こんにちは。たくやんです。




今日は「魚油」について補足です。


脂質には「油」と「脂」の2種類があります。


どういう違いがあるのか?



常温で液体なのが「油」、固体の状態が「脂」です。


これには「融点」が関係しています。


溶けて液体になる温度に違いがあるという事です。



動物性の油脂である「バター」や「ラード」などは、


「不飽和脂肪酸」と呼ばれ、


融点は約35~50℃です。


この「脂」は体内で固まりやすく、肥満など病気の原因


ともいわれています。


一方、「不飽和脂肪酸」の中の「植物性油脂」である


サラダ油、ごま油、オリーブ油、コーン油、大豆油、


菜種油、落花生油、ひまわり油、しそ油等などがあります。


融点は-10℃から15℃です。


リノール酸とオレイン酸を含んでいて、動脈硬化を予防する


働きがあります。



そして、「不飽和脂肪酸」の中の「魚油(DHA)」の


融点は-70~-50℃とされていて、


非常に固体になりにくく、サラサラな性質を持っています。


だから、魚は太陽の光が届かない深海や極寒の海でも


元気に泳ぐことが出来るのです。


魚油は動物性の脂ですが、血中コレステロールを下げる


働きのあるIPA(イコサペンタエン酸)や


DHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含有していて、


体に良いといわれています。血液をサラサラにしてくれる


働きがあり、生活習慣病の予防してくれます。


以前の記事に綴りましたが、最近の研究で、


「怖い記憶を緩和」したり 「不安」にも効果がある


というのが分かってきました。


PTSD、PD、うつを患っている方にとって「朗報」です。



毎日、沢山の「青魚(DHA)」を摂取するのは困難ですし、


魚が嫌いな方もいらっしゃると思います。


毎日、欠かさず補いたい方は、


「サプリメント」で摂取してみてはいかがでしょうか。






※注意書き
【いくら身体に良いといっても、摂り過ぎにご注意】
私は医師でもなく心理士でもなくセラピストでもない。
一患者として皆さんと共に考えていきたいと思っています。
このブログは私自身の減薬・断薬を目指しています。
薬物療法以外の治療法や手法を書く予定です。
もし参考にされる場合は、必ず医師や心理士の方に
ご相談の上行って下さい。






続きはまた