろしさを知ることができてよかった」
と感想を書いてくれていました。
たった一発の爆弾が、当時普通に生活していた人たちにどんな影響を与えたのか、ただ戦争は良くないこと、原爆が怖いというだけでないこと、遠い過去に起こった、自分とは縁遠いことではなく、身近なこととして平和や戦争を考えるきっかけになってくれていると思います。
「いわたくんちのおばあちゃん」はどんな絵本?
友達のいわたくんのおばあちゃんがみんなと一緒に写真を撮らないのは何故なのか僕は知っている、という小4の主人公の男の子の話から始まり、おばあちゃんが原爆にあった時のことが、詳しく書かれています。
そのあと、写真を撮らない理由として、原爆に会う前に一緒に写真を撮った自分以外の家族が、原爆でみんな死んでしまったからということが明かされます。
絵本の最後に、実際にその写真が載ってるんですね。
可愛らしく、あまり怖さを感じさせない絵柄なのですが、読み聞かせを聞いて、最後にこの写真を見ることで、戦争が現実にあったこと、戦争や原爆で家族がなくなってしまうことがあると、自分のこととして感じさせてくれる絵本になっていると思います。
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他の原爆に関するオススメの本は?
ここ数年話題になっている「この世界の片隅に」という映画、その原作漫画は、戦争当時、広島に生きてきた人を丁寧に描いていて、戦争があった時代と今が繋がっていることを強く感じさせてくれるものです。映画で使われている方言がちょうど私の祖母が使っているた言葉そのものでとても懐かしく、また戦争をより身近に感じさせてくれるものでした。
また同じこうの史代さん原作の「夕凪の町、桜の国」は原爆投下10年後の話なのですが、原爆が何年も経った後でも人々を苦しめ続けるという性格を持った、他の兵器とは違うものだということを感じさせてくれる漫画です。
これらの本は小学校PTAより寄贈していただき、6年生の教室に設置してあり、子供達が手にとって読めるようにしています。また市内の図書館にもあります。
終戦の日にあたってのメッセージ。
戦争を知らない世代の人が知ることが大切だと思います。
戦争から74年もたち、知る世代の方が少なくなってきている今、どうやって伝えていくか。
子供達が平和な世の中で生きれるようになるには、大人が次の世代へと様々な形でどれだけ伝えられるかだと思います。
戦争の悲惨さを知り、自分のこととして捉えられれば、戦争という手段を取らない未来を子供達で作っていけると思います。
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学校での読み聞かせの時にも紹介している、上皇陛下が皇太子時代におっしゃったとされる
「日本人が忘れてはいけない四つの日」
20万人が亡くなった沖縄戦終結の日:6月23日
14万人が亡くなった広島原爆の日:8月6日
7万5000人が亡くなった長崎原爆の日:8月9日
終戦記念日:8月15日
6月23日から8月15日は平和が当たり前の今の世の中で、戦争や平和に関して考えることのできる良い機会です。
ニュース速報@news_sokuhou
【ハフィントンポスト】 8月15日「だからこそ」戦争の記事を出してもいいのではないか。ネットメディアの現場から見えること https://t.co/7LbvTDitPj
2019年08月15日 09:00
子供たちが平和な世の中を作っていけるよう、戦争という手段を取らないようにするには、戦争によってどんなことが起こったかを知ることがとても大事だと思います。
大人がそれを伝えていく努力をする必要があると気持ちを新たにした、終戦記念日になりました。
本日もお読みいただきありがとうございました
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