こんにちは。たくやんです。
前回、自分の気持ちではどうしようもない、
脳内の神経伝達物質のバランスが乱れて、
病気の原因になる ということを綴りました。
それでは、どうすればバランスを正常化できるか
を考えたいと思います。
「ドーパミン」を増やすには
「チロシン」という、タンパク質に含まれる
アミノ酸の一つ。脳を活性化し、ドーパミンや
ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の原料になります。
タケノコ、卵の黄身、大豆、、チーズ、タラコ、
シラス干し、落花生などに含まれています。
あと、軽い運動も必要と云われています。
「ノルアドレナリン」を増やすには
ドーパミンを増やす物質でもある「チロシン」と
「フェルアラミン」というアミノ酸が原料と云われています。
高タンパクな食材に多く含まれています。
鶏肉、魚介類、大豆、乳製品など。
良く耳にする「トリプトファン」と一緒に摂取すると
吸収が良くなると云われています。
あと、寝過ぎたり、活動性を低下させないように、
規則正しい生活が必要の様です。
「セロトニン」を増やすには
「トリプトファン」というアミノ酸が原料です。
とり肉、魚介類、卵、豆腐、納豆、牛乳、乳製品、ツナ、
落花生、アーモンド、バナナなどに含まれています。
セロトニンを作るにはビタミンB6が必要になります。
ビタミンB6は「とうがらし」などの香辛料、にんにく、
赤身の魚(まぐろ、かつお)、肉類、レバー、ピスタチオ
などに含まれています。
あと、日光浴、一定にリズムに従って筋肉を緊張・弛緩を繰
り返す「リズム運動」が良いそうです。
具体的には、ウォーキング、サイクリング、ダンス、足踏み、
などの軽い運動を5分以上行うと効果的。
他にも、心(精神)に作用する神経伝達物質の中に
「ギャバ(GABA」 「 アセチルコリン」
「 β-エンドルフィン(ベータエンドルフィン)」
があります。
簡単に
「ギャバ(GABA」
興奮した神経を落ち着かせる働きがあります。
ドーパミンなど興奮系の神経伝達物質の過剰
分泌を抑え、リラックス状態をもたらす働きがあります。
「抗ストレス作用」があり「リラックス」効果もあります。
癒しの神経伝達物質と言えます。
「ギャバ」を多く含んでいるものは、発芽玄米です。
他には、野菜では、トマト、なす、アスパラガス、かぼちゃ、
きゅうり など
メロン、みかんなどの果物、
漬物、キムチなどの一部の発酵食品にも、ギャバが多く
含まれています。
チョコレートなど、ギャバを添加した食品も開発されて
います。
他に「ベンゾジアゼピン系」の抗不安薬なども
この「ギャバ」に働きかけています。
「アセチルコリン」
血管拡張、心拍数低下、消化機能亢進、発汗などを
促す作用があり、また、学習、記憶、睡眠、目覚め
などに深く関係しています。パーキンソン病では脳内の
ドーパミンが不足していて、脳内の神経伝達物質の
バランスが崩れ、相対的にアセチルコリンの活性が
強くなって運動機能の障害が起こる。逆に、
アセチルコリンの不足は認知障害などの症状を起こす
とされ、実際にアルツハイマー病の人の脳内では
アセチルコリンの不足が確認されています。
食べ物で摂取するのは難しいとされていますが、
大豆や卵に含まれていて、卵においては一緒に
摂取するべき「ビタミン12」も含まれています。
「β-エンドルフィン(ベータエンドルフィン)」
ストレスや刺激など受けると、生産されてます、
鎮痛、鎮静にも働くので、気分の高揚、幸福感などが
得られます。モルヒネの6.5倍鎮痛作用があり、脳内麻薬
とも呼ばれています。
マラソンなどの過酷なスポーツで、苦しい状態を一定時間
以上続ける、そのストレスを軽減するために、脳内で
β-エンドルフィンが分泌され、やがて快感や陶酔感を覚える
「ランナーズ・ハイ」と呼ばれる現象がよく知られています。
性行為の際や、おいしいものを食べたときなどにも分泌される
ことが分かっています。
大量分泌は離人症的な症状をもたらします。
タンパク質である大豆、牛乳 、チーズ 、卵 、肉類 、
魚介などが原料となります。
いろいろ挙げましたが、
必須アミノ酸、ビタミン類など「バランスの良い食事」
ウォーキングなどの軽い運動
規則正しい生活習慣(寝過ぎない)
日光に当たる
笑顔、感謝の気持ちを持つ
など、ごく自然な生活習慣を行うだけで良いそうです。
「うつ病」になると、活動性が低下するので、神経伝達物質
を作ることが出来なくなり「悪循環」が起こっていると
言えそうです。
出来ましたら、自然な食生活の中に取り入れたいものですが、
忙しい人、好き嫌いが多い人は「サプリメント」も多数発売
されていますので、積極的に摂取してみてはいかがでしょうか。
※注意書き
私は医師でもなく心理士でもなくセラピストでもない。
一患者として皆さんと共に考えていきたいと思っています。
このブログは私自身の減薬・断薬を目指しています。
薬物療法以外の治療法や手法を書く予定です。
もし参考にされる場合は、必ず医師や心理士の方に
ご相談の上行って下さい。
続きはまた