５年目になりました。「いわたくんちのおばあちゃん」の読み聞かせ

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マザーズコーチ、モンテッソーリ教師　大本一枝です。

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今日も1日、子育て、子育てに関わるお仕事、お疲れ様です

先日、息子の小学校の６年生を対象に「戦争と平和の読み聞かせ」として、原爆に関する絵本の読み聞かせを行ってきました。

読んだ本はこちら。

いわたくんちのおばあちゃん [ 天野夏美 ]

1,620円

楽天

この読み聞かせは、今年で５年目になります。

息子の小学校の読み聞かせについては以前、こちらの記事で書かせていただきました。

小学校での様々な読み聞かせ活動の形。

息子の学校では、保護者が自分の子供のクラスで読み聞かせをするのですが、最初は長男が小五の時にクラスで読み聞かせをしたところ、それを聞いていた隣のクラスの担任の先生が、

「今ちょうど平和学習を授業でやっていて、うちのクラスでも読みたいので貸してもらえませんか？」

と声をかけられ、お貸ししたところ、他のクラスでも読んでいただいたことがきっかけでした。

その話を聞いた読み聞かせボランティアの統括をされている方が、自分のお子さんの学年でも読んで欲しいと言われ、その年から毎年６年生に読んでいます。

私は広島出身で、広島の子供達は原爆に関することを学ぶ機会がたくさんあるのですが、他県の子供達は原爆について知る機会がほとんどないので、朝の短い読み聞かせの時間でも知ってもらえるきっかけになればと思って続けています。

戦争はどんな形でも起こしてはならないことですが、原爆などの核兵器は他の兵器とは違った苦しみを人に与えることについては知らない人もたくさんいます。それについては以前こちらでの記事でも書きました。

なぜ原爆は絶対悪と言えるのか

子、孫に二度と被爆者を作らないように。被爆の実相を伝える被爆証言

この「いわたくんちのおばあちゃん」は、戦争が原爆が自分たちの日常をどう奪っていくのかを感じさせてくれる絵本で、戦争を人ごとや遠い昔の関係ないことではなく、自分のこととして考えるきっかけをくれる内容になっています。

同じように、あの戦争があった時代と今が繋がっている、人ごとではないと感じさせてくれる映画が、夏休み中にテレビで放送されます。

映画『この世界の片隅に』放送決定！

総合テレビで、映画『この世界の片隅に』を放送することが決定しました。

広島・呉に嫁いできた主人公すずと、戦時下に暮らす人々のなにげない日常を、丹念にそして温かいタッチで描いた長編アニメーション作品です。２０１６年１１月に劇場公開されてから、２年半以上たった現在でも日本のどこかで劇場上映が続く異例のロングラン作品で、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞や仏・アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門審査員賞など国内外から高い評価を受けています。ぜひこの機会にご覧ください。

＜放送予定＞

映画『この世界の片隅に』
８月３日（土）午後９時００分～午後１１時０６分

もうご覧になった方も多いと思いますが、まだの方はぜひお子さんとご覧になってみてくださいね。

本日もお読みいただきありがとうございました