Appleは、WWDC2017でモバイル用の次期OS「iOS11」を発表しました。
・AppleWWDC発表内容日本語ページ
https://www.apple.com/jp/apple-events/june-2017/
SiriやApplemusicの強化や車運転時動作しない「おやすみモード」など、
ApplePayに力を入れていたiOS10に対して、マルチメディアと歩き&運転中スマホ対策に乗り出した感じですね。
対応端末は下の通り。
iPhoneでは5と5cが除外されました。5sはiOS11対応です。
さてそのなかで、結構重要な発表として、32ビットApp(アプリ)が動作しなくなるという発表がありました。
32ビットアプリ・・・・ようは古い(と言っても2015年以前ですが)アプリの中には32ビットで動くアプリがありました。
アプリのバージョンアップも無く、それでいて今も使用しているかたも多いと思います。
32ビットアプリは起動しようとするとまず下のような注意が現れてから起動します。
ようは、iOS11にすると、今までは注意書きだけで動作していたこれらのアプリが根本的にバッサリ動かなくなると言うことです。
まあ、仕方ないと言えば仕方ないのですが、もしそのソフトベンダーが64ビット版を出さないと、
その32ビットアプリがどうしても必要な場合、iOS11にはアップデートしない方が良い。となります。
まだ先(と言ってもたった4ヶ月先)ですが、どうしても必要なアプリが32ビットでしたら今度のiOS11、しいては新製品のiPhone・iPadでは使えないと覚悟いただいた方が良いですね。
ちなみにお使いのiOS内に入っているアプリが32ビットかどうかは
設定 → 一般 → 情報 → App
にて確認することができます。
App互換性の所に現れているアプリがiOS11では動かないアプリです。
私ですと5つのアプリがiOS11未対応と言うことですね。
これらがiOS11リリースまでにバージョンアップしてこのリストから消えればOKですが、
バージョンアップしないと、iOS11にあげたらこの5アプリとはさようなら・・・と、そういう事なのです。
無料ならまだしも、有料で使っているアプリ等やどうしても必要なアプリでしたら・・・ちょっと考えないといけませんね。これは。