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Tascal PCサポート情報

自分のサポート情報の覚え書きならびに、
主にタスカルお客様に向けての、
サポートトラブルや、
PC関連サポート案内です。

最近Windows10のメールアプリを使う方も増え、一番多いトラブル問い合わせがこれです。

 

Gmailなど他のメールはOKなのに、Yahooメールだけ

 

アカウントの設定が最新ではありません。

 

とでて、同期してくれないのです。

 

 

これ、普通に設定すると必ずこうなるのですからタチが悪いです。

つまり、全員こうなるわけです。

 

その前にまず留意点は、YahooメールはPCでのIMAPをサポートしていません。

なので、こうなるのはYahooもマイクロソフトも知っていてこうなのでしょうね。

 

普通の設定・・・・

 

ギアマーク(設定) → アカウントの管理 → +アカウントの追加 → その他のアカウント

 

 

にて、Yahooのメールアドレスと名前、パスワードを入力し、サインインします。

 

※実はAnnyversaryUpdate前のWindows10メールアプリには、その他を選ばなくてもここにYahooがありました。

 つまり、Yahooの自動メールアカウント設定の選択肢は消された訳なのです。

 

 

 

アカウントとパスワードが間違っていなければ無事サインイン!!

これだけでYahooメールのセットアップは完了します。

 

この時点では全くエラーが出ません。

 

ところが最初の画面になり、メール同期がされないのです。

 

この方法でセットアップすると、Windows10メールソフトはIMAPで設定をします。

Yahooがサポートしていない設定方法なのですね。

 

 正しい設定手順は「詳細設定」(上の緑の所)をクリックします。

 

そして、 インターネットメール をクリック。

 

 

インターネットメールアカウントにYahooの指示した設定を入力します。

 

 

下は私の設定です。

アカウント名・メールアドレス以外はおそらく下の設定で問題ないかと思います。

 

POP・IMAPどちらに設定しても構いません。

POP・IMAPの違いは過去の私のブログ記事にて。

 

・Windows10メールアプリをPOPで使うときは注意が必要、っていうかメインアプリでは使えない

http://ameblo.jp/pctascal/entry-12134373040.html

 

個人的にはYahooはサポートしていないとはいえ、IMAPでの設定をお奨めします。

 

 

 

 入力後サインインで同期してくれます。

 

でも・・・・これだとめんどいし、どうやって設定して良いかわからない・・・・

と言う方も多いと思います。

 

そういう方は以下の方法にて設定してください。

 

一番上の普通の設定、

ギアマーク(設定) → アカウントの管理 → +アカウントの追加 → その他のアカウント

でサインインして自動設定を行い、

“アカウントがの設定が最新ではありません。”の画面が出てエラーになるのを待ちます。

※エラーが出ないと以下の設定ができません。

 

エラーが出たら、

 

ギアマーク(設定) → アカウントの管理 にて、エラーになったYahooアカウントをクリックし、

設定の変更 を選択、 コンテンツを同期するためのオプションです をクリックします。

 

 

同期設定 にて、 受信および送信メールサーバーの情報 クリックします。

 

 

同期オプション にて、 受信メールサーバーと送信(SMTP)メールサーバーの部分で

 

.com になっているところを .co.jp に変更します。

 

 

なんてことは無い、つまりはWindows10のメールソフトが .com の米国Yahoo設定をしていたのですね。

 

co.jp 日本Yahooのメールアドレスをちゃんと認識すればそれで終わりなのですが・・・マイクロソフトさん!!!!!

 

変更後、完了をクリック。

 

 

アカウント設定が変更されたので、再度 同期アイコンをクリックすると、パスワードが要求されますので入力し、アカウント設定更新して 保存 。

 

 

無事Yahooメールが同期されるようになりました。

 

 

100%はまるトラブルです。

 

マイクロソフトさん!早く直しましょうよ。

このメールアプリを推進しているならさぁ!!!!

 

Appleは、WWDC2017でモバイル用の次期OS「iOS11」を発表しました。

 

・AppleWWDC発表内容日本語ページ

https://www.apple.com/jp/apple-events/june-2017/

 

SiriやApplemusicの強化や車運転時動作しない「おやすみモード」など、

ApplePayに力を入れていたiOS10に対して、マルチメディアと歩き&運転中スマホ対策に乗り出した感じですね。

 

対応端末は下の通り。

iPhoneでは5と5cが除外されました。5sはiOS11対応です。

 

 

さてそのなかで、結構重要な発表として、32ビットApp(アプリ)が動作しなくなるという発表がありました。

 

32ビットアプリ・・・・ようは古い(と言っても2015年以前ですが)アプリの中には32ビットで動くアプリがありました。

 

アプリのバージョンアップも無く、それでいて今も使用しているかたも多いと思います。

 

32ビットアプリは起動しようとするとまず下のような注意が現れてから起動します。

 

 

ようは、iOS11にすると、今までは注意書きだけで動作していたこれらのアプリが根本的にバッサリ動かなくなると言うことです。

 

まあ、仕方ないと言えば仕方ないのですが、もしそのソフトベンダーが64ビット版を出さないと、

その32ビットアプリがどうしても必要な場合、iOS11にはアップデートしない方が良い。となります。

 

まだ先(と言ってもたった4ヶ月先)ですが、どうしても必要なアプリが32ビットでしたら今度のiOS11、しいては新製品のiPhone・iPadでは使えないと覚悟いただいた方が良いですね。

 

ちなみにお使いのiOS内に入っているアプリが32ビットかどうかは

 

設定 → 一般 → 情報 → App

 

にて確認することができます。

App互換性の所に現れているアプリがiOS11では動かないアプリです。

 

私ですと5つのアプリがiOS11未対応と言うことですね。

 

 

これらがiOS11リリースまでにバージョンアップしてこのリストから消えればOKですが、

バージョンアップしないと、iOS11にあげたらこの5アプリとはさようなら・・・と、そういう事なのです。

 

無料ならまだしも、有料で使っているアプリ等やどうしても必要なアプリでしたら・・・ちょっと考えないといけませんね。これは。

 

先週金曜日、下のようなメールが私に届きました。

 

ご利用の AppleID のパスワードリセットの手順をお知らせします

 

 

これは、AppleIDのパスワードが通らず、パスワードをリセットしようとすると

確認のために来るメールです。

 

皆様も、もしAppleIDのパスワードを忘れましたら、下記URLよりパスワードリセットをお試しください。

同じメールが届くはずです。

 

・AppleID サインイン出来ませんか?

 http://iforgot.apple.com

 

 

実はこのメールアドレスで使っているAppleIDはお客様説明用で5年以上前に作り、

そのまま放置しているものでクレジットカード番号も今使っていない期限切れのものが入っています。

私の事務所の住所が入っているのと私の名前も入っているので個人情報は漏れるのですが、

とりあえずこの時点ではひとまず放置していました。

 

そうしましたら昨日また、同じメールが届きました。

どうも犯人は何度もアタックしている模様ですので、昨日念のため上記リンクにてパスワードを変更致しました。

 

 最近はこの手のメールが届いても、皆様のAppleIDや個人情報を盗もうとする「なりすまし迷惑メール」である可能性もありますので、すぐ信用なさるのは危険です。

 

・送り主のメールアドレスが正しい

・ちゃんと登録した自分の名前が本文内に記載されている

・リンクがある場合、そのリンク先がちゃんと運営している会社のドメインである

 

など、確認頂いてこれが「詐欺なりすまし迷惑メール」ではないと確認してからリンク先をクリックして手続きなさってください。

 

 

 ちなみにこのメールが届いた時点では自分のアカウントのパスワードは犯人に漏れていません

ですので、慌ててパスワ-ドを変えようとして逆に犯人の術中にはまらないようご注意ください。

 

 パスワードが変更されるとAppleから下のようなメールが届きます。

これでパスワード変更完了です。

 

 

パスワードを変更しなくてもAppleID内の情報を変更した場合、下記のメールが届きます。

 

 

 

 ですが、パスワードなどを変更していないのにこのようなメールが届いた際はご注意ください

既にアカウントが乗っ取られてしまっている可能性がありますので、大至急対応してください。

(再度パスワードをリセットするなど)。

 

最近は2段階認証も導入されていますので、デバイス登録がされているAppleID内の情報を変えようとすると

iPhoneやMacなど登録しているデバイスに確認の認証用のパスワードが届きます。

 

 みなさまももしよろしければ一度パスワードをリセット→変更なさってみてください。

パスワード変更やアカウント内の情報を変えようとするとどういう流れで手続きが進むかおわかりいただけます。

 

AppleIDだけでなく、Googleアカウントやマイクロソフトアカウントのメインアカウントから、

LINE、FacebookなどのSNSアカウントまで。

簡単に変えられてしまうものから2段階認証などでめんどいものまでいろいろとありますので。

 

犯人がどうやって自分のアカウントを狙っているのか、知っておくのも良いと思います。