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Tascal PCサポート情報

自分のサポート情報の覚え書きならびに、
主にタスカルお客様に向けての、
サポートトラブルや、
PC関連サポート案内です。

お客様からLINEで一枚の写真が飛んできました。

 

 

電話して聞いてみると、

 

EXCELのフォームがメールで来て、入力して返信したいのだけど、☑ってどうやってうったら良いの?

 

ということでした。

 

 

まず、このフォーム作った人がダメですよね(^^ゞ。

普通にこれ打てないですよ~。

プリントアウトして手入力し、FAXやスキャンして返信ならまあわかりますが、

EXCEL形式で送られてこの欄チェック入れてメールの添付ファイルで返信できる人なんてそうそういませんよ。

 

□自動FAX □CSV □送り状発行サポート(佐川急便) □送り状発行サポート(ゆうぱっく)

 

となっていますので、 該当のところの□を削除して、 そこに"きごう”と入力し「変換」を押しますと、記号が出てきます。

(※以降、 Windows10 の Microsoft IME で案内しています)

この記号を選択、もしくは「TAB」キーを押して記号一覧を出し、目的の記号を探してENTERにて確定です。

 

□自動FAX □CSV ■送り状発行サポート(佐川急便) □送り状発行サポート(ゆうぱっく)

 

これで入力完了です。

 

 

■ではなく、☑を入れたい場合、残念ながら"きごう”では出てきません。

 

"ちぇっく”と入力して変換を押しますと☑が出てきます。

ただし注意にも書いてあるとおり環境依存文字 (Unicode) なので、メモ帳などのテキスト文章や一部メールソフトなど (Ansi保存やシフトJIS) では表示や保存できないことがあるのでご注意ください。

 

□自動FAX □CSV ☑送り状発行サポート(佐川急便) □送り状発行サポート(ゆうぱっく)

 

Excelでは表示されますので、この方がお客様の要望通りなのかもしれませんね。

 

 

さて、この記号をよく使う場合、そのたびに "きごう” とうって探すのは面倒です。

ということで、これを単語登録してしまいましょう。

 

タスクバーのIME欄を右クリック → 単語の登録 を選択します。

 

 

ここで、登録したい記号をみなさまの都合の良いなまえにして登録します。

私は■を"くろしかく”と登録します。

 

 

これで、"くろしかく”と入力して変換すると一発で■が出るようになりました。

 

単語登録欄にも書いてあるとおり、住所やメールアドレスなど、よく使うものは短縮よみにて単語登録すると文字入力時便利ですよ。

 

 

今回はちょっと衝撃的でした。

 

お客様からパソコンが起動しなくなったとヘルプ。

お伺いしてみると、確かに起動しなくなっていてエラーのまま無限ループになってしまっていました。

 

このパソコンは東芝のWindows8だったパソコンを例の無料アップグレードでWindows10にしたものでした。

 

HDDに不良セクタがあったので、おそらくWindows10システムファイルの一部が不良セクタで欠損したのでしょう。

 

なにをやってもダメでしたので、お客様に初期状態になるリカバリーからの再セットアップをご提案、ご了承頂きました。

 

幸いHDDのイメージもとれ、リカバリー領域も生きていましたので、HDDを交換し、イメージにて復旧。

 

再セットアップ後各種アップデートをしてWidnows10へアップグレード、お客様のデーターを抜き出して作業完了・・・のつもりでした。

 

と言う事でリカバリー開始。起動メニューからHDDリカバリーを選び

 

 

PCを初期状態に戻すで再セットアップです

 

 

・・・・が出てきた画面はなんとWindows10の、しかもクリーンインストールでした。

 

デスクトップには下のようなHTMLが。

 

 

つまり、Windows10にアップグレードした時点で、リカバリー領域のデーターは全てWindows10クリーンインストールに書き換わっていたわけです。

 

これの問題点は、東芝の最初から入っていた、プレインストールアプリが全て消滅していることです。

 

上記には無いですが、筆ぐるめとかウイルス対策ソフトとか・・・全て無いですね。

 

つまり、買った当時のWindows8に戻すことは、Windows10にあげてしまったら当時にリカバリーメディアを作っておかないとできない・・・と言う訳なのです。

 

これは東芝だけなのか、それとも他のメーカーも全部そうなのか・・・・わかりませんが、

おそらくサードパーティーのイメージバックアップソフトでリカバリーをしない、

OS標準のリカバリーを使っているWindows8パソコンは全部そうでは無いかと推測されます。

 

パソコンに標準で添付されていたアプリをお使いの場合、パソコン壊れるとアプリを買わないといけなくなります。

 

このお客様も年賀状で使って見えるので筆ぐるめを買って頂きました。

 

アプリも有る状態でWindows10なら楽ですが、これはちょっと・・・・・と首をかしげる「初期状態に戻す」でした。

 

Windows8から無料アップグレードでWindows10にされたかたは、今の環境をできればイメージバックアップしておくことをお奨めします。

初期状態=Windows10のみのクリーンインストールですよ~。

お客様から

 

Facebookが乗っ取られ、パスワードを変更しようとしたら身分証明書の提出が必要と出てきましたが、これ信用して良いですか?

 

と問い合わせがありました。

 

 

詳しく聞いてみると、このお客様はFacebookを長らく使っていなかったのですが、突然「パスワードが変更されました」とFacebookからメールが来て、その後友人から

Facebook乗っ取られてるよー

と連絡があったそうです。

 

当然ながら、もうご自分のIDとパスワードではログイン出来なくなっていました。

 

Facebookだけでなく、この手の被害に遭いましたら、速攻でパスワードを変更してください。

 

そうしませんとこの方のように相手にパスワードを変更されてしまい、ログイン出来ないという事態に陥ります。

 

また、同じID(メールアドレス)・パスワードを使用しているアカウントも速攻で変更する必要があります

 

何故か?

 

当然ながら犯人は同じIDとパスワードでLINE・instaglamなどのSNSから、アップルID・マイクロソフトアカウント・Googleアカウントなどのクラウド、そしてamazon・楽天などのECサイトへと、片っ端からログインを試みます。

 

これをリスト形アカウントハッキングと呼びます。

 

入られたら最後、LINE等の乗っ取り、icloud等の写真・個人情報流出、amazon等で勝手に品物を購入されてしまう・・・などの被害に遭ってしまう可能性が非常に高いです。

 

ご注意ください。

 

と言う事で閑話休題、アカウントを乗っ取られてしまったお客様にはパスワードリセットを試みて頂きます。

 

Facebookのログイン画面からアカウントの特定ページに飛びます。

 

 

2段階認証の設定を行って頂いている場合、ここで認証画面が現れます。

 

 

ですが、この方のように設定していない場合や、すでに友だちの通報などでアカウントが凍結されている場合、表題のように身分証明書の提出が求められます。

 

 

下のFacebookヘルプページに記載されていますとおり、

・本人の名前

・生年月日

・写真

が記載されている身分証明書が必要になります。

逆にそれ以外の情報は不要ですので、住所や電話番号などの情報は消しても良いそうです。

上を満たした身分証明書が用意できない場合、リンク先のグループ2にある書類を二つ以上送る必要が出てきます。

 

・Facebookではどのような本人確認書類を使用できますか。

https://www.facebook.com/help/159096464162185

 

既にアカウントを第3者に乗っ取られているのですから、本人確認と言う事で必要なのですね。

なので、

本名条件のFacebookアカウントを名前や生年月日など、嘘をついて作成した場合、

それが乗っ取られるとこの時点でアウトになります。

 

本当に必要なFacebookアカウントを嘘ついて作成はしないようになさってください。

 

また、個人情報が変更になった場合、速やかにFacebook等のアカウント情報も更新頂きますようお願いいたします。

 

乗っ取られたとき復旧ができなくなります。

したにFacebookのヘルプを載せておきます。

 

 

Facebookにて書類が受理されるとここで晴れてパスワードリセットがかかり、再設定のメールが届きます。

 

お客様も無事Facebookアカウントを取り返すことができました。

 

注意点は、ご自分がパスワードリセットなどのアクションをしていないのにメールなどで身分証明書の提出を促された場合は、詐欺や迷惑メール・もしくはハッキングの可能性がありますので、決して送らないことです。

 

まあ、いきなりメールで「身分証明書を提出してください」といわれて「はいどーぞ」とはさすがに無いと思いますので、だまされることは無いと思うのですが・・・・

それでもだまされてしまうのがこの手の詐欺の怖いところなのですね。