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Tascal PCサポート情報

自分のサポート情報の覚え書きならびに、
主にタスカルお客様に向けての、
サポートトラブルや、
PC関連サポート案内です。

CNETやITmedia、その他記事にて報じられました。

 

・Mac/PC版「Googleドライブ」、2018年3月に完全終了へ(CNET)

https://japan.cnet.com/article/35107011/

 

・Mac/Windows向け「Googleドライブ」アプリ、12月11日にサポート終了へ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1709/08/news055.html

 

 

いまGoolgeDriveアプリをパソコン(Windows・Macとも)でお使いの場合、ほとんどの方がGoogleDriveアプリを使用していると思います。

 

 

上のこのアイコンですね。

 

このアイコンが有ると、GoolgleDriveフォルダーがパソコンの中に作られ、クラウド上のGoogleDriveをファイルの同期を行います。

 

GoogleDriveフォルダーはデフォルトで設定するとユーザー→“自分のユーザー名”フォルダーの中に有ります。

 

 

これが、12月11日でサポート終了し、来年3月12日で完全終了となるわけです。

ということで、今GoogleDriveをパソコンでお使いの方は期限までにアプリの変更をなさってください。

 

 余談ですが、最近はGoogleだけで無く、仕様変更があった場合バージョンアップでは無く、根本的にアプリを変えてしまうメーカーが増えました。

 

以前他のお客様から

オムロンの活動計を使っているけど、なんかソフトが変わるからソフトを入れ換えろと言われて・・・・

というヘルプを頂きました。

 

実はこれにより、一部のデーターが移行できず、そのまま消滅と言うことになりました。

今回のGoogleDriveアプリからバックアップと同期アプリに移行すると、デフォルトでは問題ありませんが、

設定でNASなどに同期フォルダーを作って見える方はそれができなくなります。(ローカルドライブのみ)。

 

できなくなることに対する言い訳でアプリ変更をするのか、それとも何かメーカーには理由があるのか。

よくわかりませんが、パソコンのアプリのバージョンアップの考え方が変わってきているのは事実ですね。

 

閑話休題、それではアプリを「GoogleDrive」から「バックアップと同期」に変更いたしましょう。

今現在使用中のGoogleDriveアプリをアンインストールする必要はございません。

 

下記URLをクリックし、アプリのダウンロードを行います。

 

https://www.google.com/intl/ja_ALL/drive/download/

 

 

下の画面が出たらそのまま「実行」をクリックします。

(Windows10のEdgeで行っていますが、InternetExplorerでも同じです)

 

 

アクセス許可(画面が暗くなる)をOKにすると、インストールが始まります。

この時点で今使っているGoogleDriveアプリは自動的にアンインストールされます。

 

インストールが完了すると下の画面になりますので、今まで通り同じ設定で問題なければ「OK」をクリックしてアプリ変更が完了となります。

 

 

タスクバーのアイコンが変わりました。

 

 

ちなみに同期しているGoogleDriveフォルダーはデフォルトの場合、今までと同じ場所です。

フォルダー名も合わせて変更はありません。

 

 

また、ご自分でGoogleDriveフォルダーの場所変更したい場合や、

新しい機能であるドキュメントフォルダーなどのバックアップ等にも使用したい場合は、上記の「設定」で設定することができます。

 

 

ですが・・・わたしのをご覧頂いてもおわかりかと思いますが、無料でGoogleDriveを使用している場合、15GBの容量です。

バックアップに使える容量では有りませんね。

 

バックアップにGoogleDriveを使用なさる場合は、有料プランに加入することをお勧めします。

 

 以上、GoogleDriveをお使いの方は来年3月12日迄に行う必要がありますので、ご注意ください。

お客様からLINEが飛んできました。

 

こんなメールが届きました。Niftyからでしょうか?

 

 

 

------------------------------------------------------------------------

あなたはあなたの電子メールクォータの85%を使い切ってしまいました。

20 KBを超える電子メールは拒否されます。


受信メッセージを受信するには、メールボックスをクリアすることをお勧めします。
あなたの帯域幅を最大にする

ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

 

セキュリティプロトコル


セカンドメールPROにログインします

------------------------------------------------------------------------

 

このお客様は仕事で使っているメールプロバイダに@Niftyを使用しています。

添付ファイル付きのメールが届かなくなっては大変!と問い合わせを頂きました。

 

送り主のメールアドレスは *****_******_nf@nifty.com

送り主も@Niftyのアドレスでした。

 

メールクォータというのは、メールサーバーの事です。

文章内容は、ユーザーのメールサーバーにたまっているメールが85%を超えたので限界に近い。だから20KBを超えるメールは受信できないから、下の「セカンドメールPROにログインします」からログインしてメールクォータを開けろって言う内容です。

 

言わずもがな、これは迷惑詐欺メールです。

おそらく「セカンドメールPRO」のリンクからログインするとなりすましによる偽装サイトに飛ばされて、

そこに個人情報を入力してしまうと、そのまま個人情報を取られ、最悪アカウントの乗っ取りなどの被害に遭うというヤツですね。

 

私も@Niftyを使用していて、仕事柄問い合わせすることもありますが、サポ-トからのメールアドレスで個人名と言うことは@Niftyではありません。

@Niftyだけでなく他のプロバイダでもまずありませんね。

 

ということで、お客様には「99%詐欺迷惑メールだと思いますので、そのまま消してください」と回答しました。

 

念のため、@Niftyにユーザーのメールクォータが満タン近くになると警告メールすることがあるのか?と確認したところ、

 

 

と、回答を頂きました。

 

やはり迷惑詐欺メールでした。

 

最近の私の電話サーポートの8割はこの手のスパムメールが本物かどうかの判定です。

 

それほど今はこの手のメールが多いです。

 

ほとんどが迷惑詐欺メールですが、前回のブログ記事のようにたまに本物があります。

 

本物の場合、対処した方が良いことが多いので、このあたりが難しいところですね。

 

すこしでも「?」と思ったメールが届いた場合、できればプロや詳しい方に相談する必要も有るかと思います。

 

焦って回答したら個人情報盗まれてアカウント乗っ取られた・・・ということは今普通に起きているのです。

 

ご注意ください。

お客様よりご相談

 

Appleから電話サポートのアンケートメールが届いたんだけど、私問い合わせしていないのです。

迷惑メールなのか詐欺なのか?それとも個人情報が漏れているのか気持ち悪いのでみてほしい。

 

とご相談が有り、お伺いしました。

 

メールを見ると、

 

 

Apple はお客様のご意見を尊重しています。

先日は AppleCare 電話サポートにお問い合わせいただきありがとうございました。
ご利用いただいた弊社サポートについて、ご意見・ご感想をお聞かせいただければ幸いです。
お問い合わせ番号: *************
アンケートに回答する

ご意見・ご感想をお聞かせくださりありがとうございました。

Apple サポート

 

 

 差出人のメールアドレスも、”アンケートの回答する”のURLも、お客様のAppleID(届いたメールアドレス)もすべて合ってました。

 

なので、迷惑メールではなさそうです。なりすましの詐欺メールの可能性も限りなく低いと感じました。

 

最近は相変わらずAppleをかたるフィッシング詐欺迷惑メールも後を絶ちませんので、

このお客様のおっしゃるとおり、本物かどうかの見極めもしないといけません。

 

・Appleをかたるフィッシングメール出回る、サブスクリプション購入キャンセルのリンクから偽サイトへ誘導

 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1078219.html?utm_source=facebook.com&utm_medium=referral

 

 

私の見る感じでは、どう考えてもこれはAppleから届いた正しいメールと思いました。

 

ですが、どうして届いたのか、さすがにわからなかったので、Appleサポートセンターに問い合わせました。

問い合わせ番号も記載されていたので、スムーズに問い合わせることができました。

 

 

・Appleサポート問い合わせ先

https://support.apple.com/ja-jp/HT201232

 

●日本

国内からかける場合:
0120-27753-5
海外からかける場合:
(81) 3-6365-4705

  ※2017年9月1日現在の情報の引用です。

 

 

 サポ-トに聞いたところ、このお客様が以前Macを買い換えた際、下取り(買取り)に出した今まで使っていたMacを「今」使っているユーザーがどうやら電話をして問い合わせたらしいということ。

 

そのアンケートが、パソコンの情報からこのお客様のAppleIDと紐ついていて、自動配信のアンケートがお客様のメールアドレスに届いた・・・というのが今回の顛末でした。

 

ですがこのお客様、使っていたMacをAppleにユーザー登録した記憶が無いと言うこと。

ただ、Macを最初セットアップする際にAppleIDをMacに登録したのは事実とのこと。

つまり、そこでそのMacにAppleIDが紐付き、その情報がAppleに自動送信していたのでしょうね。

 

勝手に・・・・ですが、おそらく規約には書いてあると思うので勝手にでは無いのですね・・・・多分。

 

買取りに出したとき、このお客様は個人情報をすべて消し、再セットアップして出したと言う事。

Appleケアサポートによると、それならば今使っているユーザーが以前使っていた私のお客様の情報を知ることは無いと言うこと。

 

Appleサポートの方で、そのMacとお客様のAppleIDの紐付けを解除していただき、電話を切りました。

 

 

 私が個人的に思うに、こういう事態はおそらくMacOSだけじゃ無いと思います。

Windows10、Android、iOSは今コピー対策やビッグデーター作成などを理由にハードウェア情報と個人のIDを紐付けして、情報を送って自社サーバーに保存しています。

 

今後こういうことが増えるのでしょうね。

 

極論、下取りに出したパソコンやスマートフォンを悪事に使われた場合、警察等から問い合わせがある・・・こともあり得るって言うことです。

 

メーカーは「ハードウェア情報を送信するとき個人情報は取っていない」といっていますが、

どこまでが個人情報で、どこからが必要なハードウェア情報との紐付けか・・・

 

自分に非が無ければ問題ありませんが、悪いことはできない時代ですよ~。